メイクHOW TO
2015.5.3

CAも万年悩んでる!「ドロッドロ化粧崩れを防ぐ」3つのコツ

客室乗務員といえば、憧れの職業のひとつ。颯爽と機内を移動する彼女らに賞賛の眼差しを送ったことがある人も多いのでは?

そんな中、花王では、主要国内航空会社の国際線フライトに乗務している25~39歳の客室乗務員(CA<日本人女性>)60名を対象に、「化粧悩み・化粧くずれに関する意識・実態調査」を行いました。

完璧な美女に見える彼女たちが抱える悩みと、その解決法をご紹介します。

 

■CAが感じるベースメイクくずれの実態

勤務中のベースメイクくずれを感じたことがある人は、なんと全体の96%にものぼりました。ほぼ全員がメイクくずれを体験しているといっても過言ではない数字です。

続いて、ベースメイク選びでこだわるポイントを聞いたところ、仕上がりの美しさが上位に並んでいます。「素肌っぽい仕上がりであること」(88%)「透明感のある仕上がりであること」(85%)「肌がきれいに見えること」(83%)が挙がり、彼女たちの勤務状況を考えると、納得できる結果になっています。

また、「時間がたっても化粧くずれしにくいこと」(78%)を重視し、「満席のフライトでは満足にメイクを直す時間がなかなかないので、くずれないようなものを選ぶ」(32歳)「機内の照明が暗く、制服も濃い色なので顔色がよく見えるベースメイクを心掛けている」(35歳)という声が挙がりました。

 

■フライト中のメイクお直しタイムは?

ベースメイクくずれが気になっているということは、お直ししているタイミングがあるはずです。ところが実際にお直しができているのは、全体のたった56%で、休憩時間などに1回以上はメイク直しをするとの回答になっています。

表のように、ベースメイクくずれが気になるタイミングのほうが、実際にお直しをするタイミングより多いことがわかりました。

「乗務中はとにかくベースがくずれやすく、色むらができたり脂浮きが多かったりと、いつもテカりが気になるが、お客様が不快にならないように脂浮きの少ないアイテムを選ぶようにしている」(35歳)という意見もあり、多くのCAは肌にとって過酷な状況で勤務し、自分なりの対策を行っているようです。

 

■ベースメイクくずれ防止はスキンケアから

朝に施したベースメイクが、夜までくずれないことは理想的ですよね。そこで、お化粧前にちょっとしたことをすれば、ベースメイクがくずれにくくなるコツを集めてみました。

(1)寝起きの洗顔工夫

個人差や好み、季節による肌状態にも左右されるのが寝起きの洗顔です。肌の調子を見ながら、脂が浮きやすい暑い時期は洗顔料を使ったり、寒い時期にはぬるま湯だけ、冷水だけなど、お肌のゆらぎが少なくなる洗顔法を見つけましょう。自分の肌の状態に敏感になると、肌に必要なものをより賢く選べるようになります。洗顔方法と合わせて、いくつかのファンデーションを試供品で試すのもよいですよ。

(2)ベースメイク前の丁寧な保湿

暑い時期に保湿をしてからベースメイクを施すと、メイクくずれを起こしそうだと想像してしまいますが、実はその逆です。素肌の状態をよくすることで、乾燥や余分な皮脂の分泌を防げる可能性が高くなります。

(3)就寝前の入念な洗顔

週に1度は毛穴や肌の汚れを根こそぎ落としてくれるようなパックをするのも、肌の状態を良くするためにおすすめです。どんなに高級なスキンケア用品を使っていても、汚れが残ったままの肌には浸透させることができません。

1日のメイク汚れ・皮脂汚れをしっかり落とすことが、翌日のベースメイクくずれを防ぐことにつながります。

 

どこからみても完璧に見えるCAのみなさんも、ベースメイクくずれに悩んでいることがわかりました。私たちもCAさんを見習って、メイクくずれに敏感でいたいものですね。

 

初出:美レンジャー  ライター:パツワルド敬子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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