いつものメイクアイテムで抜け感をプラスする方法を人気H&Mが伝授!
アイライン、マスカラ、締め色シャドウなしで出かけるなんて絶対無理と思い込んでいませんか? 定番のブラウンパレットを使ったアイテムで簡単につくれる“抜け感”をヘア&メイクアップアーティストの岡田知子さんに教えてもらいました。
定番のブラウンパレットをベースにアイテムを足し引きすれば抜け感は簡単に作れる!
「肌を軽くする、チークをやめてみる、リップ一点を主役にする…etc.抜け感メイクのアプローチ法はいろいろありますが、実は簡単かつ効果的なのが“目のキワ”のメイクを引き算すること。アイシャドウでまぶたに陰影をつけたり、アイラインで目の形を変えたり、と骨格を操れる目のキワのメイクは、抜け感の印象に直結します。さらに 目のキワ5mmという狭い範囲の中でも上まぶたなのか下まぶたなのか、はたまたまつげなのか、引く場所やアイテム次第で、抜け感のレベルをコントロールできるのも大きな魅力。コツさえつかめば簡単なので、まずはいつものメイクの延長でできる“ちょい抜き”から試してみてください」
いつものアイテム
ブラウングラデパレット
ほのかな赤みの今っぽブラウン。
エトヴォス ミネラルクラッシイシャドー モデラートピーチ ¥4,000(限定色)
黒リキッドライナー
柔らかい透ける黒。
カネボウ化粧品 ケイト シェードブラックライナー BK ¥800
黒マスカラ
繊細な仕上がり。
SUQQU アイラッシュマスカラ ¥4,300
いつものメイクはこう!
エトヴォスのブラウンの濃淡シャドウ(AとD)で上下のまぶたに陰影を。黒ラインを上下のまつげの間を埋めるように引き、マスカラを上下とも。ナチュラルだけど、今どきの抜け感はなし…。
ちょい抜きなら下まぶたメイクをやめてみる!
“いつもと同じようで違うこの微差こそ抜け感の正体”
普段なんとなくしている下目尻の締め色シャドウや下まつげのマスカラ。実はそれを単純に“やめる”だけでも、抜け感は生まれます。上まぶたはいつもどおり。だからなにより簡単だし、抜けすぎる心配もない。さりげない抜け感は、初心者や、目力も程よくキープしたい人にぴったりです。
メイク方法
いつも使っているアイテムすべてを使用してちょい抜きメイク!
エトヴォスのAを二重幅に入れたら、その上からCをアイホール全体に重ねます。ケイトのアイライナーでまつげの間を埋め、SUQQUのマスカラは上まつげのみに。下まぶたはエトヴォスのアイシャドウパレットのCで明るく整え、締め色もマスカラもなしで終了。メイク感を出さないように仕上げます。
教えてくれたのは…
ヘア&メイクアップアーティスト 岡田知子さん
顔までファッションの一部と捉えた、今どきのおしゃれメイクを得意とし、“抜け感”に も独自の明確な理論をもつ。
『美的』2020年5月号掲載
菊地泰久(vale.・人物)、金野圭介(静物) ヘア&メイク/岡田知子(TRON) スタイリスト/小川未久 モデル/高瀬真奈 構成/杉浦由佳子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。