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メイクHOW TO
2025.10.17

清潔感なのに色っぽいって最強!“ツヤ重ね”メイクで理想の男子顔になる【メンズメイクLABO】

簡単テクで、写真でもリアルでもイケメン的存在になれるメイクを研究する連載「メンズメイクラボ」。今回は、ずばり“セクシーな日本人男子”になれるメイクテクニックを伝授します! ABEMA『今日、好きになりました。』や『キミとオオカミくんには騙されない』が話題となった、俳優の植村颯太さんに登場いただきました♪

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横にいるだけで、キュンとしちゃう、そんな色っぽい男子の作り方はフレッシュな「ツヤ重ね」。

ヘア&メイクアップアーティスト

加勢 翼さん

 

見つめられるだけで、横にいるだけで、キュンとしちゃう色っぽい男子”がいたら…。日本人でセクシーな顔、というとハードルが高そうに思うけれど。

「例えば、俳優の岩瀬洋志さん的なイメージ。クールでシャープな雰囲気、深みがあって吸い込まれそうな目元、清潔感があるだけでなく惹きつけられる魅力がある…そんなメンズがいたら素敵ですよね」(加勢さん)。

そんな色っぽい男子を作るコツは、ずばり軽やかな“ツヤ重ね”思わず触れたくなるツヤ肌、立体感で大人っぽさを演出。唇には爽やかなツヤ、目にかかるようなウェットヘアのツヤを少しずつ重ねて。

「各パーツにツヤがあることで、磨かれたフレッシュ感と清潔感が際立ちます。“オスっぽさ”がありながら、清らかで上品。けれど、頑張ってこうなってるのではなくて、あくまで生まれつきこうです、みたいな育ちの良さそうな雰囲気が◎。カッコいいのにそれが自然で、余裕と奥行きのあるミステリアス感が色っぽさを醸し出してくれます」と加勢さん。

「ツヤはあくまでさりげなく。ギトギト、グロッシー過ぎるとテカリに見えたり不潔感が出るのでNG。肌や髪、唇の保湿や白い歯のお手入れも普段から欠かさずにした上で、程よいツヤをのせて。目元に影色を仕込んでシャープに引き締めると、コントラストでより明るいツヤ感が映えます」(加勢さん)。

パーツにさりげない“ツヤ”を盛ると、フレッシュさ×清潔感が生まれる

POINT1▶︎UV入りのCCを塗る

UVクリームを額、両頬、鼻、顎に5点置きして、全顔に塗り伸ばす。肌をトーンアップしながら自然なツヤを与える。

【使ったのは…】

肌になじみながらナチュラルにくすみをとばし明るく健康的な肌に見せてくれるライトベージュのCCクリーム。「メンズはBBを選びがちだけれど、透け感があって自然に仕上がるCCの方が失敗しにくいのでオススメ」(加勢さん)。コスメデコルテ サンシェルター マルチ プロテクション トーンアップCC  01 SPF50+PA++++  35g 3,520

POINT2▶まぶたにさりげないツヤと陰影を


アイシャドウは肌色よりほんの少しだけ濃いベージュをセレクトして、自然な影色でちょっと彫りを深く。薬指に取り、上まぶたの目頭から目尻は少し長めに伸ばして入れると、顔の横幅を少し狭く魅せることができ、小顔印象に。

なじみが良いベージュは簡単に自然な陰影を作ることができ、下まぶたの際をなぞるように小指で入れるだけで涙袋がぷっくり浮き上がって見えるように。こうすることで中顔面が短縮、目の印象が強まる。

【使ったのは…】

肌に溶け込みながらどこかモードな印象に格上げしてくれるベージュ。オイルリッチ処方+美容成分配合のパウダーはごくごく軽いツヤを秘めたシアーマット質感でまぶたをきれいに見せる。エトヴォス ミネラルマルチパウダー  リノベージュ ¥2,530

POINT3▶リップクリームで自然な血色とツヤを出す


コーラルベージュの色付きリップを唇全体に塗る。色づけながら唇のくすみもカバーして、本当にきれいな唇に見えるように。

【使ったのは…】

メンズのリップメイクにごく自然な血色を与えるには、こんなコーラルベージュ1択。色素とティントをW配合しているので色持ちが良い上、オイルベースで高保湿のリップ。ロート製薬  メンソレータム  フラッシュティントリップ  ベージュ SPF26・PA+++ ¥605

POINT4▶髪もウェット気味にして光を盛る

ヘアオイルを適量手に取り、内側から全体にざっとなじませてから、手のひらの余りで前髪の束感を作る。

【使ったのは…】

ウェット感とまとまり感は出してくれる程良い重さのオイル。セサミンオイルを中心に16種の天然オイルを配合。清潔感のあるクラシックブーケの香り。NAKAGAWA プロミルオイル 150ml3,300

完成! 育ちが良いのにミステリアスな、色っぽ男前フェース

各パーツが整っているように清潔感のあるツヤを盛って重ねていくのがポイント。ただし、“やらなすぎず、やりすぎない”の絶妙な塩梅が必要。

「ちょうどよくカッコいい仕上がりにするには、客観性を持って、知性のあるメイクをしてもらいたい」と、加勢さん。

髪・肌・目元・唇に盛ったツヤの他に、「メイクはできないけれど、歯や白目なども普段からケアをして、澄んだツヤをたたえていると、さらに清らかさがアップします。

ただものではない清潔感と品、そして余裕を感じさせる、“令和の日本人男子のセクシー顔”ってこんな感じ。行きすぎないツヤ重ね=清潔感盛りでもありますから、ぜひ日常から取り入れてみて」(加勢さん)。

イヤーカフ¥12100(ロードスc<four seven nine>) その他私物

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『美的HEN』

HENとは、スウェーデン語で「hon(彼女)」でも「han(彼)」でもない、ジェンダーニュートラルな三人称代名詞として使用されている言葉。22年前から女性たちの美容を提案してきた『美的』と、17年前からメンズ美容の啓蒙に取り組んできた媒体『DIME』がタッグを組みスタートしたプロジェクトです。様々なカテゴリーを超えて、あらゆる人が美容を楽しむための情報をお届けしています。

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撮影/岡本 俊(人物) ヘア&メイク/加勢 翼 スタイリスト/滝沢真奈 モデル/植村颯太 構成/中尾のぞみ

○協力
エトヴォス 0120・0477・80
コスメデコルテ 0120・763・325
NAKAGAWA 06・6624・6800
ロート製薬 06・6758・1272
ロードス 03・6416・1995

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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