健康・ボディケア・リフレッシュニュース
2017.9.7

赤ら顔、冷え性、薄毛etc.の悩みに、 『毛細血管で細胞力は上がる』を読んで、細胞の力をアップ‼

健康と美容の両面に毛細血管が関係していることを知っていましたか?

メイクをゴシゴシ落としたり、紫外線による肌ダメージや、目元ケアに力を入れすぎて内出血をおこしたり、化粧水をなじませようと両手で頬をパンパン叩いて化粧水を浸透させたりする中で、知らず知らずに毛細血管を傷つけているのです。頬や鼻のまわりに赤くなった部分や血管が浮き出ている赤ら顔の原因も毛細血管が拡張していることが原因に。体のマッサージも強すぎると筋肉が炎症を起こし、後日揉み返しがくるのもそのせい。また女性の悩みに多いのが冷え性。これも毛細血管に関係しているのです。
私たちの体は毎日少しずつ新しい細胞と古い細胞が入れ替わって生まれ変わっています。毛細血管は年齢とともに劣化していき、毛細血管を傷つける習慣は、からだ全体にダメージを与えるのです。

では毛細血管に血栓ができないように生活する知識を身につけるには!

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熊本地震を経験し、エコノミークラス症候群の第一人者である橋本洋一郎医師のメッセージは、

①食生活 ②温める ③さする ④ゆする ⑤気持ちのケア。

たった5つのメソッドを続けるだけ!

毛細血管は栄養を細胞に直接届けることができる唯一の血管。毛細血管を元気にする食生活の基本的な考え方がこの本にはわかりやすく解説されています。

毛細血管を元気にする食生活は、体を温める食品、血流を促進する食品、血液をきれいにする食品を積極的に取り入れること。続いて、ぬるめのお風呂に毎日つかり、皮膚を温めて血流を促進し、細胞に栄養を届けやすくします。入浴する時間がないときは、蒸しタオルで顔の表面を温めるだけでも違うそうです。
痛気持ちいいマッサージをするよりも、手のひらで体の表面を繰り返し軽く摩擦し、なでるようにマッサージをし、毛細血管を刺激するほうが◎。
体が温まってきたら、寝る前にベッドで両手と両足を天井に向けて伸ばし、ブラブラさせてリラックスさせるとより効果大に。最後に、緊張やストレスを感じることがあっても、自分自身で気持ちを落ち着けてコントロールすることができれば、血圧や心拍数を上げずに済みます。ストレスは老廃物を細胞の周りから運び出せなくなり、細胞の老化や病気を引き起こします。
このように、5つのメソッドは、日常生活に抵抗なく取り入れられて、激しい運動習慣よりも長続きできる簡単さ。1週間続けるだけでも効果を実感できます。長寿・美容の鍵でもある毛細血管を元気にすることで、細胞に栄養が行き届き、日常でもまさかの時にでも自分を助けることに繋がります。知識こそが最善の予防とわかる。毛細血管をケアするための詳しい方法は『毛細血管で細胞力は上がる』に紹介されています。この先の健康と美容のための1冊。毛細血管を元気に保って、ベストな体調を維持し続けましょう。

 

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橋本洋一郎/熊本市立病院首席診療部長

1956年熊本県生まれ。熊本市民病院首席診療部長・
神経内科部長・リハビリテーション科部長・地域医療連携部長、
熊本大学医学部臨床教授、熊本保健科学大学客員教授。
1981年に鹿児島大学医学部卒業後、熊本大学医学部、国立循環器病センターなどを経て
熊本市民病院神経内科医長、部長、診療部長などを歴任し、2014年より現職。
脳卒中治療の第一人者である他にも、頭痛、リハビリテーション、
医療連携、神経症候学、禁煙、不眠症など専門分野も広い。
救急医療や地域医療連携の現場にも立ち、その経験を活かして、
脳卒中患者のリハビリから在宅医療まで一貫して質の高い医療を提供する
「熊本方式」というシステムを確立した実績を持つ。

 

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『毛細血管で細胞力は上がる』
橋本洋一郎/著 小学館 ¥1,200
>>https://www.shogakukan.co.jp/books/09310857

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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