細胞を元気にすることで、美肌骨格を目指す! SENSAI「小石丸シルクインフィニット」 【加藤智一さん連載Vol.21】
いま美容業界で、注目の美容成分をピックアップ! 友だちとの美容トークでも「この成分、知ってる?」と思わず話したくなる話題の成分をご紹介します。 今回はカネボウ化粧品のラグジュアリースキンケア、SENSAIのスター成分「小石丸シルクインフィニット」をピックアップ。皮膚全体を包括的にケアすることで、肌力を高めていく最新サイエンスです。
細胞の周辺環境だけではなく、そのものもいきいきと! 「小石丸シルクインフィニット」
加藤智一(以下、加藤) 今回はカネボウ化粧品のラグジュアリースキンケア、SENSAIのスター成分「小石丸シルクインフィニット」をご紹介します。こちらは「小石丸シルクエキス」を応用し、最先端技術を搭載した複合成分なんですよね。
村瀬大樹さん(以下、村瀬)はい、ヒアルロン酸の産生能力がある「小石丸シルクエキス」をベースに、皮膚全体を包括的に働きかけられるようになったのが「小石丸シルクインフィニット」です。
加藤 具体的にどの点がパワーアップしてますか?
村瀬 いままでは細胞まわりの環境をサポートすることで、細胞をいかに元気にさせるか、エネルギー代謝を高めるか、という点にフォーカスしていました。しかし、「小石丸シルクインフィニット」では細胞の環境をケアすることに留まらず、細胞そのものも元気にさせていく、というコンセプトのもと成分構成を工夫しています。
加藤 具体的には肌に対して、どのような働きをしますか?
村瀬 「オートファジー」と「SPARC(スパーク)」という2つの技術を採用しています。「オートファジー」は細胞内の浄化やリサイクル、エネルギー補給といった働きがありますが、この機能を下支えすることにより、細胞の中身がスムースに入れ替えられ、美しい角層が整えられるよう努めました。
加えて、「スパーク」では線維芽細胞と呼ばれる真皮の細胞にとって大切なタンパク質で、ヒアルロン酸、コラーゲン、そしてエラスチンの真皮三大成分の産生促進に包括的に働きかけることで、皮膚全体にアプローチしていま す。この2つの技術が加わることで、真皮だけ、バリア機能だけ、といった部分的なケアではなく、上から下まで、包括的に“美肌骨格”を目指せるようになりました。
加藤 なるほど! これまでは“点”のアプローチだったのが、上から下まで横断的なケアを可能にしたということですね。となると、肌効果も単に小じわやしみをケアするだけではなく、肌レベルを底上げすることが期待できますよね?
村瀬 おっしゃる通りです。これら2つの先端技術は小じわやシミにきくといった直接的な有効成分ではありませんが、これまで培ってきたサイエンス研究から生まれており、肌自らのリズムを整えて、美しく生きる力をもたらすようなダイナミックな役割があります。使い続けたくなる肌仕上がりを感じていただけるのでは、と考えています。
また、今回は目もとの狭い範囲だけでなく、眉の下から頬のあたりまで広い範囲を「アイスコープゾーン」と名付け、着目したことが特徴です。成分構成 に加え、マッサージにより、目もとの形状をケアするように工夫しています。
加藤 となると、こちらのアイクリームは年齢というより、目もとの悩みを抱えている方であれば、どの世代のかたでも対象ということ?
村瀬 まさにその通りです。目もとの悩みは世代、性別に関係なく、さまざまな方が抱えています。しかも、開発当時のヒアリングでは「アイケアを使っていたけど、いまいち効果がわからなくてやめてしまった」、「化粧品でのアイケアはあきらめている」といったアイケアに対する望みの薄さも感じました。
加藤 確かに。アイケアの効果が見えにくいから、全顔用の美容液を目もとにも重ね塗りするという人もいますしね。
村瀬 だからこそ、そんな期待値の低さを打破するべく研究を続けてきました。こちらは最新のサイエンスと新しいアプローチを搭載している自信作です。目もとの乾燥じわだけでなく、目もとの深い悩みを抱えている方はもちろん、そのほか美容医療を施しているかたには、美容医療の合間のケアなどにもお使いいただきたいと考えています。
加藤 こちらはプレステージシリーズのアイケアですものね! その看板に見合う効果をぜひ期待したいと思います。
スゴイ成分「小石丸シルクインフィニット」を配合した傑作
SENSAI UTM ジ アイクリーム N ¥42,900 発売中
ブランド最高峰シリーズ、SENSAI UTMシリーズから誕生したアイクリーム。眉から頬までの“アイスコープゾーン”と定義した広範囲をケアする。
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
研究開発部門で20年以上、皮膚科学研究に従事。オートファジーをはじめ最新のサイエンスに広く興味を持ちながら、皮膚科学に基づいた化粧品技術の開発に携わっている。