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2019.2.6

シカゴをより楽しみたいならあのイベントシーズンが狙い目!【キレイになる旅Vol.61】

イベントごとを盛大に祝うイメージのある、アメリカ。女子同士でアメリカ旅行を計画するのであれば、色々なイベントが行われ、街全体が華やかに彩られるホリデーの時季は、外せないでしょう。

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実は、アメリカの祝祭日は年に10日間しかないのですが、個人が有給を消費して長期休暇とするパターンが多いようです。とりわけ1年の中でも、11月の第4木曜日のサンクスギビングデイ (感謝祭)から元旦までは、最も大切なホリデーシーズン!

そこで今回は、年末に向けて休暇モードに入ったアメリカの都市、シカゴで、温かみのあるホリデーシーズンを過ごした体験をレポートします。

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見逃せない! 感謝祭の朝に開催される大規模なパレード

感謝祭の日には街がお休みになり、全米各地でパレードが行われますが、私も今回、シカゴの「Uncle Dan’s Thanksgiving Day Parade」を観てきました。

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朝8時から、シカゴの「メイシーズ」前の大通りをメインに行われるパレードは、もう今年で85周年を迎えるそう! ダンサーや剣士たち、高校生のマーチングバンド、世界各国の民族衣装をまとった方のダンスや演奏、バルーンまで、さまざまに趣向を凝らしたグループが街を練り歩き、目を楽しませてくれます。

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11月末とはいえ、この日の朝の気温は0~1℃前後。持っている熱いお茶もすぐ冷たくなってしまいましたが(笑)、盛り上がりは最高潮でした。

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ホテルのレストランで、感謝祭のごちそうを体験!

パレードを観た後は、お待ちかねの食事! サンクスギビングデイは、開拓者が初めての収穫を神に感謝したことを記念に始まりましたが、現代では宗教的な意味は薄まり、家族や親族で食事をして一緒に過ごす日と言う意味合いが強くなっています。日本のお正月のような感じでしょうか。

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しかし、祝日のため街のレストランは休みのことが多く、「観光客はあまり感謝祭の食事にありつけないのでは?」と思っていたのですが、心配は無用。ホテルのレストランならゆっくりと豪華なごちそうがいただけて、アメリカの家庭の感謝祭の雰囲気を味わうことができます。

そこでこの日は、感謝祭のための特別ビュッフェが充実している「Trump International Hotel&Tower」の16Fにある、「Terrace 16」へ。

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天井が高く、モダンで居心地の良い空間。大きな窓から、シカゴの街並みが見渡せるのも魅力です。

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感謝祭の料理と言えば、七面鳥の丸焼き!

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クリスマスの定番である、ジンジャーブレッドマンと呼ばれるシナモンやナツメグの入った生姜味の人型のクッキーも、ホリデー気分を盛り上げてくれますよ。

 

感謝祭の夜は、アメリカンなBBQディナーを堪能

よく調べてみると、ホテルだけでなく街中にも、サンクスギビングデイの特別メニューを提供しているレストランがいくつかありました。そこで夜は、「Bub City」というザ、アメリカンなバーベキューレストランへ。

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店内にはカントリーミュージックがかかっていて、古き良きアメリカを感じられる雰囲気です。

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1人34.95ドル(約3,820円)のセットメニューをいただきましたが、メニューはターキーブレストにフライドターキーレッグ、ビッグサイズのソーセージからポテトやコーンブレッドなどお代わり自由のサイドメニュー、ピーカンパイ…と、まさに驚くほどの量。(写真は4人分)

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女子旅でワイワイといただきながら、典型的なアメリカの食事を楽しんでみてはいかがでしょうか?

色々なタイプの席からスポーツ観戦ができたり、有名な蒸留所の125種類以上のウイスキーが揃っていることもあり、男性客が多かったことも印象的です。

 

ミッドナイトの大セール、ブラックフライデーに参戦!

ボリュームたっぷりのディナーでお腹は十分満たされましたが、この日はまだ終われません。というのも、感謝祭の次の日の夜から(最近はショップによって開始が異なりますが)は、ブラックフライデーのセールが始まるのですから!

女子旅の大きな楽しみと言えば、買い物は外せないでしょう。大型のショッピングモールなどでは感謝祭の夜からセールを実施しているところも多く、私もこの日は眠い目をこすりながらも、シカゴ中心部から車で30分弱の2階建てアウトレットモール「Fashion Outlets of Chicago」へ。

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普段、深夜のこのあたりは閑散としているはずなのに、車がずらり! お店に入ると、人がごったがえしていて驚きました。開店から1時間ほど過ぎた23時ごろに着いたのですが、一部のラグジュアリーブランドの前にはすでに長蛇の列ができていて、数時間待ちという店舗まで!

私はアパレルブランドのショップでワンピースとTシャツを購入したのですが、レシートの時間が深夜0時をまわっているのを見ると、なんだか不思議な気持ちになりました。深夜のショッピングはお祝いムードでナチュラルハイになりがちですし、眠さや疲れもでてきて判断力が欠如しそうなので、色々と買い込みそうで危険ですね(笑)。

ブラックフライデーの日にはオールナイトでオープンしているお店も多いですが、ある程度、欲しいものを決めておき、時間を区切ってお買い物をすると良さそうです。また、深夜なのでショップへの行き帰りはウーバーやタクシーを利用するなど、安全にも気を配りましょう。

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寒い時季のシカゴなら、イベントに合わせて出かけると、何倍も楽しく過ごせるのでおすすめです。それに、アメリカの習慣やイベントを理解して計画を立てて行くことで、観光客もサンクスギビングデイを思いっきり楽しめることも分かりました。ホリデーはお店の営業時間が通常と異なる場合が多いので、ある程度下調べをしておくことがポイントですよ。

次回は、1年を通して楽しめる、シカゴの街歩きスポットをお届けします!

 

<取材協力>

Terrace 16>>

Bub City-Chicago>>

Fashion Outlets of Chicago>>

 

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ビューティ&トラベルライター
石原有起(いしはら・ゆき)

大学卒業後、女性誌やウェブサイトを中心に、美容、旅行関連の取材・執筆を行うほか、美容皮膚科医や美容師などの専門家や、メディアに向けたレターの製作、TV・ラジオ出演、講演など多方面で活動中。現在は、“旅=楽しむだけでなく、美を磨くためのエッセンス”と捉え、国内外を問わず、旅先で美容スポットを体当たりで巡る取材を多く行う。“人生を彩るために、美容する”がモットー。

■ブログ:http://yukiishihara.com/
■Instagram:@yukiishihara1112

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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