ホンネをリアルに商品化。2010年夏秋オーブ＆ソフィーナ

「どうして今まで誰も思いつかなかったの〜!?」と思うことの多い、花王さんの商品。みんなが潜在的に不便さを感じていることや、悩んでいることを引き出し、その解決策をリアルな商品におとしこむのが本当に上手です。

言うなれば、かゆいところに手が届く、“孫の手アイテムの匠”。化粧品ではありませんが、「クイックルワイパー」とか、最近では「アタックNEO」とか、そのジャンルの常識を変えてしまうほどの強力な商品力を見るにつけ、ニッポン、まだまだいけるぜ！とやたらうれしくなってしまいます。

前置きが長くてすみません。今回の新作は「オーブクチュール」と「ソフィーナ」です。まずはオーブクチュールの“見たまま塗るだけシャドウ”の新ヴァージョン。この、上まぶたの形をしたパレット設計、初めて見たときはショーゲキでした。まさに「なんでこれまで思いつかなかったの!?」的アイテム。
まぁ、いつも同じアイメークになる…!?っていう危惧もなきにしもあらずですが、いいんです！ 女子はパーフェクトなベーシックパターンをひとつ持っていることに強みがあるんですから！

デザイニングシャインアイズの新色は5色。パールパウダーを仕上げに重ねると、いい感じの立体感が。
「目元のクマも目立たなくなるんですよ〜」というご案内にしたがって使ってみると、ややっ！ パールに目がくらんで（!?）確かに目元のくすみの存在感が薄れる気が！

リップカラーはチップ式のデザイニングプレミアムルージュと、スティックタイプのデザイニングステイルージュに、かなり絞り込んだと思われる各4色の追加。ポスターで菅野ちゃんも言っているように、本当に肌になじみます。もとの唇の問題を色も形もきれいに補正してくれて、塗ればキレイ3割増しの逸品。普通に見えて、普通じゃない実力を秘めたリップカラーです。

ソフィーナ ボーテからは、レギュラーでオールシーズン使いたい美白エイジングケア。加齢による色味変化（シミやくすみ）、形状変化（シワやたるみ）の両方に着目。化粧水と乳液だけで、美白、保湿、弾力ケアまでできてしまうので、いつものお手入れパターンを変えずとも、濃い〜いケアができちゃうということですね。
私などは小さい子供がいて、ゆったりスキンケアなどできず、最後の美容液やクリームまでたどりつけずに沈没…なんてこともしばしば。そんな私も、化粧水＆乳液ならば、それほどゼーゼー言わずとも到達が可能です。多忙な人なら最低限のお手入れが、ゆとりがある人には最高に密度の高いお手入れができる、高機能化粧水＆乳液。
さすがは“孫の手アイテムの匠”です。発売は6月29日。ニッポン女子のみなさま、さっそく、その恩恵にあずかってみてくださいませ！

［商品情報］
オーブ クチュール デザイニングシャインアイズ（新5色・￥3,885）
オーブ クチュール デザイニングプレミアムルージュ（新8色・￥3,360）
オーブ クチュール デザイニングステイルージュ（新8色・￥3,360）／以上、6月15日発売

ソフィーナ ボーテ 美白化粧水（160ml・￥3,360/編集部調べ）
全4種（? さっぱり、? ややしっとり、? しっとり、? とてもしっとり）
ソフィーナ ボーテ 美白美容乳液（120ml・￥3,990/編集部調べ）
全3種（? さっぱり、? ややしっとり、? しっとり）
ソフィーナ ボーテ 美白美容クリーム（40g・￥3,990/編集部調べ）／以上、6月29日発売
1種（? とてもしっとり）

■花王ソフィーナ http://www.sofina.co.jp/

取材日：2010/4/8

※価格表記に関して：2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。