韓国を溺愛する3人が集結! ビューティ、食、新エリアetc…ソウルの魅力を語ります♡
コロナ前から足しげく通い、昨年から渡韓を再開したソウルマスターたちが緊急集合。行くべきエリアなど惜しみなく教えてくれました。
\ソウルの魅力を語ります!/
『独特の空気感で買い物&食欲が刺激されまたすぐに行きたくなるのがソウル!』(一同)
フリーランスPR
渡邉明子さん
冬ソナ(’03年)で韓流ドラマにハマり、女優さんのツルツル肌に憧れて韓国コスメに興味をもつ。東大門の『nyu・nyu』で真夜中にアクセサリーを買うのも大好き。
美容エディター
村花杏子さん
『美的』ライター。韓国好きが高じて韓流雑誌の編集部に在籍した経験も。何十回と取材で渡韓。巡り巡って今は穏やかなソウル旅を満喫。カカオフレンズのアピーチグッズが大好き。
流行のエリアが様変わり。郊外の新たな街が人気急上昇
村花 いやー、3年ぶりにソウルに行ってきました。5月末に2泊3日で。海外旅行のリハビリのつもりでしたが、見たいところがありすぎて、一日2万歩くらい歩きました。やせたかも(笑)。
渡邉 わかる! いっぱい食べるけれどすごく歩くから、なんだかスッキリして帰ってきますよね。私は昨年の10月に3泊、今年の3月に3泊で行ってきました。7月末にも行く予定です。
村花 その都度、目的があるのですか?
渡邉 いちばんはミュージカル鑑賞。 いつもは日本でチケットを手配しますが、良いものがあれば現地でもチケットを買って観ます。 観劇の前後に食事や買い物を楽しむのがいつものパターン。 それと、 骨董が好きなので、『踏十里(タプシムニ)古美術通り』で掘り出し物を探したり…。 Georgeさんはお仕事で行くことが多いんですよね。
George はい、昨年の8月からほぼ毎月行っていて、10回以上。
村花・渡邉 わあー、それはうらやましい!!
George 私は、 韓国でヘア&メイクの仕事をしたり、美容室を体験したり、コスメショップを回ったり。何度行っても行きたいところが多くて飽きない です。
村花 最近、気に入ったエリアってそれぞれどこですか? 私は 聖水洞(ソンスドン)※1 かなあ。
\韓国のトレンド発信地、聖水洞(ソンスドン)/
“韓国のブルックリン”と称され、おしゃれソウル女子たちの聖地に。元は自動車工場や靴工場などが並ぶエリア。建物をリノベしたおしゃれなカフェやブティックが建ち並ぶ。
渡邉 私まだあまり開拓できてないんです。元々工業地帯なんですよね。
George 閉鎖した工場などを今どきのデザイナーやアーティストたちが改装して、カフェやギャラリー、レストランにリノベしているんです。 街も歩いている若者たちも皆、おしゃれで楽しい!
村花 アモーレパシフィックが運営している『アモーレ聖水(ソンス)』 は元自動車整備工場ですって。 アモーレグループの20以上あるコスメブランドの製品が一堂に会し、すべて試し放題。 テスターをモリモリ試しながらコスメが買えるって、なんだか久しぶりの高揚感。
渡邉 次回、絶対行かなきゃ! 私は 汝矣島(ヨイド)のデパート『ザ・ヒュンダイ・ソウル』に感動 したな。
\センスの塊! 美しい空間の『ザ・ヒュンダイ・ソウル』/
国会議事堂やテレビ局などが集まる汝矣島(ヨイド)に’21年2月にオープン。
地下鉄9号線 汝矣島駅 3番出口 地下直結
営業:月~木10:30~20:00、金~日・祝~20:30
George 特にB2階 でしょ!?
渡邉 そう! フロアの中央にコスメのセレクトコーナー『BE CLEAN』があって、そこに並んでいるコスメのおしゃれなこと。 見たことのないブランドのしゃれたコスメにハートを射貫かれました。全部欲しかったー。
George 私も大好き。今日もって来たんですけど、一番右のコレなーんだ?
村花 歯ブラシ?
George 残念! 実は、小鼻周りの毛穴掃除ブラシなんです。色がかわいいですよね。韓国の物価はコロナ禍前と比べて1割増しって感じですけれど、でも欧米と比べたらまだまだ安い。
渡邉 すごく便利だったのが「WOW PASS(ワウパス)」。日本円をチャージしてウォンで使えるカード。東大門(トンデムン)などの夜店以外はほぼほぼ使えました。いちいち両替所に行く必要がなくなったのは画期的でしたね。
\円でチャージ&ウォンで払えるプリペイドカード/
’22年7月からスタートしたサービス。T-money(交通カード)としてチャージすれば、切符を買う必要もなし。駅のキオスクや切符売り場、コンビニなどで購入できる。
村花 便利といえば「カカオタクシー」。アプリさえ入れておけば、すぐにタクシーが呼べて、行き先を先に登録するから間違いがなくて、今やマストだなと。
\韓国どこでもタクシーが呼べる便利アプリ/
どこでもタクシーを呼べる韓国最大の配車アプリ「カカオタクシー(Kakao T)」。目的地を設定後、料金やルートを事前に確認できるから初心者も使いやすい。
George 「NAVER MAP」のアプリも必要。グーグルマップ代わりで、これさえあればバスに乗ることもできます。 いやー、いろいろソウルは進化しています。
食は、以前から好きだった店を巡りつつ、新店舗も開拓
村花 食事はどうでした? 私、コロナ禍前に行っていたお店がなくなっていたりして惨敗。次回のためにおふたりに教えてほしいです。
渡邉 おお、それは残念。私が好きだったお店は、今も営業していてうれしかったです。 狎鴎亭(アックジョン)にある『チャンサラン』のパサップルコギや、広蔵市場(カンジャンシジャン)内の『プチョンユッケ』の活きダコとユッケ の変わらぬ味に泣けましたー。
George 東大門(トンデムン)のタッカンマリ通りも健在 でした。タッカンマリって、疲れていても元気になるし、コラーゲンでお肌プルプルに。何よりヘルシーだから、深夜に食べちゃっても罪悪感なし(なしではないか♡)。それと、 韓国はカフェが本当に多い ですよね。しかもどこも“映え”な素敵なお店ばかり!
村花 そうそう! カッコいい内観の『エスプレッソバー』も増えていて、思わず入っちゃった♪
渡邉 聖水洞の『CAFEハラボジ工場』とか『onion』 も良かったです。庭の緑やイケメン店員さんを眺めながら♡、歩き疲れた体が癒されてキレイになること間違いないです!
George 弘大(ホンデ)の上辺りの延南洞(ヨンナムドン)の路地裏とかが、カフェ天国 なんですよね。カフェ巡りも新しいソウルの楽しみ方のひとつ。そういえば私、ここ何回かのソウルでハマってしまったものがあって♪
渡邉・村花 聞きたい!
George ベーグルとチュロス なんです。 特に、狎鴎亭の『ロンドンベーグル ミュージアム 島山店』のベーグルは、最高すぎ ます!
\小腹がすいたときのおやつに/
大注目のベーグル屋さん『ロンドンベーグル ミュージアム』。
盆唐(プンダン)線 狎鴎亭(アックジョン)ロデオ駅 5番出口から徒歩6分。
渡邉 なんと!!そんなに?
George ふわもちっぷりと具のおいしさ。毎回最終日の朝8時に整理券をとるために並んで、買って帰っています。ほかのベーグルが食べられなくなる程美味♡ 絶対行ってみて。
村花 次回、必ず行きます!
友人へのお土産はナッツ。自分にはカスタマイズグッズ
村花 あと、明洞(ミョンドン)のナッツ屋さんの多さにびっくり。『HBAF』というナッツ屋さんが30歩に1店舗ベースであって。アソートを買って皆に配りました。
\お土産に/
『HBAF』。明洞のコスメストリートだったところが、今やナッツストリートに! コストコのように大きな店舗が林立。お土産に最適。
渡邉 私はごま油と韓国海苔が定番。基本、望遠(マンウォン)市場か、通仁(トンイン)市場で買います。香りや風味が良く、本当においしい。残念ながら国産ごま油の値段が1万ウォンも値上がりしていて(3万5千ウォン)、ここにご時世を感じましたね。
村花 聖水(ソンス)のおしゃれビル『LCDC』 にも掘り出し物ありましたよ。ネイルオイルとかお香とか石けんとか。そんなに高くなくて、気の利いたお土産に出合えます。また、デパートの『ザ・ヒュンダイ・ソウル』にも入っていますが、日本未上陸の洋服屋さん『Martin Kim』のエコバッグがかわいいんです。
\カフェとショッピングが楽しめるホットスポット/
’21年11月にオープン。“ストーリーを感じる”ファッションや文具、食器などの店を集めた4階建ての複合施設「LCDC SEOUL」。地下鉄2号線 聖水駅 3番出口より徒歩9分。
George 私のお気に入りは カスタムメイドできるナイキやアディダス、コンバースなどのTシャツやキャップ 。日本にはないサービスで、予約してから来店すると、その場で作ってくれます。江南(カンナム)のナイキがすいていて穴場です。
\韓国ならではのサービス!ワッペンでカスタマイズ/
ナイキの明洞店と江南店のサービス(NIKE BYYOU)。Tシャツやキャップに選んだワッペン(各W4,000)をつけてもらい、30分~60分後に受けとれる。アディダスやコンバースでも実施。
渡邉 わー、いい情報ありがとうございます。
村花 この間は、新しいエリアをつまみ食いしただけで、 深掘りできていないので、次回はひとつのエリアをしっかり開拓す るつもり。また皆で情報交換しましょうね!
一同 次も100%、ソウルを楽しみましょ♪
『美意識の高い人たちにとって魅力的な国。キレイを磨きにまたすぐ行きたい』(村花杏子さん)
『美容もエンタメも街も人も常に進化し続け、飽きさせないところが魅力』(渡邉明子さん)
『コスメ、ごはん、カフェ…何度行ってもまだまだ行きたいところがある!』(Georgeさん)
『美的』2023年9月号掲載
撮影/横山翔平(t.cube)、パク ヘジュ、イ スンホン コーディネーター/ジャヨンミ 構成/ジャヨンミ、小内衣子(PRIMADONNA)
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
17年前、韓国人女性の肌ってなんてキレイなんだ! ! と思って初韓国へ。現在は仕事も兼ねてほぼ毎月渡韓。