メイクだけで「一重を二重に見せる」!舞台女優の魔法テクを公開
テレビや雑誌を見ると、やっぱり二重の女性が多い気がする……。テープやのりで二重にするグッズはたくさんあるけれど、顔がまるっきり別人になってしまうのは避けたい。そんな悩みはありませんか?
今回は舞台メイクのテクニックとして使われる“ダブルライン”を応用し、グッズを使わずに“メイクだけで”簡単に二重に見せる方法を、舞台に立つ経験も多い筆者がご紹介します。
■1:理想の二重ラインを決める
まずは目を開けた状態で二重にしたいラインを決めます。ラインを決めたら、ブラウンのペンシルアイライナーを使い、決めたラインに沿って線を引いていきます。おそれず、絵を描く様にくっきりとラインを書いてみましょう。
■2:線をなじませる
このままだと不自然なため、綿棒や指を使って上方向にぼかします。線がぼんやりと見える程度までぼかせたら、上からブラウンのアイシャドウをのせていきます。範囲は、線を引いた場所より少し上から目のふちまでです。アイシャドウは光を反射し、自然に見えるラメ入りのものをおすすめします。
■3:ハイライトがポイント
ここから最後の仕上げです。最初に引いたブラウンラインと目のふちの間にベージュのハイライトをのせます(下のイラスト参照)。ハイライトも先程と同じ理由から、ラメ入りのものをおすすめします。ハイライトを入れた部分はふっくら見え、線を引いた部分が影に見えることで、二重に見える仕組みになっています。
そして完成がこちら!
写真では、わかりやすいように濃いめに線をつくっていますが、しっかりぼかすことで、よりナチュラルに仕上がります。
グッズを使わずに仕上げるので、二重の幅も自由です。くっきり二重にしたい場合は、目のふちからラインまでの幅を広めにとります。また、自然に見せたい場合は、幅を狭くとりましょう。気付いたらテープがはがれていた! という心配もなく、気になったらラインを少し濃くする程度で、お直しも簡単です。
自分の顔の“気になる”を今日から“気にならない”に変えていきましょう。
初出:美レンジャー ライター:鈴木たかこ
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