韓国スキンケア「I’m from(アイムフロム)」の新製品|レッドビーツシリーズに注目!【渡辺佳子さん連載vol.244】
今回は韓国スキンケアの「I’m from(アイムフロム)」が展開する、レッドビーツを使った製品をご紹介したいと思います。「I’m from」は、韓国に伝統的に根づいている植物の利用法をいかした製品作りを目ざしているブランド。昔の医学書や、宮中で取り入れられていた美容・健康法をピックアップし、現代のテクノロジーをかけ合わせて化粧品作りをしています。
レッドビーツのシリーズは韓国の全羅南道(チョルラナムド)ダミャン郡にある黄金(ファングム)村でオーガニック栽培されたビーツを使ったスキンケア。栽培されているオーガニックレッドビーツから、以下の2つのオリジナル原料を開発しています。
(1)レッドビーツ酵素:レッドビーツを自然の風で乾燥させた後、独自の設定によって酵素活性させ熟成したパウダー。
(2)レッドビーツエキス:4℃の低温で100時間を2度繰り返しエキスを抽出したもの(COLD DECOCTION抽出法による)。
アイムフロム リフレッシュ トナーパッド(B)260mL 60枚入り ¥2,860
レッドビーツエキスを20%配合した化粧水パッド。さらにナイアシンアミドやグリチルリチン酸2Kも配合し、肌を整えながらしっかり保湿します。ひたひたにエキスがたっぷり入ったお得なアイテム。
ピンセットでパッドを取り出し、拭き取りまたはパッティング。乾燥が気になるエリアには5〜10分おいてシートマスクとしても使えます。そのまま頰や額にのせるだけでなく、簡単に手で割くことが簡単にできる素材のため、顎先や小鼻周りなど細かい部分へのシートマスク使いも。レーヨンとパルプを3重に重ね合わせた特殊構造のパッドは、エッセンスをたっぷり含むことができ、顔にのせてパックしてもぴたりと密着してはがれづらく便利です。
アイムフロム ピュリファイング フェイスマスク(B)110g ¥3,300
レッドビーツ酵素の特性を活かした洗い流すクリームクレイマスク。微細なブドウ種子パウダー入り。肌にしっとりと水分を与えながら汚れを取り除きます、塗っている間に乾きすぎてパリパリになることがなく、洗い流した後はしっとり。
ふんわりやわらかなクレイは、オリジナルのレッドビーツ酵素をクレイとブレンドし72時間熟成したものです。クレイの吸着とレッドビーツ酵素のかけあわせで皮脂汚れ、毛穴汚れや不要な古い角質なども自然にケア。週1〜2回、洗顔後に肌に塗りひろげ、10〜15分間置いて乾ききらないうちに洗い流します。
アイムフロム エナジー フェイスセラム(B)30mL ¥2,640
レッドビーツエキスを81.5%配合したセラムも発売に。エコサート認証を受けたシュガー由来のスクワランを使うカプセルで保湿成分をデリバリー。ナイアシンアミドやアデノシン、パンテノールも配合。
ファングム村は、全羅南道の北東部、榮山(ヨンサン)江の上流に位置しており、きれいな水と空気、豊かな日差しに恵まれた土地だそう。韓国内で最も温暖な気候のエリアといわれ、絶滅危惧種や天然記念物などが生息する多様性のある自然生態系が守られているとのことで、大自然のなかで育まれた原料を使った製品には期待が高まりますね。レッドビーツは収穫後に根の部分だけを利用し、葉と茎は地中に埋めて肥料として循環させているそうです。
レッドビーツシリーズは動物由来の原料フリー。ベジタリアン協会である「ヴィーガン・ソサエティ(The Vegan Society」、「イブヴィーガン(EVE VEGAN)」の認証を得ています
【サステナビリティへのこだわり】
アイムフロムは、品質のよい素材を最小限の工程で製品化することでCO2排出など環境への負荷を減らす配慮をしています。また、竹製ペーパーを使い、印刷にはベジタブルインクを、ラベルは水で簡単にはがせるタイプに切り替えていてよりリサイクルの分別を簡単にしています。動物実験は行わず、絶滅の危機に瀕している植物由来の原料も処方には使いません。
レッドビーツシリーズは2022年8月24日から日本での発売がスタートしています。
ほかのシリーズについてなど、さらにブランドについての詳しいことは公式HPへどうぞ=> https://imfrom.jp/
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。