初夏におすすめのベースメイクは? おしゃれメイクを生み出す人気H&M笹本恭平さんが回答♪
「おしゃれ。なのに毎日でもできそうな、無理してない感」が演出できるメイクアップアーティストの笹本恭平さん、通称・笹兄(ささにい)のメイク。そんな笹兄に、初夏にオススメのベースメイクやモテメイクについてなどの質問をしました!気になる回答は…?
笹兄に質問!
Q.初夏はどんなベースメイクがおすすめですか?
A.薄膜&高カバーのフレッシュなツヤ肌です
今シーズンはなじみカラーを使うことも多いので、程よくカバー力があった方がキレイに映えます。とはいえ素肌と一体化したナチュラルな仕上がりにしたいので、指でのばした後はスポンジで優しくパッティングしてピタッと密着させるのがポイント。ちなみにファンデーションは今季だとSHISEIDOのシンクロスキン ラディアントリフティング ファンデーションが好きでよく使っています。
Q.メイク前のモデルさんのスキンケアは何を心掛けていますか?
A.水分を肌にしっかりと入れ込んであげること
メイクのノリ&もちを良くするためには、丁寧なスキンケアも欠かせません。モデルさんの肌質で変えることもありますが、基本的に化粧水はdプログラムのバランスケアローション MBを重ねづけ。たっぷり水分補給することで肌の透明感も変わってきます。そしてファミュのアイディアルオイルをなじませたら、dプログラムのバランスケア エマルジョンMBを最後につけるのがベースメイク前の定番です。
Q.笹兄が考える、モテメイクとは?
A.“抜け感”と“血色”がいちばん大事!
目元、チーク、リップの全部に気合を入れすぎないこと。どこかにポイントをもってきたら、ほかは引き算して少しリラックス感を残すのがいいと思います。やりすぎるとその人らしい美しさよりも、メイクの強さの方が勝ってしまいますから。後は、コーラル系のカラーを使ったさりげない血色感。温かみのある柔らかい印象のメイクは、どんなメンズもきっと声をかけやすいはず!
Q.笹兄って、プチプラコスメも使いますか?
A.もちろん!まんべんなくチェックしてます
今どきのプチプラって、優秀なアイテムが本当にたくさんありますよね。僕が特に好きなのはメイベリンの極細リキッド、ハイパーシャープ ライナー R。絶妙なニュアンス違いで全11色もあります。ほかにブランドでいうと、ヴィセ アヴァンも使いやすい色や質感がそろっているので見逃せません。昨年リニューアルしたエテュセも好き。パッケージもモダンでしゃれていて、そんなところにも惹かれます。
WHAT? 笹兄メイクって?
『美的』読者が選ぶ好きなメイクで、上位にランクインした“笹兄メイク”がこちら。おしゃれ感と日常に取り入れやすい絶妙なバランスで「明日すぐにマネしたい、使用コスメをさっそく購入♪」などのコメントも続々!
撮影/Nobuko Baba(SIGNO)
撮影/菊地泰久(vale.)
『美的』2021年6月号掲載
撮影/高木健史(SIGNO/人物)、金野圭介(静物) ヘア&メイク/笹本恭平(ilumini.) スタイリスト/小川未久 モデル/井桁弘恵 構成/安井千恵
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
1982年生まれ。熊本県出身。高校時代からヘア&メイクの道を志す。福岡の美容専門学校を卒業後に上京し、ヘア&メイクアップアーティスト小林 懸さんのアシスタントを経て27歳で独立。以降、センスのあるメイクで多くの媒体から引っ張りだこの存在に。自身初となるメイク本『コンサバメイク革命 洒落コン顔の作り方』が6月に講談社から発売予定。