メイクアップニュース
2017.10.18

性別問わず愛される「Dior ミスディオール オードゥパルファム」の香りの秘密

re170725_5997

愛のために、自分から行動するための香り
“愛のように香るフレグランス”というコンセプトはそのままに、新作はフレッシュでイキイキとした女性像を表現。ローズヴットやピンクペッパーなどスパイシーなエッセンスをプラス。
30ml ¥8,000/50ml¥12,000((問)ディオール)

創業と同時に誕生した”愛のように香るフレグランス”

美しいドレスの仕上げはフレグランス。香りを纏ってこそ、おしゃれ が完成するーーそう語ったのは、ディオールの創設者、クリスチャン・ディオール。フランス北西部ノルマンディーのグランヴィルで生まれた彼は、5歳頃ファッションの都、パリに一家で移り住む。成長するにつれ、芸術に強い関心をもち、アートギャラリーを開いたり、ファッション誌にイラストを提供するように。 また、ドレスのデザインの依頼が来て、彼のセンスは話題となり、ついに1947年、自身のブランドの初コレクションを発表。これが”ニュールック”と評され、1大旋風を巻き起こした。

彼がクリエイトしたファッション”ニュールック”を纏った若い女性たちのために、前述のようにおしゃれの仕上げとして作った香水が「ミスディオール」。ディオール創立と同時に誕生したこの名香は、ブランドの歴史と共に歩み続ける正真正銘のクチュールフレグランスだ。誕生か らちょうど年目を迎えた今年、”愛のように香るフレグランス”というコンセプトはそのままに、現代版「ミス ディオール オードゥ パルファム」が登場する。

ディオールパフューマークリエイター、フランソワ・ドゥマシー氏が実現したのは”ファッションとビ ューティの融合”。ディオール初の女性デザイナー、マリア・グラツィア・キウリ氏と話し合い、現代女性をイメージして香りを構成。マリアがクリエイトするファッションがそうであるように、力強くイキイキとした、モダンな香りとなって生まれ変わった。

ミス ディオールを語る上で、外せないのがローズ。ミス ディオールに採用されているローズは、香水の聖地・南仏のグラースのもの。このグラースのローズガーデンに咲き乱れる「ローズ ドゥ メ」は、ディオ ール メゾンの香料としてのみに使われている。力強くセンシュアルなのに、ハチミツのような優しい甘さもあるこのローズの香りは、多くの女性たちから愛されてきた。 ミス ディオールがいつの時代に も語ってきたのは、「自分から愛を伝えるようなアクティブな女性になって、人生を切り開こう!」というメッセージ。人々を惹きつけ、虜にする香りを纏い、愛にあふれる人生を手に入れて!

「ミスディオール」香りの秘密

【グラース ローズ】
%e2%91%a0dior%e3%82%af%e3%82%99%e3%83%a9%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%81%ae%e5%ba%ad
ディオールの香水のためだけに栽培されるローズ
海と山に囲まれた南仏グラース。地中海性温暖気候に恵まれ、天然香料の産地として有名。 ディオールは生産者とパートナーシップを結び、ローズとジャスミンが栽培されている。

 

【ボトルのメッセージ】
remissdiorblanc
クチュール ブランドらしい仕掛けが随所に
左は初代のディオール。右は2代目。当時男性服の柄だった千鳥格子や、高貴な男性の正装時の固結びリボン、洋服のタグをラベルデザインに採用するなど遊び心満載!

 

【この2品が大ヒット】
%e5%a3%b2%e3%82%8c%e3%81%a6%e3%82%8bdior
日本では可憐な香りに人気集中!
「ミス ディオール」シリーズは、最新作も含めて、香水が8種、さらにバス&ボディ製品も増えて、充実のラインアップ。”モテ香水”として女性たちの憧れコスメ的存在に。

右/ピオニーとローズの香り。
ディオール ミス ディオール ブルーミング ブーケ 50mℓ ¥9,000

左/香りが持続し、髪も保護。
同 ヘアミスト 30mℓ ¥4,500

 

『美的』11月号掲載
撮影/山口恵史 スタイリスト/笠原百合 デザイン/Jupe design 構成/小内衣子(PRIMADONNA)

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

この記事をシェアする

facebook Pinterest twitter

関連記事を読む

あなたにおすすめの記事