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2020.7.24

本郷奏多さんインタビュー|「『変わり者?』と思われがちだけど実はポジティブで合理主義なんです」

近年、クセのある役の好演も話題の俳優の本郷奏多さん。ドラマや映画で大活躍の本郷さんのスペシャルインタビューをお届けします!

「実はポジティブで合理主義者。ストレスはためません!」

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イカれていたり、傲慢だったり。近年、クセのある役で唯一無二の存在感を放つ本郷奏多さん。出演中の人情時代劇で演じているのは、本心とは真逆のことを言ってしまう、ちょっとツンデレな妖怪・天の邪鬼。

「出てくる妖怪は人間味があって、天の邪鬼がバディである主人公の一馬に心を開いていく過程も見どころです。僕は戦闘能力が低い役が多いのですが、今回は身体能力が高く、殺陣(たて)もある役でうれしかったです。“カッコいいと思ってもらえたかな”と妄想したりして!」

妖怪もののようなファンタジーは、映画やドラマだから描けるので面白いという本郷さん。でも、「妖怪には興味がない」ときっぱり。
「科学で証明できないことは信じていなくて。ドラマでは、持つと妖怪が見える“まが玉”が出てきますが、僕がもらったら、すぐに捨てます(笑)。本当に妖怪がいても、きっと友達にはならない。彼らは怒ったらきっと怖いですから」

そのきれい好きや偏食エピソードから、「変わり者?」と思われがちだけれど、「実は根っからのポジティブ思考で、合理主義者」と自己分析する。
「ストレスはたまらないです。負の感情に引っ張られて時間を浪費するのが嫌なので、迷いや悩みはその場で解決してしまいますから。オファーをいただいてから始まる役者の仕事は、いわば下請け。与えられたことに全力で向かって、結果を出せれば次につながると信じているので、悩みで自分のメモリを無駄に消費しないようにしています。僕は芝居の仕事がなくなったら何も残らない人間なので、役幅の広い俳優として、息長くやっていけたらと思います」

気になる女性を尋ねると、この日いちばん、困った顔をした。
「基本的に他人にあまり興味がないので、女性のファッションとかメイクも違いがよくわからなくて…。でも、キレイになろうと努力することは素敵なことだと思います!」

KANATA’s Tips

#炭酸化粧水

メイクさんに勧められて愛用。僕、潔癖症なので、顔に何かをつけるのが嫌なのですが、これならつけ心地も軽いし、スプレーするだけなので便利!

#冷蔵庫の在庫管理

食材を古い順に組み合わせて料理を作るのが得意です。友達に振る舞うときは、レシピを見てシチューとか作ります。

【Drama】『大江戸もののけ物語』

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寺子屋で教える一馬は気が弱く、子供たちに手を焼く日々。ある日、いつも一馬を助けてくれるおてんば娘・お雛がもっていたまが玉に触れると、妖怪・天の邪鬼が現れて…。妖と人間が織りなす人情時代劇。
出演:岡田健史、本郷奏多ほか
NHK BSプレミアムで毎週金曜20時~放送中(全5回)

 

PROFILE
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本郷奏多さん
ほんごう・かなた/1990年宮城県生まれ。初主演映画『HINOKIO』以降、話題作に数多く出演。クセのある役の好演も常に話題に。近年の主な作品に、映画『進撃の巨人』『鋼の錬金術師』のほか、昨年の映画『キングダム』『Diner ダイナー』、主演ドラマ『あおざくら防衛大学校物語』など。今年は大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK総合、毎週日曜20時~)に近衛前久役で出演。

 

『美的』2020年9月号
撮影/杉江拓哉(TRON) ヘア&メイク/福田純子(Nestation) スタイリスト/川地大介 構成/松田亜子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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