スキンケアニュース
2014.8.19

大高博幸の美的.com通信(242) メークが億劫、顔を洗わない日もある私…。 アトランダム Q&A No.38

Q 昨年で仕事を辞めて専業主婦になったのですが、メークするコトが億劫(おっくう)になってしまいました。夫からノーメークを からかわれたりもしていますが、モチベーションが上がりません。スキンケアも同様で、ひどい時は 朝、顔を洗わない日もあるんです。何か良い心の持ちようは ありませんか? (まあくんママ、36歳、乾燥肌・敏感肌、専業主婦)

A 専業主婦になって 時間的には余裕ができたはずなのに、メークもスキンケアも億劫になった…。コレは 御本人が おっしゃるとおり、モチベーションの問題なんですよね。
But、正直に言って 僕は、そんな “時の流れ”が あってもいゝと考えています。人間、ちょっとの間(数ヶ月 or 数年間?)、放っておきたくなるコトも あって当然です。そうしている間に、何か 気づくコト、見えてくるコト、分かるコトが必ずあるので、それまで億劫を続けてみてください。たゞし…、

全く何もしないというのは 絶対にNGです。肌の正常な機能が損なわれて トラブルを抱えやすくなり、いざという時に 立ち直りが 難しくなってしまうからです。せめて 朝は 洗顔代わりに、クレンジングウォーターで 顔を拭くぐらいのコトは 必ず しましょう。さらに 何か1品、保湿力に優れた上質なアイテムを使うコト。それさえしておけば 早期老化を防げるし、前向きに 新鮮な一日のスタートが切れるのです。オススメは…、

フューチャーラボ クイッククレンズスパローション プラス

① フューチャーラボ クイッククレンズスパローション プラス 250ml 税抜¥3,800
メーク落とし だけでなく、朝の洗顔代わりにも最適な逸品です。通信(238)に詳しく紹介したばかりなので チェックしていたゞくとして、コレで顔を拭いた後、そのまゝでいても 一応は肌が潤い続けるので、億劫さんには 特にピッタリです。たゞし、前述のとおり、

肌タイプと年齢を考えると、なめらかさを肌に与え、積極的に保湿・保護してくれるアイテムを 1品はプラスすべき。以下の2品のうちから、毎日 使いたくなりそうなモノを 選んでみては いかゞでしょうか?

 

 

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ラグラス

②-a ラグラス 30ml 税抜¥15,000 (昨年3月より、オンラインショップにて発売中)
5種のセラミドを中心とした充実処方の高機能エイジングケア総合美容液です。
透明なジェルに近いテクスチャーで、貯水能力が抜群に高く、凄いくらいにモチモチとした肌ざわりが得られます。しかも使うごとにセラミド効果が高まり、使用量を徐々に減らしていくコトになる程…。バリア機能も確実に強化されるので、乾燥&敏感肌を健やかな美肌へと導いてくれます。アレルギーを起こしやすい成分は無添加という設計も 乾燥&敏感肌向き。
詳しくは、http://www.luxrous.jp/、または Tel 03-3496-8317へ。

 

reエコロジカル-コムパウンド
シスレー エコロジカル コムパウンド

②-b シスレー エコロジカル コムパウンド 50ml 税抜¥13,500、125ml 税抜¥22,000 (1980年より発売中)
肌機能を理想的な状態に調整してくれる、知る人ぞ知る ロングセラー美容乳液で、派手な宣伝などしていないにも拘わらず、押しも押されもしない 独自のポジションを確立しています。
テクスチャーは みずみずしく、とろけるように なめらか。伸ばすと同時に素早く肌になじみ、明らかにキメが改善される後肌は シスレーならではのモノ。僕の場合、適量を首筋にも伸ばすと、実感として、ネッククリーム類を使った時以上に コンディションが良くなります。
香りは上品な微香性です。
スキンケアに熱心な シスレー・ファンの間では、この後に デイクリーム or ナイトクリームを重ねるのが常識となっているようですが、まあくんママさんの場合は とりあえず、コレ1品でも充分でしょう。
詳しくは、Tel. 03-5771-6217へ。

さらに(段々増えてしまって恐縮ながら)、日中は 安心して外出したり 庭に出たりするために、BBクリーム or ルースパウダーファンデーション(オススメは コスメデコルテの新製品)あたりを常備しておいてください。そのいずれか(or 両方)で 軽いメーク × サンブロックケアをしておけば、必然的に 夜は ①のクレンジングウォーターを使いたくなるので、スキンケア→メーク→スキンケアという 毎朝晩のミニマムなビューティルーティンが生まれます。
ココまでしておけば、また いつか モチベーションが上がった時に、後悔せずにいられますよ。

P.S. もうひとつの「答えにくいかも しれませんが」と おっしゃる、まあくんママさんの “文字”に関する質問…。それについては 改めて、なるべく近いうちに回答するつもりでいます。確かに 答えにくいのですが、僕としては とても嬉しい質問でした。では、また!

 

 

アトランダム Q&A企画にて、 大高さんへの質問も受け付けています。
質問がある方は、ペンネーム、年齢、スキンタイプ、職業を記載のうえ、こちらのメールアドレスへお願いいたします。
試写室便り等の感想や大高さんへのコメントもどうぞ!
info@biteki.com (個別回答はできかねますのでご了承ください。)  

ビューティ エキスパート
大高 博幸
1948年生まれ、美容業界歴47年。24歳の時、日本人として初めて、パリコレでメークを担当。『美的』本誌では創刊以来の連載「今月のおすすめ:大高博幸さんが選ぶベストバイ」を執筆。
■大高博幸の美的.com通信 https://www.biteki.com/article_category/ohtaka/

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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