エスティ ローダーが「EEクリーム」発表!A~Dも総おさらい
1本でメイク下地や日焼け止め、美容液、ファンデーションとしても使えるBBクリームが、爆発的なヒットを飛ばし、定番コスメのひとつになってからまだ数年。
BBからCC、DDと進化を続けてたこの多機能化粧品ですが、ついに、エスティ ローダーからEEクリームが出ると世界で話題になっています。
その進化についていけない!というあなたのために、進化の過程を徹底検証。さらに最新のEEクリームは、一体どんなところが優れているのか、いち早くご紹介します。
■BBクリームのおさらい
まず、BBクリームの特徴から簡単におさらいをしておきますが、”BBはBlemish=傷、欠点”と”Balm=癒すもの”の略で、お肌の傷跡やクマなどをしっかりカバーしながら、肌を整えるクリームとして生まれました。
従来なら洗顔後に化粧水、美容液、日焼け止め、メイク下地、ファンデーションというステップを踏むべきところを、これ1本で済ませられるという時短効果が魅力的です。
■CCクリームとDDクリームの違いは?
では、BBクリームの後に誕生したCCクリーム、DDクリームはどんな違いがあるでしょうか?
『美レンジャー』の過去記事、「BBクリームの次は”CCクリーム&DDクリーム”が大ブーム!?」でもご紹介した通り、Color Controlの略であるCCクリームは、お肌の色をコントロールしてくれるため下地効果が高く、お肌をより自然な輝きに見せてくれます。
一方DDクリームは、Daily Defense(日常から守る)といった意味で使われ、保湿力と日焼け止め効果がパワーアップしています。
■最新のEEクリームは?
シャネルがCCクリーム、DDクリームはアメリカのブランドが手掛け、さまざまな世界のコスメブランドがこぞって参戦してきている、この‟●●クリーム戦争”。ついにエスティ ローダーがEEクリームを発表、イギリスでこの秋に発売になると報じられています。
詳しい特徴はまだ明らかになっていませんが、滑らかなテクスチャーのEEクリームは、Even Effect(さらに効果的に)の言葉から来ているものとみられ、カラーコントロールで肌を均一に見せる効果があると期待されています。
一方他ブランドでExtra exfoliating(新しい皮膚へ)という意味でのEEクリームが発表されており、この“●●クリーム戦争”は単なる語呂合わせのブームでは片付けられません。
イギリスのメディアでも「このアルファベットのクリームは、ブームが終わらない限り、ZZクリームまで続くのではないか」と表現。どこまでも進化を求めるコスメブランドと、それを追い求める女性たちの欲望は果てないことでしょう。
初出:美レンジャー ライター:佐藤まきこ
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。