眉を変えるだけで…即デカ目!整形級の「錯覚メイク」プロセス
すこし前まで日本人の間でも流行していた、濃く太いアイラインを引いてまつ毛を強調し、目を目立たせようとするメイク。トライをしたことがある人も多いのでは?
実はこれ、もともと目の大きい欧米人が、さらに印象的なデカ目を作りだそうと考えたメイク方法だといわれています。
目が小さいアジア人が同じメイクをすると、アイメイクが悪目立ちして絶妙な顔のバランスを崩してしまうことも多々あり、最近では盛りすぎないアイメイクが流行していますよね。
そこで今回は、盛りアイメイクを卒業できない人必見! 眉を描き変えるだけで目を大きく見せる、錯覚メイクをご紹介します。
■眉と目の対比バランス理論
上の図を見てください。左右の丸のうち、どちらが大きく見えますか? この丸の大きさが同じだといったら、あなたはびっくりするでしょうか。
ふたつの丸の大きさは同じです。大きさだけでなく、天地(上下)の位置も同じところにあるのですが、左の丸の方が大きく、すこし上にあるように見えませんか?
同じ丸の大きさが違って見える理由は、対比して描かれている線の長さと位置にあります。丸の上にある線が長いほど、対比する丸は小さく見え、線が短いほど丸は大きく見えるのです。
“丸と並ぶ線によって、丸の見え方が変わってしまうバランスがある”ということを覚えておいてください。
■短太眉で目が大きいと錯覚させる
ふたつの物を並べたときに、丸が大きく見える線がある、というバランス理論を、そのままアイメイクにいかしましょう。
昨今流行している太めの短い眉には、目を大きく見せる効果もあるのですね。できるだけ上まぶた側に足して描くと、今時の外国人風ハーフ、もしくはクオーター顔のバランスに近づくことができますよ。
■ぼさ眉にならないように注意!
太眉が流行し始めたときは、ナチュラルな“ぼさ眉”、あまりカットせず、眉毛の流れをわざと見せるようなスタイルが主流でした。
最近では、ぼさ眉から“短太眉”へと変化。これから太眉に挑戦する人は、以下のことに注意しましょう。
(1)長さをカット
生えたままの長さではなく、全体の毛の長さを整えましょう。切りすぎるとアイブロウシャドウで埋める部分が増えるので、形を整えるくらいにカットします。
(2)髪色に合わせる
眉マスカラで毛を明るくしたり、髪と同じ色に近づけると、ナチュラルにアップデートされた今年眉がつくれます。
いかがでしたか? このふたつを守れば、古臭さの少ない太眉が完成するはず。アイメイクで真っ黒な目元を卒業して、抜け感のある眉で大きな目を強調しましょう。
初出:美レンジャー ライター:パツワルド敬子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。