石井美保流 涼しげベースメイク|夏に真似したいナチュラルツヤ肌のポイントとは?

いつ見ても、くずれずくすまずきちんと感、の石井美保肌。まさに真夏にこそ真似したい、その石井さん独自ベースメイクテクのカギはこすらない・薄膜密着・サンドイッチ!
肌温マイナス3℃見え!“涼しげ”石井ベース、本人による完全タネ明かし
“夏の日差しに似合うナチュラルツヤ肌。くずれないのは塗り方にポイントあり!”
美保肌ってこういうこと!
- 日差しに映えるツヤ感に満ち、
- 均一でなめらか。
- だからくずれにくく、
- 1日ナチュラルな美ツヤが続く。
- しかも肌に負担をかけない!
夏と冬とでは、肌の質感を変えている、という石井美保さん。
「夏の強い日差しに映えるのは断然、ツヤのある軽やかな肌。マットになるのを避けるため、仕上げのフェースパウダーは基本的に使いません」
とはいえ汗ばむ夏。お粉で押さえてサラサラにしないとテカりそう。石井さんの肌がいつも涼しげなのはなぜ?
「下地からファンデーション、チークまですべてを均一な薄い層で重ねて、肌と一体化させています」
大切なのはテクニック。
「下地もファンデーションも、いきなり肌にのせずにまずは手のひらや手の甲へ。手のひら全体(パフの場合はパフ全体)に広げてから、顔に転写するようにのせていきます。こうすると、1か所にボテッとついたりムラづきになることがありません」
その上で、さらに密着感を高めるテクニックを駆使します。
「ひとつのアイテムを重ねるごとに、大判のスポンジパフで押さえます。前に塗ったアイテムと一体化して、肌への密着が高まります。さらに、パフが余分な油分を適度に吸い取ってくれるので、ツヤを残しながらも表面はさらっと軽やか。均一で美しい仕上がりとくずれにくさが両立します」
さらに、肌に負担がないのも石井流ならでは。
「すべての工程は、手のひらで肌を優しく包んだり、指の腹やパフでぽんぽんと押さえるように行います。スキンケアと同じで、肌をこすらないことはいちばんのポイントです」
『美的』9月号掲載
撮影/青柳理都子(人物) ヘア&メイク/大野朋香、廣中優奈(air-GINZA) スタイリスト/有本祐輔(7回の裏) 構成/もりたじゅんこ
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。