【美的１月号社会科見学裏話】　長崎県・五島列島に行ってきました　後編

オイル

五島列島への取材旅。宿泊したのは、春にオープンしたばかりの「五島列島リゾートホテルマルゲリータ」。

ホワイトを基調とした室内は、とってもおしゃれ♪　開放的な雰囲気で、取材と思いながらもリゾート気分に！

天然温泉の露天風呂からは朝日も夕日も見ることができるんです。翌朝の、海から上がってくる太陽で、徐々に空がオレンジに明るくなる様子は感動モノ。心が洗われるってこういうことを言うんだなと実感しました。

泊った部屋には島のMAPが置いてあったのですが、これがスタッフの間で話題に!!　というのもMAPの裏に可愛らしい教会のイラストがずらり描かれているんです。それを眺めているだけで回った場所が浮かび、思わずにんまり。帰ったら自分の部屋に貼りたいなぁ、と思っていたら、みんなも同じことを思っていたらしく「もらっていいよね？」って☆

そして、旅といえば、料理！　ホテルの１階には、レストラン「空と海の十字路」がありました。夕食では、「五島魚のラグースソーススパゲッティ」や「長崎県産黒毛和牛のグリル」など地元の食材を使った料理を目一杯堪能!!　もう入らないといいつつ、最後のデザートまでしっかり（人の分まで！）頂きました。

朝には、焼き立てのパンがずらりと並び、香ばしい香りが！　かなり誘われたのですが、今回は、なかなか島外では食べられない五島米を食するべく、和食をセレクト。ツヤツヤふっくらのお米は、素朴な味わい。「ああ、日本人でよかった～」そんな一言が思わずこぼれるほど。おいしいモノって人をハッピーにしてくれますよね！

実は、今回の取材、〝椿〟が目的だったんです！　五島列島には天然の椿の木がたくさんあり、昔から椿オイルの生産が盛ん。全国でも第2位の生産量なんです。この椿オイル、美容成分としても◎。肌や髪に、よくなじんで水分の蒸発を防いでくれます。

2月には、真っ赤なヤブツバキの花が島中で咲き誇るそうで、島の最北端にある津和崎椿公園は写真ポイント。目の前に広がる青い空と海に、白亜の灯台と真っ赤の椿が映えて絶景とのこと！

そして帰る直前、「これだけは！」と食べた特産〝五島うどん〟。このうどんにも椿オイルが使われていました。生地をのばすときに椿オイルを表面に塗り、くっつかないようにするのだとか。これが隠し味となって独自の風味に仕上がるそう。細麺ながらコシがしっかりしていて、つるんとなめらかな食感。知る人ぞ知る、幻のうどんと言われているのです！　お土産にと、みんながそれぞれ10束、20束と買っていたら、売店の五島うどんの売り場だけ、ごっそりカラに（苦笑）。すみませ～ん。買い占めました。