こっちを選べば崩れにくい!メイクくずれに共通する原因とは?|美的GRAND
きれいから最も遠ざかる猛暑シーズン、皮脂・乾燥・ハリのなさの三重苦を抱える大人に必要なのは知的なくずれ対策。サイエンスビューティエディター大塚真里が化粧品会社の作り手に取材、成分の種類や剤型を比べて新たな結論。
メイクくずれ、原因には共通点があった
体の分泌物を止めることはできないから、メイクコスメの研究員は汗や皮脂の存在を常に意識しています。その視点でメイクくずれについて取材を重ねたところ、すべてのアイテムに共通のポイントが浮かび上がってきました。
1.厚塗りしている
くずれには必ず“きっかけ”がある。厚塗りでムラができると、ムラの部分からくずれ始める!
今回取材をした研究員4人が口をそろえて「薄く均一に塗ること」を推奨。夏は汗や皮脂でメイクが薄れるから厚めに塗っておこう、と思いがちですが、厚塗りはムラの原因に。ムラがあると動きや摩擦、汗や皮脂に弱くなり、そこからくずれ始めるというのです。
例えば漆しっ喰くい塗りの白壁も、薄く均一なもの(左)はくずれにくい。厚くムラ塗りされたもの(右)は、経年の摩擦でボロボロくずれやすい。ファンデーションも同じ。
薄く塗ればくずれのきっかけとなるムラができにくい
厚塗りするとムラになってそこからくずれやすい
合成皮革に、リキッドファンデーションをムラができないよう気をつけながら塗ったもの。左のように薄く塗ると、ムラなく仕上げるのはわりと簡単。重ね塗りした右はどうしてもムラが防げなかった。
2.密着していない
肌に一体化する“膜”を作ることがくずれを防ぐ秘訣
「化粧品は肌の上で“成膜”させるとくずれにくくなります」と、花王の坂田宗紀さん。成膜とは、化粧品に皮膜剤などを配合して膜を作ること。膜が肌に密着し、汗や皮脂の影響を受けにくくなります。パウダー状のアイテムは一般的に成膜されないため密着力が低め。
アイブロウパウダーはふわっとつくので取れやすい
アイブロウリキッドは膜が密着してくずれない
アイブロウリキッドは塗った部分が肌の上で膜になるので密着力が続き、アイブロウパウダーはふんわりつくので時間がたつと薄れやすい。ただしメイクは仕上がりのナチュラルな美しさも大事。くずれにくいアイブロウメイクの正解は下記の“アイブロウの記事”を参考に!
3.油分が過剰になる
油分多めのコスメは、暑い季節は避けるのがベター
「40代の皮脂分泌力は20代よりも低下していますが、キメの凹凸が浅くなっているため、分泌した皮脂が溝にたまらず肌表面に広がります。そのため、テカりやくずれが起こりやすくなります」(ポーラ化成工業 研究所副主任研究員 飯田昌枝さん)。化粧品の過度な油分はくずれのもとに。
つるんとしたパンケーキにシロップをかけると、さーっと広がって皿にこぼれる。ワッフルは凹凸部分にたっぷりシロップをため込む。大人の肌はパンケーキのようなもの。
3つの共通原因を踏まえて「このメイク、どっちがくずれに強い?」を考察!
崩れにくいのはどっち?フェースパウダーありvsフェースパウダーなし
「これは、塗り方によると思います。均一に薄くつければ、フェースパウダーをつけた方が油分を吸収してくれるのでくずれにくなり、見た目にもキメ細かくなります。ただし、つけすぎると皮脂の吸収にムラが起こり、吸着した皮脂による色変化も目立ちすくなります」(ポーラ 飯田さん)。
「私も同意見です。くずれにくく美しい仕上がりには、肌の上にのっている油分と粉のバランスが重要。リキッドやクッションファンデは油分がやや多い剤形なので、粉を薄くつけるとバランスが良くなります」(花王株式会社 メイクアップ研究所1室 グループリーダー 佐野章子さん)
フェースパウダーなし でファンデーションが厚いとヨレる
粉なし・ファンデ薄塗り
粉なし・ファンデ厚塗り
乾燥肌で粉がどうしても苦手、という人は、無理につけなくてもOK。ただし、フェースパウダーなしでファンデーションを厚く塗ると、ムラができてくずれやすくなるので注意。
フェースパウダーは多い とシワが目立ちくすみの原因にも。少量がベスト
少量の粉仕上げ
粉たっぷり仕上げ
粉を大量につけると、見た目に小ジワが目立ったり白っぽくなるだけでなく、時間がたつと吸収した皮脂によるくすみも気になるように。少量を薄く密着させるのがベスト。
【結論】
ファンデーションを薄く均一に塗り、フェイスパウダーを薄く密着させる
これが夏は最もくずれにくい。肌質も考慮して選択を。
研究員によるMoreアドバイス
- フェースパウダーはブラシよりもパフで密着させる方が、よりくずれにくい!
「付属のパフに少量をもみ込み、手の甲などで余分をはらって均一にしてから薄くなじませて。Tゾーンやマスクが当たる部分だけにつけるのもOKです」(ポーラ 飯田さん)
- 微粒子サラサラとしっとりなめらか、フェースパウダーのタイプとくずれへのアプローチの関係
「フェイスパウダーは、丸い球状と平たい板状の原料のブレンドでできています。球状粉体にはさらさらの形状で皮脂に強く、板状粉体にはしっとりなめらかで密着するという特性があります」(花王 佐野さん)
右が球状粉体、左が板状粉体の顕微鏡写真。球状粉体には皮脂吸着や毛穴をぼかす働きがある。(画像提供/カネボウ化粧品)
エディター大塚がセレクト!くずれにくいフェースパウダー&リキッドファンデ
A.肌に密着する粉の絶妙なブレンド
なめらかさにうっとり。
カネボウ化粧品 コフレドール ルーセントフィニッシュパウダー 15g ¥3,850(編集部調べ)
B.夜までほぼくずれ知らずの実力!
密着力が高く、艶が持続。
ローラ メルシエ フローレス ルミエールラディアンス パーフェクティング ファンデーション 全11色 30ml ¥7,920
C.セミマットな肌が持続
さらっとセミマットでパウダーなし派にもおすすめ。
ジョルジオ アルマーニ ビューティ パワー ファブリック ファンデーション SPF20 全8色 30ml ¥8,250
D.肌に密着するしっとりパウダー
ふんわり軽く、毛穴をカバーしながら密着。
コスメデコルテ フェイスパウダー 00 20g ¥5,250
にじまないのはどっち?ウォータープルーフマスカラvsフィルムマスカラ
「ウォータープルーフマスカラは油で構成されているため、水には強いのですが、皮脂やアイシャドウの油分などの油に触れてまばたきなどで摩擦が起こると、にじみやすくなります。フィルムマスカラは、38℃以上のお湯に触れるとくずれる設計のフィルムを使用しているため、38℃以下なら水や油に触れてもくずれず、摩擦にも強いです。ただし、目元のタイプによってはにじむことも」(花王株式会社 メイクアップ研究所2室 研究員 坂田宗紀さん)。
フィルムタイプの欠点は、まつ毛が下がりやすいこと。下がるのが嫌な人はウォータープルーフマスカラで自分に合うものを探すという選択肢も。
ウォータープルーフマスカラ は皮脂やアイシャドウの油分に弱い
水をオン
油をオン
ウォータープルーフマスカラをつけたつけまつ毛に水道水を垂らしてもびくともしないが、皮脂に近いオリーブ油を垂らして少し指でなじませると、にじんでしまった。まつ毛との摩擦が起こりにくい形状のまぶたなら、にじまずキープできることもある。
フィルムマスカラ 基本的に猛暑でもにじまない設計
水をオン
油をオン
フィルムマスカラをつけたつけまつ毛は、水や油を垂らして指で軽くなじませてもにじまない。とはいえどんな化粧品も塗った膜が摩擦で取れるリスクはあるので、目元の形状によってはにじむことも。
お湯にイン
フィルムマスカラをつけたつけまつ毛を40℃のお湯に浸すと、ボロボロくずれてきた。強い洗浄料を使わなくてもお湯で落ち、肌への負担も少なくて◎。
【結論】
万人におすすめなのはフィルムマスカラ。まつ毛が下がりやすいならウォータープルーフも検討を。
研究員によるMoreアドバイス
- たっぷり重ねづけするとくずれやすくなる。さらっと薄く塗るのがおすすめ
「たっぷり何度も塗り重ねると、塗膜がボコボコと不均一になりやすく、仕上がりの好みもあるとは思いますが、あまり重ね塗りしない方がにじみを防げます」(花王 坂田さん)
- ウォータープルーフマスカラを使うならリムーバーで落としやすいタイプを選んで
「ウォータープルーフの中には、リムーバーを使っても落ちにくいしっかりタイプも。メイクもちという点では魅力ですが、大人は落としやすさも意識して選択を」(ポーラ化成工業 研究所 副主任研究員 十塚幼子さん)
エディター大塚がセレクト!
くずれにくく仕上がりもキレイなフィルムマスカラ
A.カールが落ちない無重力フィルム
まるで無重力のように軽く、カールが長続きするフィルムマスカラ。
エレガンス グラヴィティレス マスカラ BK10 ¥4,400
B.猛暑でもカールまつ毛をキープ
地まつ毛が増えたように自然なボリュームアップ力で、カールを瞬間ロック。湿気で下がりやすい夏に頼もしい。
カネボウ化粧品 ケイト ラッシュフォーマーEX(ボリュームWP)BK-1 ¥1,540(編集部調べ)
C.汗・皮脂・涙に強いマルチプルーフ
ウォータープルーフをベースに、さらに耐油性も加えたマルチプルーフタイプ。1本1本繊細な仕上がりで、リムーバーを使えばすっと落とせる。
セザンヌ 耐久カールマスカラ 01 ¥638
よれにくいのはどれ?パウダーアイシャドウvsクリームアイシャドウvsリキッドアイシャドウ
二重の幅に入ってよれたり、色がくすんだりするのを防ぎたい! 夕方までキレイな目元を保つならどれがベスト?
「アイシャドウは、粉状の色材と、粉を肌に密着させるための油分や保湿剤などの組み合わせでできています。そのバランスによってパウダー、クリーム、リキッドと形状の異なるものができるわけです。ポイントは、塗るとオイルが揮発して、仕上がりがさらっとするものを選ぶこと。ベタつきがあるものはオイルが多く残っているので、まばたきでよれたり時間がたつとくすんだりします。また、ラメの粒が大きいアイシャドウを使いたい場合は、接着剤となる油分が多いクリームやリキッドタイプがおすすめです」(花王 坂田さん)
パウダーアイシャドウ はよれにくいものが多い傾向
クリームアイシャドウ はさらっとするものが◎
リキッドアイシャドウ はラメ入りタイプの強い味方
右が粒の小さいパール剤、左が大粒のラメ剤。粒が大きいと重みで剥がれやすくなるため、油分多めの剤形を選ぶのがベター。
粉(色材)をベースに“つなぎ”として油分や保湿剤を少量配合しているパウダーアイシャドウは、よれや色ぐすみが起こりにくいものが多い。クリームやリキッドアイシャドウも、揮発オイル配合のさらっとしたものならよれにくい。リキッドアイシャドウはオイルや水分などの揮発量が多いので、乾燥肌だとパサつきを感じることもある。
【結論】
しっとりなじみつつも表面がさらっと仕上がるものを選べば、形状を問わずよれにくい。
研究員が教える、くずれにくい塗り方テク
- チップやブラシで薄く密着させる
「よれや色ぐすみを防ぐためには、やはり薄く均一に塗ることが大切。チップやブラシなどのツールを使うのがおすすめです。指だと塗布量の調整が難しいかも」(ポーラ 飯田さん)
パウダーアイシャドウで実験。チップとブラシは薄く均一に塗れるのが一目瞭然。指で塗りたい人は量をとりすぎないように調整を。
- パウダーonクリームの極薄重ねづけでもちアップ
「密着感を高めたいなら、クリームアイシャドウを下地として薄く塗り、パウダーアイシャドウを重ねるのもおすすめ。クリーム状のアイシャドウ下地を使うのもいいと思います」(ポーラ 十塚さん)
エディター大塚がセレクト!
よれない&色持ちもいいアイシャドウ
A.しっとりなじむ絶品パウダー
しっとり密着するパウダーアイシャドウ。
クレ・ド・ポー ボーテ オンブルクルールクアドリ 4 ¥11,440(ケース込み)
B.さらっと仕上がるクリームカラー
まぶたにもチークにも使えるクリームシャドウ。
カネボウ化粧品 コフレドール 3Dトランスカラー アイ&フェイス BE-22 ¥1,760(編集部調べ)
C.ラメを保持するリキッドシャドウ
ラメ入りのリキッドアイシャドウ。
シュウ ウエムラ アイ フォイル ローズ ラスター ¥3,960
D.クリームとパウダーの組み合わせ
右上のクリームを薄く敷いてから他のパウダーを重ねるともちがアップ。
THREE ディメンショナルビジョンアイパレット 06 ¥7,150
夕方まで残るのはどっち?パウダーチークvsクリームチーク
色が薄れやすかったり、マスクでくずれやすかったりするチーク。夕方まで残ってくれるのはどっち?
「チークもアイシャドウと同じように、粉状の色材と油分や保湿剤の組み合わせでできています。肌への密着力が高いのはどちらかといえば油分を多く配合しているクリームタイプですが、パウダータイプと大きな差はないので、仕上がりの好みで選んでもいいと思います。ひとついえるのは、クリームタイプで油分が揮発せずペタつきが残るものは、取れやすかったりくすんだりするので夏場は避けた方がいいということ。なじませると表面がさらっと収まるものを選んで」(ポーラ 十塚さん)
クリームチーク は油分が多いと取れやすい
右は油分が揮発せず残るタイプのクリームチークを使った状態。左はさらっとするクリームチークを使用。右はうるっと濡れたような艶がキレイなのでこのタイプの製品が最近増えているけれど、もちがいいのは左のさらっとタイプ。
【結論】
どちらかといえばさらっとしたクリームタイプ。大差はないので仕上がりの好みで選んでもOK。
エディター大塚がセレクト!くずれにくいチーク
パウダーチークはふわっと上品な仕上がり。クリームチークは艶のあるヘルシーな仕上がり。
A.パウダーなのにしっとり密着
自然な発色が続くパウダーチーク。
ポーラ B.A カラーズ ブラッシュ BR ¥4,950
B.重ね使いで色もちアップ
4色のパウダーを左上から順に重ねることで、毛穴レス&立体感が出てもちもアップ。
イプサ デザイニング フェイスカラーパレット 101PK ¥6,380
C.絶妙にとれにくい艶肌スフレ
弾力のあるクリームが、肌に塗ると“さらしと”な感触に変化。
コスメデコルテ クリーム ブラッシュ 251 ¥3,850
D.持続力に定評があるクリーム
少量でも見たままに発色するクリームチーク。
エレガンス スリーク フェイス N PK106 ¥3,300
眉が1日長もちするのはどっち?アイブロウパウダーvsアイブロウペンシル
汗や皮脂で薄れやすく、夏の眉を1日保つのは至難の業。長もちするのはどっち?
「アイブロウペンシルは、固い油剤で固めているので肌に密着して膜ができ、汗、皮脂、多少のこすれには強くなります。ちなみに、アイブロウリキッドもペンシル同様落ちにくい膜ができます。違いは繊細なラインが描けること。これらに対してアイブロウパウダーは、ふんわりついて膜を形成しないため、汗、皮脂、こすれに弱いです。とはいえ、仕上がりのテカりがない自然なニュアンスはパウダーだけのもの。ペンシルやリキッドと、パウダーを併用するのがおすすめです」(花王 坂田さん)
ペンシル だけだとテカりやすく パウダー だけだと取れやすい
右がアイブロウペンシルのみ、中央がアイブロウパウダーのみ、左がペンシルとパウダーをダブル使いした眉の仕上がり。ダブル使いが最も立体感のある自然な仕上がりになり、くずれにも強い。
【結論】
もちと仕上がりの美しさを両立させるにはダブル使いがベスト!
エディター大塚がセレクト!
くずれにくいアイブロウアイテム
A.繊細なラインが描けるリキッド
毛の薄い部分に淡く繊細なラインを描け、ボリュームアップ。色が薄れにくい。
エレガンス アイブロウ リクイッド BR21 ¥3,300
B.汗や皮脂に強い密着ペンシル
汗・皮脂・こすれに強く、10時間化粧もちデータ取得。
コーセー ファシオ アイブロウペンシル 02 ¥605(編集部調べ)
C.バーム&パウダーで落ちにくい立体眉
右端の密着バームで足りない部分を補い、左2色の定着パウダーでふんわり感を。
カネボウ化粧品 コフレドール アイブロウキーパー 02 ¥2,970(編集部調べ)
D.もちの良さ抜群、王者のパウダー
パウダーをオイルでコーティング処理して汗に強く。
イプサ アイブロウ クリエイティブパレット ¥4,620
にじみにくいのはどっち?ジェルアイライナーvsリキッドアイライナー
下まぶたににじんだり、消えて目力がなくなったりするのを避けるには、どっちを選べばいい?
「ペンシル形状のジェルアイライナーは、揮発する油剤を多く配合しており、するすると描いた後は油剤が揮発してぴたっと密着します。リキッドアイライナーにはウォーターベースと揮発オイルベースがあり、皮膜剤によって膜を作って密着します。どちらも密着力が高く、材形の違いによるもちの良さを比べるのは正直難しいところ」(ポーラ 飯田さん)。
一般的に、涙目の人は油性のジェルアイライナー、奥二重や一重の人は皮膜を作って擦れに強いリキッドアイライナーがおすすめ。
濃く描きすぎるとその分にじみやすくなる
にじみを防ぐには、塗り方にも改善ポイントあり。ティッシュオフしてついてくる程に濃く塗り重ねると肌に密着しない部分(写真の上)ができ、そこがにじんでしまう。
【結論】
にじみにくさはどちらも同等に高く、比較が難しい。大塚の見解を参考に自分の目に合うものを見つけて。
エディター大塚がセレクト!
くずれにくいアイライナー
A.にじみにくさに定評があるペンシル
描きやすさとにじみにくさでプロにも愛用者多数。
コスメデコルテ ラスティング ジェルアイライナー BR301 ¥3,850
B.くっきり濃密なジェルペンシル
とろけるようにすっとのびた後はぴたっと密着。汗・皮脂・涙・こすれに強い。
カネボウ化粧品 ケイト レアフィットジェルペンシル 02 ¥1,210(編集部調べ)
C.水にも汗にも強いリキッド
汗・皮脂・涙・こすれに強い。
コーセー ファシオ リキッドアイライナー 02 ¥1,100(編集部調べ)
D.大人のまぶたに優しいリキッド
軟らかいフェルト筆で描きやすく、お湯で落とせるフィルムタイプ。
SUQQU ニュアンス アイライナー 02 ¥3,300
これがあれば、くずれ知らずに! サポートアイテム
A.乾燥しやすい目元に密着して潤いカバー
アイクリームとコンシーラー、UVケアがひとつになった目元用ベースメイク。顔全体はテカるけれど目元がシワっぽくなる人は、これを目周りに使って。
ベアミネラル CR アイカバー ジェル SPF25・PA+++ 10ml ¥4,180
B.湿気でまつ毛のカールがとれてしまう人に
ウォータープルーフかつ皮脂にも強いマスカラ下地。カールを強力キープする効果があるので、湿気でまつ毛が下がる人におすすめ。
カネボウ化粧品 ケイト ラッシュ マキシマイザーHP EX-1 ¥1,320(編集部調べ)
C.ぴたっと密着しつつ、潤いも保持する下地
大人のためのくずれ防止ベースメイク“ダブル ウェア”からこの春登場した下地。毛穴をカバーし、艶と潤いをプラス。
エスティ ローダー ダブル ウェア セカンドスキン プライマー SPF20・PA++ 40ml ¥6,600
D.メイクの仕上げにシュッ!で美しさを固定
肌の上に薄膜のヴェールを作り、メイクを定着。美しい仕上がりと潤いを持続させるミスト。マスクとの摩擦にも強い。
ディオール ディオールスキン フォーエヴァー メイクアップ フィックス ミスト 100ml ¥5,610
E.美容液成分の塗膜でくずさない新形状ティント
美容液パックのように肌を包み、その膜が長時間くずれないというユニークなティント。色ムラや毛穴をカバーし、自然にトーンアップ。RMK スキンティント SPF20・PA++ 全2色 30g ¥5,280
F.小鼻の不潔なテカリだけをしっかり防ぐ部分下地
顔全体でなく部分使いの皮脂対策下地なら、プチプラでもOK。皮脂を吸着して固め、ウォータープルーフタイプで顔の滝汗にも対応。
コーセー ファシオ ポア スムース プライマー 00 12g ¥990(編集部調べ)
G.フィルムタイプの眉マスカラを使えば、ずっと消えない眉
眉の仕上げにアイブロウマスカラをつけると、形がフィックスしてパウダーやペンシルなどのもちも良くなる。これはフィルムタイプで汗にも皮脂にも強い。
イミュ デジャヴュ フィルム眉カラー ウォームブラウン ¥880
『美的GRAND』2023夏号掲載
撮影/古水 良(cheekone・人物)、松本拓也(静物) ヘア&メイク/AYA(LA DONNA) スタイリスト/後藤仁子 デザイン/Jupe design 構成/大塚真里
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。