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2023.9.19

すね毛&うで毛処理ってどうしてる!? メンズ美容のプロが語るムダ毛ケアの正解【オレたちの「毛」問題】by『美的HEN』

男性専用の脱毛クリニックやサロンも増え、男性もムダ毛を処理して全身ツルツルにしたいというニーズが高まっている模様。とはいえ、ムダ毛処理にはお金も時間もかかるし、「本当にツルツルに整えるべきなのか」「すね毛やうで毛の処理の正解」はとっても気になる所。そこで今回は「男性も身だしなみとしての最低限のムダ毛ケアは必要」と語る美容ジャーナリストの加藤智一さんと、男性のムダ毛ケアの正解について考えていきます。

美容ジャーナリスト

加藤智一さん

20代以降の男性の「ムダ毛ケア事情」アンケートから見えてきたのは…「気になるけれどなにもしていない」という現実

女性と違って「ムダ毛ケアどうしてる?」などとざっくばらんにトークする機会も少ない男性。VIOやヒゲの脱毛も気になる所ではありますが、今回は日常生活を送るうえで露出している「うで」や、ハーフパンツなどをはくオフの日などに気になる「すね」の毛にフォーカス。「すね毛」「うで毛」は整えるべきなのか否か、を議論していきたいと思います! まずは「ムダ毛ケア事情」についてのアンケート結果(小学館『DIME』読者メルマガ・公式ホームページにて配布・回収。2023年8月下旬に実施。回答者は20代以降の男性56名)から。

Q1.すね毛やうで毛のお手入れでお悩みはありますか?

1位 濃い

2位 カミソリでの処理が面倒  

3位 特に悩みはない

1/3以上を占めたのが「濃くて気になる」という意見。次いで、カミソリで処理しているものの「すぐ生えてしまうので面倒」「カミソリ負けしてしまう」などのお悩み。さらに「気にならない」「剃るほどではない」「悩みはない」という、すね毛やうで毛の処理について問題視していない意見も意外にも多く…。

「ムダ毛処理を行っている男性は3割というデータも。人前に立つ職業やアスリート、またはジム通いなどが趣味の方、KPOPに憧れているなどご本人のキャラにより、ムダ毛を気にする人としない人が二分化していると言えます。また〝周りみんなやっているし〟と同調意識&ノリで、連れ立って脱毛に通っているというパターンも多いよう」(加藤智一さん)

Q2.すね毛やうで毛は必要だと思いますか?

必要ないと思う人がなんと6割越え! すね毛やうで毛はあってもなくてもさほど変わりはないから、いっそないほうがラク、というのが正直な所。

Q3.すね毛やうで毛はどのような状態でいたいですか?

アンケートに回答していただいた方がたまたま「毛に対する意識」が高い方が多かった可能性はあるものの、「すね毛・うで毛もつるつるスベスベでいたい」というニーズが約半数も! つるつるスベスベの方がいい、とパートナーからの要望も少ならからずある模様。

「この結果は意外でした。毛は薄ければさほど気にならないし、濃ければやはり目立って気になるし、もともとの毛深さも関係するパーソナルな問題でもあると思うのですが、美容男子がリアルに増えてきている証拠ですよね」(加藤智一さん)

Q4.すね毛のムダ毛ケアはどうしていますか?

すね毛が気になるものの「なにもしていない」人も多く、クリニックやエステサロンでの脱毛よりも「自宅で自分でお手入れしている」自力派が多数。

Q5.うで毛のケアはどうしていますか?

うで毛はすね毛よりも「なにもしていない」人が多く、「自宅でお手入れ」している人の割合も少ない結果に。

「すね毛もうで毛も生えていて当たり前ではありますが、ショートパンツをはいたり、水着になったときにやはり濃くて気になるのはすね毛。女性だとすね毛と腕毛の処理はセットのイメージがありますが、男性ならではの思考かもしれませんね」(加藤智一さん)

ちなみに…すね毛・うで毛の自宅でのお手入れはどうしている?

1位 カミソリ

2位 電動シェーバー

3位 電動トリマー

クリニックやサロンで脱毛をしている人も、合間でのケアにはカミソリや電動シェーバーを使っている人が多い模様。自宅でお手入をする理由としては「費用対効果」「お金も時間もかからない」「気になったときに手軽にケアできる」など。

カミソリは正直、肌を傷つける可能性があるのでおすすめできません。どうしてもカミソリを使いたい場合はフェイス用ではなく、ボディ用のカミソリを使うこと! ただ、できればこちらも電動シェーバーであらかじめ短く剃った後に、仕上げとして使うのがおすすめです。カミソリだけで処理しようとすると、目詰まりする可能性もあり、うまくキレイに仕上げることができません。3位の電動トリマーが最もおすすめのツール(理由など詳細は下記に)です。根気がある方、時間をかけられる方は家庭用の光美容器でムダ毛ケアするのもおすすめです」(加藤智一さん)

すね毛・うで毛の処理、正解はズバリ!?

「まったく無毛な状態をキープするのは手間も時間もかかるもの。もちろん、つるつるスベスベでいたい+お金も時間もかけられる方は、クリニックで医療脱毛をするのがベストだとは思います。エステやサロンでの脱毛は効果がないわけではありませんが、医療レベルよりはレーザー機器の出力が弱いため、最終的に時間もお金もかさんでしまうという場合も…。

実はムダ毛ケアは、正解がないというのが正直なところ! 自分自身やパートナーの趣味嗜好にも関係しますし、もともとの毛質、毛量によっても差があるからです。ケアしなくていいくらいもともと薄い人もいれば、そのままだと濃くモジャモジャなので、薄くして清潔感を出したいというニーズもありますよね。私個人的にはすね毛やうで毛は〝程々に手入れする〟のがちょうどいいと考えています。具体的には〝間引きをしている程度〟が、見た目的にも、手入れの頻度や見た目のキレイさを維持するうえでも、ちょうどいいのかな、と思います。ゼロか100かと考えがちだけれど、50とか40%と捉え、自分が納得でき、かつ無理のない程度に処理するのがおすすめです」(加藤智一さん)

イチオシは、1台で全身に使える高機能ボディ用トリマー

パナソニック ボディトリマー ER-GK82 ¥12,800(編集部調べ)

「このパナソニックのボディ用トリマーはとにかく優秀。身だしなみを整えるツールとして、1台持っていて損はないです! 肌に直接触れることなく、浮かして剃れるので、肌へのダメージが少ないのが◎。狙っている箇所をスマートかつ効率よく処理できるアイテム。すね毛や腕毛など気になる長く濃い毛を、短く整えて薄く見せることができます。しかも、すねや腕ならランダムに剃ったり、程よく残しながら剃っていったり…自分で調整しながら手軽に処理できるのもうれしいポイント」(加藤智一さん)

ここがスゴイ!

直刃なら素肌スレスレの約0.1mmの短さまで剃れ、アタッチメントをつければ2~12mmまで長さを調整可能。除毛から長さ調整まで、部位や好みに合わせて処理できる。

☑腕、脚のみならず、胸、手指から、ワキ、おへそ周り、VIOまで全身を1台でケアできる。

☑刃の先端が尖っていない丸みのあるガード刃を採用。カット刃が直接肌に触れない構造なので、やわらかい部分にも刃が食い込みにくくダメージレス。

☑V字ヘッドでOゾーンなどデリケートな部分もラクラク。

☑I字シェイプなので、部位に合わせて持ち方を変えられ、丸みや凹凸のある部分も、やさしいタッチでなでるようにケアすることが可能。

☑お風呂でボディソープなどですべりをよくしながらも使える防水仕様。刃を外さずに本体をまるごと洗えるのので清潔に使える。

 

より気軽にトライしたいなら、乾電池式のものもおすすめ!

フィリップス ボディグルーマー1000シリーズ ¥3,410(編集部調べ)

おすすめポイントは…

☑デリケートな肌を守る独自のスキンプロテクター付き。刃が肌に直接触れることなく快適に 0.5mm の長さに整えることが可能。

付属の3mmコームを装着すれば、前後両方向に毛をカット可能。処理しにくい部分もらくらくスムーズ。

☑濡れた状態でも乾いた状態でも使える防水仕様

☑乾電池式で軽量なので、旅先などへの携帯にも便利

 

「男性の場合、ムダ毛は脱毛したかったり、でも頭の毛は発毛させたかったり…と本当に忙しいのですが(笑)、これも欧米人のように頭皮や肌に溶け込むブロンズカラーの髪色ではなく、〝黒〟という存在感ある毛をもつアジア人ならではの悩みですよね。絶対につるつるスベスベにしなければならないわけでもないし、毛が生えているのがダメなわけでもないし…。毛だけに固執しすぎることなく程よくケアして、清潔感のある印象を目指してみてくださいね」(加藤智一さん)

 

『美的HEN』

新プロジェクト『美的HEN』は17年前からメンズ美容に取り組んできた『DIME』と、22年前から女性の美を発信してきた『美的』がタッグを組んだ新しいプロジェクト。プロの美容情報ニュースサイト『美的.com』と“知りたい”を深掘りするウェブマガジン『@DIME』上にそれぞれコラボ企画ページを立ち上げ、双方の視点からすべての人の美をサポートします!様々なカテゴリーを超えて、あらゆる人が美容を楽しむための情報をお届け予定。スキンケアの基本から、悩ましい“毛”問題、気になる最新グッズまで。『美的HEN』サイトをチェックして♪

*HENは、スウェーデンで「hon(彼女)」でも「han(彼)」でもない、ジェンダーニュートラルな三人称単数代名詞として使用されている言葉です。

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構成/門司紀子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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