今だからこそ気づいたリップライナーの重要性|そうだ、コスメ買って帰ろ#42
新しいコスメを手に入れると新しい自分に出会える気がするから──。今日のもやもやをリセットして、明日出かけるのが楽しみになる、気軽に買って帰りたいプチプラコスメを巡る、とあるストーリー。
これからもずっとこんな話ができたらいい
マスクを外して過ごす日が多くなって、久しぶりのリップメイクがとても楽しい。色なし唇だった反動か、ブラウンやボルドーといった濃いめのリップや、思いっきりツヤツヤのグロスルージュに心惹かれる。
一方で、顔の下半分の余白感をまざまざと感じ、インスタのリールで見た、“素の唇と同じ色のリップライナーを仕込んで唇をふっくら見せて人中短縮するテク”を真似するべく、するすると描きやすく、唇の色にマッチして、しかもプチプラなリップライナーを買って帰る。
その夜、「マスクせずに出かけて、ふと鏡に映った自分の顔に驚く」なんて話すのは、電話越しの母。離れて暮らして久しいが、実は孫の話題の次に、美容ネタが多い。
「余白感じゃない? だからリップライナーが今また流行っていて、オーバーリップめにするといいみたいよ」と、得たての知識と、購入したてのお気に入りのアイテム情報を得意げに話したつもりが、「ママは何十年もずっとリップライナーを欠かしたことはないよ」という新事実。
これぞ1周も2周も回ってトレンドが戻ってきたということか。もちろん母はトレンドに左右されず使い続けてきたわけだが、私が全く気づかない程、唇の一部として完璧に使いこなしていたということだろう。
今まさにリップライナーと付き合い始めた私の、こんな近くにリップライナーのエキスパートがいたとは。母をまたひとつ尊敬する理由ができた。
なめらか高発色で唇に寄り添うベージュローズのリップライナー
クリーミーな質感でするすると唇の輪郭を思いどおりに描ける、高発色のリップライナー。018はヌーディに唇になじむベージュ系ローズ。トレンド感のあるふっくらボリューム感のあるリップメイクや人中短縮にも活躍しそう。
リンメル ラスティング フィニッシュ エグザジェレート リップライナー 018 ¥880
ラスティング フィニッシュ エグザジェレート リップライナーの詳細はこちら
『美的』2023年8月号掲載
撮影/山口恵史 イラスト/糸井みさ 構成/村花杏子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。