クッションファンデーションのパフは毎日洗わないとダメってホント?真相を専門家に直撃!【美容の常識ウソ?ホント?】
日常生活で生まれる美容の疑問を専門家に答えてもらうこのコーナー。今回は、“スキンケアとメイク”について。クッションファンデーションのパフは毎日洗わないとダメって…ウソ? ホント? ヘア&メイクアップアーティストの長井かおりさんにお答えいただきます。
Q:クッションファンデーションのパフは毎日洗わないとダメってホント?
肌のアラを消しながら、立体的なツヤ感をもたらしてくれるクッションファンデーション。定番アイテムとなった一方で、付属の小さなパフがすぐに汚れてしまう…とお困りの人も少なくないのでは? クッションファンデーションのパフは、毎日洗わないとダメというのは本当なのでしょうか。さっそく、この疑問をヘア&メイクアップアーティストの長井さんにぶつけてみました! 果たして答えは…?
A:ウソ
「本来メイク用のパフやスポンジは、湿ったら洗うのが鉄則です。けれども、クッションファンデ付属のスポンジに関しては、自分だけで使うもの。そして、クッションファンデのスポンジそのものが毎日洗うように作られているとは考えにくいです。ですので、通常のメイク用パフとは別物と考えてよいでしょう」(長井さん・以下「」内同)
洗えないときでもOK! パフの使用法
「クッションファンデ付属のパフを、2等分や4等分に考えます。そして、1日目はこの部分、2日目はこの部分…と、日替わりで使用する箇所を替えていくと、毎日新しいパフでファンデーションをのせることができます。
このとき大切なのが、パフが湿った状態でしまわないこと。使用したら、必ずティッシュオフして余分なファンデーションや水分を拭き取るようにしましょう」
- クッションファンデ付属のパフは、2等分や4等分に分けて考える
- 日替わりで使用する箇所を替える
- 使用後は必ずティッシュオフして、余分なファンデーションや水分を拭き取る
長井さんおすすめのパフ活用法
「私自身は、朝クッションファンデーションを肌にのせるときは、付属のパフは使用していません。クッションファンデーション付属のパフを使用するのは、“メイク直し”のタイミングのみ。
朝は、メイク用の厚手のスポンジをクッションファンデーションに染みこませ、そのままポンポンとたたき込んでいきます。こうすることで、ムラにもならず早くキレイに仕上げることができますよ。
使用するメイク用スポンジの選び方は、均一に圧がかけられるよう、しっかりと厚みがあり、ファンデーションを吸い込むものであること。ダイヤ型や3Dスポンジなど、好みの形状を選んでみてくださいね」
Point
◆クッションファンデーション付属のパフはメイク直しに使用して、朝のメイク時には厚手のスポンジで代用するのもおすすめ◆ムラにならず、早くキレイに仕上られるメリットが◎。
◆スポンジの選び方は、均一に圧がかけられるよう、しっかりと厚みがあり、ファンデーションを吸い込むものであること
メイクスポンジの正しいお手入れ法
「使い捨て用の小さいタイプのスポンジは、使ったら捨てるのが正解です。そのほかの使い捨てではない、大きなタイプのスポンジの場合は、前述のように面で分けて使用し、全面が汚れたら洗うようにしましょう。
大きなタイプのスポンジを購入する際は、必ずスペアも購入すること。こうすることで、スポンジを洗って乾かしている間に、もうひとつのスポンジを使うことができます」
文/木土さや
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
数多くの美容雑誌他で活躍中。わかりやすく、取り入れやすいメイクテクニックに定評があり、書籍も多数。好感度が高く、おしゃれなメイクの提案で幅広い層から支持を得ている。
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