眉メイクは実は難しくない! 目力もアップする簡単テク【大峰ユリホさん×鈴木康介さん×H&M笹本恭平さん】
人気ヘア&メイクアップアーティストの笹本恭平さんが、春メイクでかなえる「自分生かし」メイクを提案してくれました♪今どきの眉メイクで目力を自在に操作して♡
『美的』読者’s Voice
会社員・33歳
自営業・32歳
事務・29歳
“眉毛の存在感次第で、目力を自在に操作可能! 描くのではなく、崩すor締める。今どき眉メイクの新ルールを極めよう”
眉毛を描きすぎないから目力も魅力も引き立つ。眉メイクって実は難しくないのかも
大峰さん着用/トップス¥6,999(H&M〈H&M〉) バングル¥77,000、ブレスレット¥33,000(ヴァンドーム青山本店〈ヴァンドーム青山〉) リング[右手人さし指、左手人さし指]各¥6,600(STELLAR HOLLYWOOD) リング[左手小指]¥25,300(ジュエッテ)
鈴木さん着用/シャツ¥35,750(lees) ブレスレット¥45,100、リング[左手]¥16,500(ヴァンドームヤマダ〈エル・エー・エイチ〉) リング[右手薬指上]¥35,200、リング[右手薬指下]¥46,200(ヴァンドーム青山本店〈ヴァンドーム青山〉)
「眉をメイクするとなると、つい描きすぎる人が多く、抜け感がなくなったり、目の印象が弱くなったり。眉毛は“描く”というよりも、
あえてきっちりメイクせずに明るく薄めに“崩す”、毛感を出して“締める”
という認識でメイクしてみて。崩せばアイメイクを今っぽく盛れるし、締めればそれだけで目力も骨格も引き締まります!」
――――――by ヘア&メイクアップアーティスト 笹本恭平さん
使用アイテム
A.眉毛を固めず、1本1本を柔らかにカラーリング。抜け感を呼ぶライトブラウン。
ポール & ジョー ボーテ アイブロウ マスカラ 01 ¥3,300
B.ゴールドを含むカーキブラウン系のアイブロウパウダー。繊細な粉感で、眉毛や肌にふわっと自然に密着。
セルヴォーク インディケイト アイブロウパウダー 09 ¥3,850
C.超極細マイクロブラシが毛をキャッチして、自然な立体感をメイク。
ジュリアアイビー レナレビ クリアブラックマスカラ ¥3,800
D.マット&グリッターの陰影カラー。
カネボウ化粧品 ケイト ポッピングシルエットシャドウ BR-1 ¥1,540(編集部調べ)
E.柔らかな陰影をオン。
セザンヌ チークブラッシュ 05 ¥550
F.生マットなホワイトピンク系リップ。
カネボウ化粧品 ケイト スチームマットヌードリップ EX-1 ¥1,650(編集部調べ/限定品)
G.オレンジとパープルの新鮮なハーモニー。
カネボウ化粧品 ルナソル アイカラーレーション EX39 ¥6,820(5月17日限定発売)
H.上向きカールの束感まつげに。
資生堂 マジョリカ マジョルカ ラッシュエキスパンダー ドーリーカール BK921 ¥1,650
I.なめらかなタッチで広がり、重ねる程に透明感がにじみ出すピンクレッド。
SUQQU クリーム タッチ ブラッシュ & リップ S02 ¥5,500(5月10日限定発売)
J.肌の明るさを引き立てるマットピンク。
シャネル ルージュ アリュール ヴェルヴェット ニュイ ブランシュ 7:00 ¥6,600(限定発売)
【メイク方法|大峰さん】眉毛を引き算する分、目元は盛る。このバランスこそが今っぽい!
\抜け感のある眉だから目元のラメ感がさらに際立ってかわいい!/
眉毛は描かず、潔くAで明るさを出すだけ。眉尻から眉頭に向かって逆立てながら色づけたら、毛並みに沿ってとかして整える。ちょっとした隙間が気になってもそのままに!毛が薄い人は、淡い色を少しだけ仕込んで。
Gの右下のパープルをアイホール全体にのせてから、その上に右上のピンクを。下まぶたにも右上を広げ、左上のシャイニーな淡いパープルを目頭と上まぶたの中央にオン。まつげにはHをたっぷり重ねて、存在感たっぷりの束感まつげに仕上げる。ここまでまつげを盛れるのは、眉を引き算したからこそ♡
Iを頬の内側から横広にのせて、鼻にもさらっとひとなで。じわっと紅潮した血色チークに。
唇はJをオーバー気味に塗ってから、Iを重ねて、ふっくら艶やかな赤みピンクリップでムーディに。
【メイク方法|鈴木さん】存在を強めた立体感ある眉毛で、眼差しに凜り々りしさと清潔感を宿す
\眉毛が締まるだけでこんなに目力が出ることに驚きました/
眉の密度をアップしつつ毛感を出すことで、目元だけでなく顔全体の印象までぐっと引き締まり、凛々しい表情に。Bのいちばん上のブラウンはラウンド状のアイシャドウブラシでとるのがポイント。斜めカットのブラシを使わない理由は、パウダーが線状にのることで“描いた”感が出てしまうから。アイシャドウブラシで眉全体にふわっとのせて輪郭を作るというひと技で、より自然体な、清潔感のある印象に。さらに、Cで眉頭を立ち上げるように塗り、中間~眉尻は毛流れに沿ってとかして。
目元はDの右上をアイホール、左下を下まぶたに広げてほんのりと陰影をプラス。右上を眉頭下の凹へこみにのせるとより彫り深く、凜とした目元に。Eは骨格の引き締め役。大きめのブラシでとり、耳の手前辺りから内側へ、輪郭を引き締めるように2~3回なぞって。
唇にはFを使用。じか塗りしてから指でたたき込み、自然な血色感がにじむ端正な唇に仕上げて。
『美的』2024年5月号掲載
撮影/柴田フミコ(人物)、金野圭介(静物) ヘア&メイク/笹本恭平(ilumini) スタイリスト/Toriyama悦代(One8tokyo・) モデル/大峰ユリホ、鈴木康介 構成/松村有希子、斎藤穂乃香(本誌)
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。