最旬まつげにアップデート! かっこいい色気まつげの作り方|詳細プロセスつき
ルーチン化した“ただ塗るだけの流れ作業”を今こそ見直すべし!旬のまつげにアップデートするためには、何をどう変えるべきなのか? 今さら聞けない基本のまつげメイクテクも同時に見直しながら、人気ヘア&メイクアップアーティストのpaku☆chanさんに詳細プロセスで解説してもらいました。
使用アイテム
綿棒
目元の細かな部分には先端が尖ったタイプが◎。
ロージーローザ ポイント綿棒 50本入り ¥180
金属コーム
1本1本をしっかりとかせる金属性。
シャンティ チャスティ マスカラコームメタルN マジェンタP ¥700
ビューラー
日本人の目の形にフィットする王道の1品。
資生堂 アイラッシュカーラー N 213 ¥800
マスカラ
コンパクトなブラシで細部まで繊細に仕上がる。
カネボウ化粧品/キッカ シェイプディファインマスカラ 01 ¥4,000(8月14日発売)
かっこいい色気まつげの作り方、超詳細プロセス
\目指すはこの仕上がり!/
強さは欲しいけれど盛るのはNG。マスカラを塗った感があまりないのが理想です。ナチュラルな中にも、黒マスカラを使うことで生まれる“繊細な強さ”は必須。さらにカーブも強すぎないのが、横顔美人を演出するポイント!
(1)綿棒でまつげの汚れをオフ
メイクを始める前のまつげは、スキンケアやベースメイクで残った油分やアイシャドウの粉で意外と汚れています。綿棒でひとなでして汚れを落とします。スクリューブラシでもOK。
「この地味なひと手間で仕上がりに差が出る!」(paku☆chanさん)
(2)ビューラーを根元にかける
ビューラーを根元にかけます。カックンと上げすぎる必要はないので、力加減はいつもの半分くらいのイメージで。
(3)目尻側へ抜くように中間、毛先にかける
根元にかけたら、手首を返すように上に移動しながら、中央、毛先へとビューラーをかけます。このときビューラーは目尻側へ抜くように動かして。毛先に向かって力はさらに抜くのがポイント。
(4)次は目頭側へ抜くように
もう一度繰り返し。ビューラーを根元にかけたら、中央→毛先へと。この2回目は、ビューラーを目頭側に抜くように。こうすると、目頭から目尻までしっかり上がり、立体感のあるまつげに。
\カールの目安はこのくらい/
(5)コームでとかして毛並みをそろえる
ビューラーが終わったら、コームの出番。上からと下から、両方からとかすことで、くっついていたり、あちこちに向いている毛並みを整えます。
「ここで毛並みをそろえるとダマにならない!!」(paku☆chanさん)
(6)軽くティッシュオフして液量を調節
マスカラはブラシをボトルから出したら、軽くティッシュオフ。こうして液量を調節するとボテっとつかず繊細に塗れます。
「塗る前のティッシュオフは新常識!」(paku☆chanさん)
(7)塗り始めるのは中央から
ここからはスピード勝負。まず中央から塗り始めます。3回程スッスッスーとテンポ良く根元から毛先へとかし上げます。
(8)続いて目尻側へ
そのまま目尻側を塗ります。昔のようにブラシをジグザグ左右に揺らしてたっぷり塗る必要はなく、ブラシを毛に通すようなイメージで。
(9)続いて目頭側へ
中央→目尻と塗ったら折り返して、また中央を通り、最後は残った目頭側を塗ります。
(10)塗ったら即コームでとかす
塗り終わったら、乾き切らないうちに即コームでとかします。まずは、上から。
(11)目尻側は“下から”をしっかりと
上からとかしたら、次は下から。特に目尻は下からしっかりとかし上げて、まつげが下がりすぎないように。塗ったら即コームでとかすことで、1本1本がキレイにさばけて、ダマになりません。
「“塗る”と“とかす”はふたつで1セット!」(paku☆chanさん)
(12)ブラシに液をつけ足す
上まつげが完了したら下まつげへ。改めてブラシをボトルに戻し、液を足します。軽く入れたら、もちろんティッシュオフも忘れずに。
(13)目尻側を重点的に
下まつげは中央から目尻にかけてを重点的に塗ります。元々毛が薄い目頭にしっかり塗ってしまうと不自然に見える原因に。
(14)コームでとかす
下まつげも上と同様に、塗ったら即コーム。上からとかさず、下からとかし上げるだけでOK。
(15)黒目の外側部分に重ね塗り
上下塗り終わったら、仕上がりを見てバランス調整。足りない部分を足しつつ、黒目の外側を軽く盛ると、さりげない色気が漂って、さらに今っぽく。
「目尻じゃなく“黒目の外側”がポイント!」(paku☆chanさん)
(16)綿棒で汚れを落とす
微調整が終わったら、仕上げへ。肌についたマスカラなどを綿棒でキレイに取って完成です。
教えてくれたのは…
ヘア&メイクアップアーティスト paku☆ chanさん
女子心を掴むトレンドメイクが得意な人気アーティスト。明快かつ、説得力ある理論派でもあり、スタッフからの信頼も厚い。
『美的』9月号掲載
撮影/岩谷優一(vale.・人物)、金野圭介(静物) ヘア&メイク/paku☆chan(Three PEACE) スタイリスト/小川未久 モデル/春花 構成/杉浦由佳子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。