美的HEN
メイクHOW TO
2024.4.18

メンズメイク初心者がプロに教えてもらうなら本場のハリウッドメイク体験ができるココ!【美容好きお笑い芸人が行く話題のビューティスポット♡vol.12】by『美的HEN』

今季メンズ美容に取り組んできた『DIME』と女性の美を発信してきた『美的』がタッグを組み、始まる新プロジェクト『美的HEN』。その中でこの連載では今話題のビューティースポットに行き、美容好き芸人のあきば美容研究生が体験取材してきます!「気になるけど、ちょっと行きにくいなぁ…」なんて思っているハードルをぶち壊していきますので、どうぞ楽しんでください。今回はメンズメイク体験! やってみたいけど何から始めたらいいの?もっと似合うメイクができるようになりたい! なんて思っている人、ぜひ最後までご覧くださいませ!

メンズメイク初心者は何から始めたらいい?

スキンケアとメイクは役割が違う

「メンズメイク」っていうとあなたはどんなイメージを持ちますか?
気持ち悪い?男らしくない?
別に良いと思うけど、彼氏や旦那がしていたらちょっと…?
全然OK?むしろしててほしい?

いろんな意見があると思います。
美容好き芸人として活動をしている、あきば美容研究生としては、まだまだ偏見が抜けないけど、だんだんと『穿った目で見るのがナンセンス』という土壌ができてきているのかな、というのが今のところの見方です。
前クールで話題だったドラマ『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』でも多様性を受け入れる方向の話が展開されてましたね。

僕も時々メイクをします。
それは自身のYouTubeの撮影のときです。
毎回メーカーの開発担当やブランドPR、ときには代表取締役の方など、美容のプロに出ていただいて、そのブランドの人感などを根掘り葉掘りお伺いする、というチャンネルを運営しているのですが、その撮影のタイミングでは必ずメイクをします。
だってねぇ…
ゲストの方が主役だし、まだまだ再生回数の回ってないチャンネルだとしても、不特定多数の人に見られるんだとしたら少しでも良く見えたいじゃないですか。
キレイになりたい!という思いというよりは清潔感や身だしなみの観点と単純な楽しさで美容が好きなのですが、そういう場面ではメイクします。
普段どれだけしっかり好きケアをしていても、それとこれとはやっぱり別物。
役割が違うと思っていて、スキンケアは未来の自分のためにゆっくり時間をかけて行うもの。メイクは今この瞬間の自分のために行うもの。
でもね、メイクって難しいんですよ。

質問もたくさんいただきます。
やれ下地どのくらい塗ったら良いの?
やれファンデーションってどの色選べば良いの?
やれやれやれやれ…
ただ意外と女性でもはっきりと答えられない人が多いんじゃないでしょうか?
そのぐらいベースメイクは難しいんです。

メイクのことはメイクのプロに聞いてみよう!
というわけで今回は STAR OF THE COLOR SHOP に伺って、メイクアップアドバイザーの星さんにお話をお伺いして参りました。

読み終えた後、あなたのベースメイクが、
1.5倍深まる記事を目指して書きますのでぜひ最後までご覧くださいませ。

メンズメイクアトリエに行ってみよう!

STAR OF THE COLOR SHOP

あきば(以下 あ) こんばんはー。今日はどうぞよろしくお願いいたします。

星さん(以下 星) お待ちしておりました。よろしくお願いいたします。

 早速なんですけど、STAR OF THE COLOR SHOPさんはどんなお店なんですか?ちょっとおしゃれすぎて緊張します…

 そんな緊張しないでください(笑)STAR OF THE COLORは、映画などの撮影現場で、俳優や女優の素肌を美しく見せるため誕生したベースメイクブランドです。

 ほえー!映画?

 はい。映画の撮影ってどうしても長時間になると思うんです。そうすると崩れないことと肌をいたわることがとても大事になってきて。その二つを叶える優しい成分で作られたのがSTAR OF THE COLORのクリームファンデーションです。

 あ、そうなんですね!とにかく肌がキレイに見えれば良いってわけじゃないんですね。

 もちろんです。誕生が1975年になりますが、ハリウッドのトップメイクアップアーティストとして活躍していたウィリアム・タトルの長年の経験と独自の研究から生まれたブランドなんです。

 かなり歴史のあるブランドなんですね。

 『パイレーツオブカリビアン』や『チャーリーズエンジェル』など多くのハリウッド映画でこちらのクリームファンデーションが使われています。

 ええ!?それはすごい。僕普段は我流でしかメイクをしないもので、美容好き芸人を名乗っておきながら恥ずかしいのですが、色々教えていただけますか?

 もちろんです!僕もすごく美に厳しい方がいらっしゃるのかと思って緊張していたので、安心しました。なんでも聞いてください。

 お互い緊張してたんですね(笑)ではまずは何から始めていきますか?

 まずはしっかりと保湿のケアをしていきましょう。丁寧に保湿をしていくことによって化粧のりも良くなりますし、メイク自体のもちも良くなりますよ。

 あ、すいません…慌ててきたので汗が…

 大丈夫ですよ。ティッシュオフしましょう。メイクをしてくるお客様もいらっしゃるので、そういった方はクレンジングをしてからメイクを行うのですが、その際にもティッシュを使ったりするのであるあるです。

 (こちらに気を使わせないようにしている…この人、できる…!!!)

 普段はどんなときにメイクされるんですか?

 撮影のタイミングですね。といっても下地とファンデーションくらいの簡単なものですけど。慢性的に寝不足なので、目の周りのクマとかが気になって…

 なるほど。気になりますよね。そういうのを解消できるのもメイクの魅力ですよね。下地も基本的には同じ考え方なのですが、補色の関係にある色を使ってお顔のカラーをコントロールすることができるんです。

 ほうほう。

 例えば黄ぐすみが気になる方はピンク系、逆に赤みがある方はオークル系を使ってあげると自分の肌の状態と見せたいお顔を調節できるんです。

 ふむふむ!そういえばこの間取材でパーソナルカラー診断っていうのをやってもらいました。あれも肌の色が大事っていう話でした。

 そうですね。春・夏・秋・冬のカラーで自分に似合う色を選んでいくと思うのですが、ポイントメイクで使いたい色に合わせてベースメイクの色を変えたりしてあげると統一感が出たり、よりなりたい自分に近いイメージになれますよ。

 STAR OF THE COLORさんではこうしてメイクを教えてくれますが、体感的に男性のお客さんって増えてますか?

 すごい増えてると思いますよ。

 それって韓国系の芸能人の影響だったりですか?

 大きいと思いますね。でも意外かもしれませんが、若い方ばかりだけでなく、40~50代の人もいらっしゃったりしますよ。

 え!それは意外ですね!!!多様性の中で年齢を重ねた人も自分の肌への美意識が上がってきたんですかね。

 かもしれませんね。ではメイクをやっていきましょうか。

 (まぁまぁな時間、汗をティッシュオフさせてしまってすいません…!!!)

いざメイク実践!色選びや使い方を教わろう


 ファンデーションを選ぶときは首とフェイスラインの境目に置いてみると良いですよ。あごの方から5色置いてみましたけどどうでしょう?

 こうして見ると結構「明るいなー!」って色でも肌に馴染むんですね。

 そうですね。もちろん馴染むだろうなーという色を選んでおいてはいますけど、目で見たときの印象と実際に肌に乗ったときの印象は違うものです。せっかくですので明るめの色で今日やってみましょうか。

 お願いします。


 色が決まったら今度はパフにつけていくのですが、このファンデーションの端から端まで1回通す量だけで十分です。

 え!?こんな少なくて良いんですか?

 はい。STAR OF THE COLORのファンデーションは伸びがとても良いのですが、これで十分です。これをおでこと頬と顔の高い位置に置いて、うすーく伸ばしていきます。

 うすーく…

 とにかく薄く伸ばしていけばなんとかなります。

 そうなんですか!?めっちゃフランクに教えてくれますね。

 楽しい方がいいですからね。もう一種類のファンデーションには青髭を隠すようにオレンジを混ぜて、使っていきます。


 脱毛したいんですけどなかなか出来てなくて。

 なかなかね。青髭とかを隠すときもさっき話した補色の関係を意識するとうまくいきます。そして次がシェーディング。お顔に立体感や引き締めが出るように影を作ってあげるといいですよ。


 あ、結構ガッツリ…!

 これも薄く伸ばしていくのと、最後にパウダーを乗せるのでしっかりめに入れても大丈夫です。影を作る場所は頬や小鼻、あとは涙袋のところにも入れてあげると良いですね。

 わ!すごい立体的!平たい顔族なのに…

 (笑)眉毛も束感出すためにジェルを塗って、薄いところは色を足してあげて…


 わぁ!わぁ!わぁああ(どんどん変わっていく様に『ちいかわ』みたいなリアクションになってしまいました)

 そして崩れの予防と自然にするためにフェイスパウダーをのせます。

 お粉ってやつですね(ドヤァ)

 そうですね(笑)パフにつけてそのままだと偏ってしまうので、しっかり揉み込んで均一にしたら優しくトントンとのせていきます。


 おおお〜!

 よし!完成です!

ビフォア→アフターで驚き!メイクの結果は?

Before

After



 どうですか?

 すごいですね!半顔フルメイク半顔すっぴんだとより差が分かりますね。

顔右:メイク済み 顔左:すっぴん

 確かに。僕も初めてやりましたけど、かなり違いますね。

 変なことさせてすいません。

 いえいえ(笑)

 でも今回やっていただいて、技術だけじゃなくてメイクのおもしろさを教えてもらった気がします。なりたい自分になれるってこういうことなんですね。

 そうですね。うちのファンデーションは主成分にワセリンを使っていて、乾燥に強いだけでなく、汗や涙にも負けないので、花嫁メイクなどにも人気があります。そういった日に自分の思うキレイを作れるのは楽しいですよね。

 本当にその通りですね。例えば大事なプレゼンがある日に、前日までの準備がたたって顔色が悪かったりしたら印象ダウン。そういった日に気合いの入った印象や、顔を柔らかい印象にするメイクなどをして、自分をプロデュースできたらビジネスにも役立つかもしれませんね。

 実際そのような使い方をされているお客様も多いと感じますよ。

 何より自信になりますね。すごく胸を張れる感じがしてきます。力が湧き上がってくるというか。ポパイでいうほうれん草的な。

 またちょっと違う気もしますが(笑)でも楽しめることがとても大事ですね。またいつでもお気軽に相談に来てください。

 本当にありがとうございました!

メンズメイク体験後…

その後のアフターフォローとして、メイクの仕方や今回使ったアイテムをメモしてくださったシートを頂いたり、親切に教えてもらいまくりました。

メイクって普段するのはハードルが高い印象もありますが、やってみると本当に楽しかったです。
以前から不思議ではあったのですが、芸人の楽屋でファンデーションをつけてたりすると、『男のくせに…』といったいじりとかを受けたりしますが、一方でテレビに行ったらみんな当たり前のようにメイク室に入ってメイクをします。
何が違うのでしょうか?

テレビだろうと舞台だろうとYouTubeだろうと何も変わらないと思います。
前にAmazonプライムでV6さんのライブドキュメンタリーを見たことがあるのですが、その時に驚いたシーンがありました。
それはライブ前、メンバーが自分で自分のメイクをしているシーンでした。
日本のトップアイドルもどんなふうに自分を見せたいかを決めて、自分でメイクをしているんだなぁと思うと、今の自分がメイクをせずに、表現をいい加減にして人前に立っているのはとても恥ずかしくなったことを覚えています。


ビジネスの現場でもそうなのではないでしょうか?
大事な会議、プレゼン、入社式、異動の挨拶、などなど。
その時々でどんな自分を演出したいかってプロであれば当然あるはず。
そういうことを一つずつ丁寧にやれる人が一流なんじゃないかなと若輩ながら僕は思うわけです。

もし今回のお話で少しでもメイクに興味が湧いたらぜひSTAR OF THE COLORさんに足を運んでみてください!
運が良ければ美しすぎる星さんにドキドキしながらメイクを教えてもらえますよ。(本当に緊張したー!)

最後までご覧いただき、ありがとうございました!
STAR OF THE COLORさん、星さん、取材協力ありがとうございました!!!

STAR OF THE COLOR

住所 渋谷区神宮前 4-9-1
TEL 03-6384-5166
営業時間 11:00~19:00 ※終了時間を変更する場合がございます。事前にお問合せください。
URL https://star-color.jp/
info(今回の講座) メンズメイクアトリエ(メイクレッスン+ファンデーション付きの講座)
https://star-color.jp/pages/menslesson-1
美容好き芸人
あきば美容研究生
日本化粧品検定1級、化粧品成分スペシャリスト。化粧品会社での勤務経験を経てお笑い芸人に。YouTube『コスメ好きしか知らない話』TikTokにてコスメのものづくりの熱に迫るコスメ好きのためのコンテンツを配信中。

『美的HEN』

新プロジェクト『美的HEN』は17年前からメンズ美容に取り組んできた『DIME』と、22年前から女性の美を発信してきた『美的』がタッグを組んだ新しいプロジェクト。プロの美容情報ニュースサイト『美的.com』と“知りたい”を深掘りするウェブマガジン『@DIME』上にそれぞれコラボ企画ページを立ち上げ、双方の視点からすべての人の美をサポートします!様々なカテゴリーを超えて、あらゆる人が美容を楽しむための情報をお届け予定。スキンケアの基本から、悩ましい“毛”問題、気になる最新グッズまで。美容事始め、『美的HEN』サイトをチェックして♪

*HENは、スウェーデンで「hon(彼女)」でも「han(彼)」でもない、ジェンダーニュートラルな三人称単数代名詞として使用されている言葉です。

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※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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