オイル1滴で…あら不思議!いつものメイクが「ツヤ肌美女風」に激変
食生活やスキンケアなどで、私たちの生活と密接に関わっている“オイル”。日本最大級なオイルの祭典として知られる体験型イベント『OIL in LIFE EXPO』が今年も開催され、“オイルと暮らそう”をテーマに世界各国から集まったプレミアムオイルをオイルソムリエたちがナビゲート。早速取材してきました!
今回は、女性の光を引き出すメイクで10万人以上をカウンセリングしてきたビューティープロデューサー平野宏枝さんによるトークショー『光を引き出すメイクとオイル』の内容についてご紹介します。
光を引き出すメイクにはオイルが不可欠
平野宏枝さん曰く、
「女性のメイクにおいて大切なのはツヤであり、それを引き出すことができるのがオイルです」(平野さん・以下「」内同)
いつものメイクにオイルを少しだけ足すと、ツヤが演出できるんだそう。
中でも、夕方にはメイクがくすみやすい目の下の三角ゾーンは特に重要なポイントになってくるそう。そこで、観客をステージに呼び、三角ゾーンのメイク直しの方法の実践が始まりました。
オイルを使った三角ゾーンのメイク直し
「リキッドファンデーションを1〜2プッシュほど手に取り、ほんの1滴オイルを混ぜます。オイルが多すぎると化粧崩れの原因にもなってしまうので気をつけてくださいね。少量であってもオイル効果は十分発揮されますから大丈夫」
実際にステージ上で披露されたメイク直しの手順はこちら。
(1)三角ゾーンに日焼け止めを塗り直したら、ファンデーションにオイルを混ぜたものを下から上へ毛穴を押し上げるように指でポンポンと塗っていきます。毛穴は上から下方向に開いているので、逆方向に塗っていくわけです
(2)次にチークを塗りましょう。ここで使うチークもオイル成分の入っている練りチークタイプがオススメ。頬の高い位置から目尻のあたりまで斜め上方向に向かって指で練りチークを滑らせていきます
左右の顔がまるで“ビフォーアフター“状態に。メイク直しを施した顔がパッと明るく若返ったため、会場からは「おー!」という賞賛の声が聞こえてきました。
「時間が経って肌が乾燥してくると、目の下の三角ゾーンは特にくすみやすい部分です。そこにオイルをのせることで、光が反射して肌にツヤが生まれるんです。自分の顔のどこに光が当たるかを把握することはメイクをする上でとても重要なんですよ。
特に頬にのせるチークは、顔の中でも面積が広いため、メイク直しをすることで印象が一気に変わるポイントでもあります。
左右で見比べてみても分かるように、チークを目尻のあたりまで引き上げて塗ると、頬の位置が高く見えますよね」
秋冬は肌が乾燥しやすい季節なので、オイルを使うことで乾燥対策にも効果的とのこと。他にもCゾーンや唇の下にほんのりオイルをのせることで光の反射でツヤが生まれて魅力的に見えるそう。しかし、オイルを塗りすぎるとテカテカになってしまうので、量には十分注意してくださいね。
「目の下のシワが消えない」という悩みには……
会場からは「最近は目の下のシワがオイルを塗ってもごまかしきれない」という悩みも飛び出しました。
平野さんによれば「日頃からオイルで優しくマッサージしてあげたり、シワに効果のある美容液を選ぶといったスキンケア面でのケアも、もちろん重要です。
けれど、メイクでということであれば、とにかく光で飛ばしましょう。目の周りはよく動かしシワになりやすい部分なので、コンシーラーや厚いファンデーションは塗りません。代わりにツヤがあるパウダーを上から重ねてハイライトを入れ、光を味方にします。この時使うのは、ピンク系ゴールドなど肌なじみの良いものがオススメですよ」だそう。
さらに、最後にフェイスパウダーをのせた後、オイルを1滴、手のひらになじませて、薄ーく顔全体に押し塗りすることで、顔に自然なツヤが生まれるとのこと。
女性を魅力的に見せる“ツヤ”ですが、オイルを使えばナチュラルな輝きを引き出せるし、乾燥対策も兼ねていていいですよね。これから過酷な乾燥が始まる秋冬のシーズンも、オイルを上手に使ってツヤ肌を演出してみてはいかがでしょう?
初出:美レンジャー ライター:前濱瞳
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。