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2012.8.10

大高博幸の美的.com通信 (111) 洗練顔を創る名脇役。新・優秀ペンシル×2の巻

新色の季節には、どうしても後回し的な扱いを受けてしまうアイブローペンシルとリップペンシル。But、この秋、スポットライトを当てたくなる優秀品が、クレ・ド・ポー ボーテと ルナソルから新登場。今回は、そのペンシル×2を御紹介します。

まずは8月21日発売予定のアイブローペンシルから。
資生堂インターナショナル クレ・ド・ポー ボーテ スティロスルシル 全4色、ホルダー&カートリッジ込みで各¥5,250(カートリッジのみは、各¥2,100)。
その良さは試せば すぐにわかりますが、
① 彫刻刀型・先端斜めカットの薄型芯で、毛流れに沿って細くも太くも描きやすく、
② “スムージングタッチフォーミュラ”の採用で、眉頭は軽くソフトに、眉尻はくっきりシャープに描ける。
③ “グラデーションエレメント”による光テクノロジー効果で、眉に自然な濃淡と立体感 が生まれる。
④ そして、4つの色調の完成度の高さ・充実度。
201は、ナチュラル&モダンな印象のダークブラウン
202は、ソフト&クールな印象のグレイッシュブラウン
203は、軽やか&アクティブな印象のライトブラウン
204は、知的で落ちついた印象のグレー(黒髪に最適)
これら①~④のすべてが一体となって、今までとは雰囲気の異なる洗練された顔に整えてくれます。

余談ですが、今から10年以上前、『ディグニータ』という資生堂のオシャレなブランドから、ブルーに転んでしまわない絶妙なグレー(それまで どこにもなかったグレーでした)のアイブローケーキが発売された時、僕は大変感動しました。「これでもう、グレーにブラウンを隠し味的にプラスしなくてもいいんだ!」と思うと、とても嬉しかったのです(大人の女優さんの着物メークの仕事の時など、特に大助かりしました)。
この新しいペンシルには、資生堂の調色技術と色彩感覚の高さとが、進化した形で表れていると思います。

 

もう1つは、8月17日発売予定のリップペンシル。
カネボウ化粧品 ルナソル リップシャドウライナーN 全4色、ホルダー&カートリッジ込みで各¥3,150(カートリッジのみは、各¥1,575)。
コチラについては『美的』9月号ベストバイのページで紹介済みですが、油分の配合量が多めというワケではないのに、驚くほどなめらかな描き心地と、にじみやヨレが生じない持続性の高さとを兼ね備えているところが秀逸。しかも唇と一体化しやすく、肌色にも自然になじむベージュを基調とした洗練のカラーバリエが最高です。
カウンターで実際に見て試してほしいのですが、
01は、最もベージュらしいベージュのナチュラル
02は、唇を明るく見せる愛らしいベージュピンク
03は、唇に血色感をプラスするベージュコーラル
04は、唇に華やかなアクセントを添えるレッドベージュ

リップペンシルの本来の役割は唇の輪郭を美しく整えるコトですが、唇全体を軽く彩ってから(上唇だけにという方法も◎)、お手持ちのリップカラー(リップスティックでもグロスでもOK)を重ねるというのもオシャレな方法。
その日の気分 or ファッションに合わせて、2~4色を使い分ける女性が増えるといいなと、僕は心から願っています。

クレ・ド・ポー ボーテのアイブローペンシルと ルナソルのリップペンシルで、「今までの私」とは ひと味違う“新・洗練顔”に出会ってみてください。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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