北川景子さん“ぶれない美人”の理由|スキンケアは「とにかく保湿。アイクリームを1年中つけています」
2018年ベストコスメ『なりたい顔&なりたいヘア』W受賞以来の『美的』11月号表紙に登場した北川景子さん。ため息が出るほどの端正な美しさは変わらず…そんな北川景子さんのぶれない美人の理由を探るべく、スキンケア方法やマインドについて伺いました!
保湿をしっかりしていつでも素肌に自信!
実話を基に男性の不妊をテーマに描く映画『ヒキタさん! ご懐妊ですよ』では、お風呂上がりのシーンにすっぴんで登場した北川さん。スクリーンに映し出された透明美肌は、日々のケアの賜たまもの。
「カメラで寄るとメイクをしているとわかるので、より自然に、リアルに演じるためにノーメイクで臨みました。いつでもそうできるように、日々のお手入れはとにかく保湿。冬の乾燥対策として使っていたアイクリームを、一年中、目元と口元につけています。毎日続けているのは、朝の酵素ドリンクに、発酵食品の納豆とヨーグルト。ヨーグルトは大根下ろしとはちみつを入れて食べます。おなかに程よくたまるので、夜食にもおすすめです」
「夫婦役を実体験として演じられた。大切な人とは、意識して言葉を交わしお互いを理解し合いたい。」
映画では年の離れた夫を支えるしっかり者の妻を演じた。何気ない日常で夫にふと声をかけるシーンはあまりに自然で、北川さんのプライベートを見ているよう。
「私自身も結婚しているから、実体験として夫婦役を演じられました。今作は、これまで語られることの少なかったテーマを通して、家族が直面した大きな問題を共に乗り越えることの大切さをポップに描いているので、妊活にかかわらず共感してもらえる作品です」
見終わった後は「夫婦って素敵!」と思わずにいられない。
「いいときも大変なときも一蓮托生(いちれんたくしょう)なのが夫婦なのだと改めて思います。今作みたいに大切な人とは意識して言葉を交わし、お互いを理解し合いたいなと思うんです」
演じることへの情熱も、自分らしさへの思いも常にブレない。だからこそ信頼され、出演作が途切れない。そんな北川さんは40歳になるまでにちょっとした目標がある。
「20代は本当に仕事しかやってこなかったので、30代は『これをやった!』と言える趣味を見つけたくて。そして年相応に、日々を自然に積み重ねていきたいですね」
Profile
きたがわ・けいこ/1986年兵庫県生まれ。女優。近年の主な出演作に、NHK大河ドラマ『西郷どん』、主演映画『スマホを落としただけなのに』など。作家・ヒキタクニオの不妊治療エッセイを映画化した『ヒキタさん! ご懐妊ですよ』(10月4日公開)では、“男性不妊”の夫を支えながら夫婦で妊活に励む妻を好演。
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『美的』11月号掲載
撮影/吉田 崇(まきうらオフィス) ヘア&メイク/山口久勝(allure) スタイリスト/林 峻之 取材・文/松田亜子 構成/安井千恵
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。