神崎恵さんリップメイクの極意「一生ピンクベージュの女でいるつもり?」
「違和感は特効薬」「つけられない色はない」…何色をつけてもいいし、何者にもなれる!この春のリップメイクはもっと自由に!人気美容家の神崎恵さんにリップメイクの極意をお伺いしました。
神崎恵さんがお手本!「本能のリップメイク」
ブラウンのようなシックな色がもはや定番になったかと思えば、新たなトレンドカラーも続々と登場。この春の新色リップはいつになくにぎやか。
「ひとつの大きなトレンドではなく、いろんなトレンドがあるのが今季の特徴であり、面白さ。リップメイクをより自由に楽しめる時代がきたんだなぁとワクワクしています。でも実際は、街を歩く女性を見ても、まだほとんどの人が淡色のピンクベージュ系…。誰に対しても感じが良くて、キレイな印象が簡単に演出できる、万能感と安心感。確かにわかります。私もそんな時期がありました。ピンクベージュのリップを塗った、“いちばんキレイだと思い込んでいる顔”を手放すのは勇気がいりますが、もしできたら、大げさではなく軽く生まれ変わるくらい景色が変わります」
どう生きたいか、どう見られたいか。選ぶリップはあなたの意思表示
新しいリップの色が顔にもたらす、“いい違和感”は、選ぶ服を変え、行動までもを変える。特に自分の顔となぁなぁになりがりな大人に、新しいリップメイクは特効薬になると神崎さん。
「リップを塗るのはたった数秒。女っぽくやおしゃれっぽく…と一瞬で印象操作ができる。こんな武器を使わないなんて絶対に損。どうなりたいかどう見られたいかが明確であれば、どんな色もつけられるし、もし似合わなければ、似合わせる工夫をすればいい。それが、また思いもよらぬ自分の進化に繋がったりして…。きっとそんなリップメイクの面白さに気づけた人だけが、キレイを更新し続けられるんだと思います」
ブルベ・イエベは、知った上でとらわれない
『美的』3月号特別付録は神崎 恵さん監修の「美リップ養成ブラシ」
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美容家 神崎 恵さん
幅広い世代の雑誌で連載をもつほか、全国各地でイベントやメイク講座を数多く行う。自らあらゆるコスメを試し、本当に良いと思ったものだけを勧めるというスタンスが世代を問わず支持される。プライベートでは3人の息子の母。
『美的』3月号掲載
撮影/稲垣雄治(W・人物)、ケビン・チャン(静物) ヘア&メイク/中山友恵 スタイリスト/石関靖子 モデル/神崎 恵 構成/杉浦由佳子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。