美肌の可能性を一気に上げた、最新パウダーテクノロジー【美的GRAND編集長・ズルいコスメ vol.47】
美肌の可能性を一気に上げた、最新パウダーテクノロジー
パウダーなのに粉感ゼロ。この未来系粉体がすごい!
美容雑誌の編集者という仕事をしていると、「化粧品は何を使っていますか?」と聞かれます。特によく聞かれるのはファンデーション。「最近、おすすめのファンデーションはどれですか?」という聞かれ方もあります。
長い美容誌人生でひとついえるのは、「ファンデーションは新しい方がいい」ということ。“カバー力があるのに見た目ナチュラル”という相反する特徴は、最新テクノロジーによってさらに実現され、“マット仕上げなのにツヤ感がある”なんていう、今まで考えもつかなかった質感ミックスさえ可能な時代。つまり、美肌仕上げの選択肢は、新製品によって容易に広がったといってもいいでしょう。
特に最近驚いたのは、ここに紹介した3品。粉とは思えない微細パウダーで、肌にのせるとスルスルのびて、ふわっと溶けて、肌と一体化。そもそもパウダーは毛穴レス効果が大ですが、これら3品の粉のなめらかさと溶け込み具合は、キメすら消滅させてしまう程の作用があります。日本の粉はここまできたかと驚嘆せずにはいられませんでした。今季、ファンデーションを聞かれたら、まずこの3品は推そうと思います。
A.なりすましパウダーが美肌効果を格段に高める
重ねても重ねても粉感を感じない“溶け込みパウダー”。肌と一体化する技術でパウダーが肌になりすまし、もと肌が美しいという印象を作ってくれる。
アルビオン パウダレスト ¥5,000
B.最小ミクロンの粉体がかなえる、毛穴レスの肌
霧のように細やかな粉体が肌の凹凸まで均一に溶け込み、完全毛穴レスを実現。密着力も高いので、夕方になっても毛穴レスが持続。
カバーマーク シルキー フィット ¥5,500
C.仕上げの粉で肌印象が大きく変わることを実感
仕上げのお粉。5色のピグメントが放つ光で肌をツヤ補整。リキッドファンデーションの仕上がりを格段にアップさせて、上質な肌になります。
Koh Gen Do(江原道) マイファンスィー シアー モイスト パウダー ¥4,000(9月2日限定発売)
今月聞かれたコスメ
Q.顔がスッとしたような感じがしますね
(『美的』ライター むらなかさちこさんの言葉)
A.さりげに陰影プラスで、小顔効果大のチーク
最近、チークをつけたくない気分です。アイシャドウもリップも濃いめをつけているから、チークに赤みやピンクみが来ると、顔がとっちらかっているように思えて。でもノーチークだと顔にメリハリがつかず、縦に伸び切ってしまう気がするので、せめて薄色をつけて頬の位置はさりげに強調させたい。そんな肌色に溶けるなじみ色を探していたら、このオサジを発見。影のように色がついて、小顔効果も大です。
オサジ ニュアンス ブラッシュ d01 Zanzou ¥2,800
(問)日東電化工業
『美的』9月号掲載
撮影/青柳理都子(人物)、吉澤康夫(静物) 企画/石山照実(Beautyeditor) 構成/天野佳代子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。