中村ゆり42歳 “女優の愉しみ” をセルフィーでお届け【ゆりログVol.9】|美的GRAND
Heartful file ゆりログVol.9
衣装/すべてスタイリスト私物
年が明けてあっという間に3月。皆様いかがお過ごしですか?私は相変わらず、役をいただき、撮影をして、合間に友達と遊んだりおいしいものを食べに行ったり景色を見たり…と、充実した日々を過ごしています。
この半年は、5月に公開となる映画とドラマ『鬼平犯科帳』の撮影を、京都で行っていました。また、配信ドラマの仕事で日本の地方や海外でロケをしたり。ひとつひとつの役に時間をかけてひたすら向き合い、必死になって、お芝居を丁寧に積み上げられたという実感が残る半年でした。忙しい充実感も好きですが、40代になって、こういう贅沢な時間を過ごさせてもらえることは幸せです。四季を感じられる季節にさまざまな土地を訪ねられたのもよかったな。
一部でまだ公開中の映画『市子』では主人公の母親役を演じ、第37回高崎映画祭で最優秀助演俳優賞を受賞することができました。役とじっくり向き合ってきた、このタイミングで賞をいただけたことは、本当にうれしかったです。
『鬼平犯科帳』では、密偵のおまさという役を演じています。お話をいただいたときは、恥ずかしながら何もわかっていなくて、時代劇好きな知人に報告したら“ファンにめちゃめちゃ愛されている役だよ”と言われ、とたんにプレッシャーで怖くなりました。正解が見えづらい時代劇、そして密偵なので心情表現が少なく、苦悩しながら取り組みましたが、既に仕上がりも見て、少しホッとしたような気持ちでいます。機会があれば、ぜひ観ていただけたらうれしい限りです。
撮影で京都へ頻繁に足を運んでいます
昨年から撮影で京都へ定期的に足を運ぶ日々。空き時間ができたら遠出をしたり、贅沢な時間を過ごしています。
2月に放送されたNHK『あさイチ』の企画で、森田洋平アナウンサーと冬の京都を旅しました。
仁和寺ではだしの利いたおうどんをいただいて。
秋にはロケの合間に嵯峨嵐山でトロッコに乗り、紅葉を満喫。
地元・大阪の友達は一生ものの仲間です
京都で撮休日には、地元の友達を誘って遊びに。
YURI MARI時代の相方であり幼なじみでもあるMARIと、11月に万博記念公園で開催された花火大会へ。久しぶりに太陽の塔の中にも入り、岡本太郎さんのエネルギーをいただきました。
学生時代の友人と錦市場へ。とにかくにぎやかで、会話に入り込む隙がない程なんです。
地方から海外まで飛び回った半年間
2020年と2022に出演したドラマ『今夜はコの字で』(BSテレビ東京)のスペシャル版の撮影で、長野へ。しなの鉄道の、ろくもんという情緒あふれる列車に乗りました。
冬はとある撮影で北海道にいました。雪の上で1日の大半を過ごしていたので足が冷たかった…!
これまたとある撮影で、気候が逆の海外へ。
出演映画はお客様と一緒に観たい派
昨年12月に公開された出演映画『市子』を、映画館で見ました。関係者の試写に仕事で行けなかったこともあったのですが、出演した映画はお客様と一緒に観るのが好きです。皆さんの感情の揺れ動きが伝わってきて、うれしかったり考えさせられたり。公開中やこれから公開の地方もあるので、よろしければぜひご覧ください。
『美的』のパーティに登壇させていただきました
年末恒例、『美的』の年間ベストコスメ表彰パーティに、今年もお邪魔することができ、グランのモデルとして壇上でごあいさつもさせていただきました。毎回思うのですが、ビューティの世界って本当にパワフル。美容家の方々は迫力があってお肌もすごい!編集部の方々と交流もできて、また来年も頑張ろうと思った年末の1日。
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『美的GRAND』2024春号掲載
[全身カット] 撮影/高村瑞穂 ヘア&メイク/田中康世(NOUS) スタイリスト/後藤仁子 構成/大塚真里
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。