大学卒業後、女性誌やウェブサイトを中心に、美容、旅行関連の取材・執筆を行うほか、美容皮膚科医や美容師などの専門家や、メディアに向けたレターの製作、TV・ラジオ出演、講演など多方面で活動中。現在は、“旅=楽しむだけでなく、美を磨くためのエッセンス”と捉え、国内外を問わず、旅先で美容スポットを体当たりで巡る取材を多く行う。“人生を彩るために、美容する”がモットー。
■ブログ:http://yukiishihara.com/
■Instagram:@yukiishihara1112
東京・成田空港から直行便で約5時間、マカオ国際空港からは車で5分ほどの利便性が魅力な、マカオ・コタイ地区。
「サンズ リゾーツ マカオ」が展開する複合リゾートなどが立ち並び、今ではグルメ、ショッピング、エンターテインメント、さらにはリラクゼーションまで、大人女子が遊べるスポットがどんどん増えていることをご存知でしょうか?
そんなコタイストリップの中でも1番新しいリゾートが、滞在するだけでパリ気分が味わえる「ザ パリジャン マカオ (澳門巴黎人 ※以下、パリジャン)」。
とくに、6Fのプールやメリーゴーランドのあるエリアは、女子同士でも、お子さんと一緒でも満喫できるエンタメ揃い! 滞在中は、このエリアに何度も通うことになるでしょう。
美味しいものやショーを楽しんだ後は、6Fの「ル スパティーク」へ。2017年度に「ワールド ラグジュアリー スパ アワード」を受賞したという証に、期待が高まります。
海外のホテルでスパメニューを受けるとき、旅の疲れを癒したいという気持ちから、ボディメニューを選ぶ方が多いかもしれません。
私も普段はボディメニューを選ぶことが多いのですが、ここ「ル スパティーク」では、久しぶりにフェイシャルメニューをセレクト。その理由は、「Ling(リン)」のスパプロダクツを、体験してみたかったから!
日本未上陸の「Ling」は、香港で生まれ育ったLing Chanという女性がNYで始めたスキンケアブランド。
彼女は21歳のときにNYに移住し、美容業界でのキャリアをスタート。その後、中国らしさを残しつつもアメリカ文化の中に溶け込み、1984年にマンハッタンの57ストリートと5番街の交差点で最初のスパをオープンしたという経緯があります。
そして、エステティシャンの経験を活かし、1985年に彼女自身のスキンケアコレクションを開発し、“適切な角質ケアと水分・油分補給が大事!”というアジアの美容原則に基づいた独自のフェイシャルトリートメントを開発しました。
ミネラルオイル、ラノリン、人工香料などの刺激物質を含まない処方で、肌のバランスを整えることを目指しているブランドで、2013年には、一部のアイテムで「USDA(米農務省)認証オーガニック」も取得済。
スパトリートメントがアメリカ国外のスパサロンで受けられるのは、珍しいそうですよ!
「Ling」のスキンケアの歴史を紐解いたところで、いよいよスパルームへ。
笑顔が素敵なナナさんが、この日の担当セラピストです。
フェイシャルメインではあってもボディの施術も捨てがたく、特別にクイックも体験させていただきました。
グレープシードオイルのなめらかさを、最大限に活かすような圧の加減が素晴らしく、ナナさんがタイ出身という言葉に納得! 単純ながら、マッサージ大国・タイと聞くと、なんだか安心してしまいます(笑)。
いよいよ「ジンセンコラーゲンフェイシャル※」のコースがスタート。ココナッツ成分が入っているプロフェッショナル用のクレンジングミルクで、2度、汚れを浮き上がらせて落とします。
注目すべきは次のスクラブ。一気に甘い香りに包まれながら、くるくると肌の余分なものをオフ。
深く息を吸いながら、「甘いけど、バニラビーンズでもフィグでもない、なんだか懐かしいような…何だろう~」と思い、尋ねたところ“パンプキン+ハニー+アーモンド”という、ありそうでない、意外な素材の組み合わせでした。とても珍しかったので、「本当にパンプキン?」とナナさんにしつこく尋ねてしまいましたが(笑)。
スクラブの後は、エラスチンやコラーゲンが入った美容液をマッサージしながらなじませて終了。
彼女は、「パリジャン」でメインに施術を担当していますが、時には同じリゾート内の「コンラッド マカオ コタイ セントラル」や「ザ ヴェネチアン マカオ」などのホテルで、施術に入ることもあるとか。
11~12名のセラピストの中には男性も在籍。フィリピンやバリ島から来ている方もいるそうです。国際色豊かですね!
※「ジンセンコラーゲンフェイシャル」90分 MOP 1,230(平日)、MOP 1,290(週末)
名残惜しい最終日の夜は、エッフェル塔の上へ。
パリのエッフェル塔の1/2サイズと言えども、迫力は十分! まさにコタイ地区のランドマーク。
タワーの37Fは、たくさんの人であふれていました。高いところからあたりを見下ろすと、煌びやかな夜景とともに、建設中の建物もちらほら。
セルフィーを撮るのは、7Fの展望デッキからがおすすめです。「次に訪れるときには、また少し景色が変わっているのかな」と、マカオのさらなる発展が楽しみになる、華やかな夜でした。
<取材協力>
※The Parisian Macao (ザ パリジャン マカオ)>>https://jp.parisianmacao.com/
※Ling Skin Care(リンスキンケア)>>https://lingskincare.com/
大学卒業後、女性誌やウェブサイトを中心に、美容、旅行関連の取材・執筆を行うほか、美容皮膚科医や美容師などの専門家や、メディアに向けたレターの製作、TV・ラジオ出演、講演など多方面で活動中。現在は、“旅=楽しむだけでなく、美を磨くためのエッセンス”と捉え、国内外を問わず、旅先で美容スポットを体当たりで巡る取材を多く行う。“人生を彩るために、美容する”がモットー。
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