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2010.10.4

資生堂の“歴史”と“未来”を体感しに、パリのサンジェルマン・デ・プレへ!

ここフランスで、知らない女性はいないと言っても過言ではないほど人々の間に浸透している日本のビューティーメゾン、資生堂。数々の著名デパートなどにその商品がずらりと並び、調香師セルジュ・ルタンスは、パレ・ロワイヤルの回廊に香りの殿堂“レ・サロン・デュ・パレ・ロワイヤル・シセイドー”を堂々と構えています。
またその一方で、パリコレクションではショウを行うブランドのメイクの協賛を務めるなど、資生堂がフランスで活躍するようになってから、今年でついに30周年を迎えました。これを記念して、9月22日から10月10日までの約3週間に渡り、サンジェルマン・デ・プレ教会脇のオテル・ドゥ・ランダストリーで“URBAN ART BOX”と名付けられたウィンドウディスプレイ展が催されています。
9月23日にはここでV.I.Pやジャーナリストなど約300名を招き、大々的なセレモニーが開かれました。

この展覧会のキーワードとなるのは“6”という数字。今回、6名の若手アーティストたちを公募し、6つの化粧品のカテゴリーからそれぞれのテーマを選んで“未来の資生堂”を連想させるウィンドウディスプレイをサンジェルマン・デ・プレ広場に屋外展示し、一般投票によるコンテストが行われています。
6名の中から見事最優秀アーティストとして選ばれた人は、2011年の春、銀座の資生堂本社のウィンドウディスプレイを飾ることができるのです。この“6人のクリエーター”という発想は、1977年にジャン=シャルル・ド・カステルバジャックやティエリー・ミュグレー、クロード・モンタナなど6名のフレンチ・デザイナーを日本に招いて、東京、大阪など6都市で“6人のパリ”というファッションショウを開いたことに由来しています。

このショウの大成功をきっかけに、1982年以来、パリコレクションへの資生堂メーキャップ技術協力へと繋がり、現在もパリコレやオートクチュールコレクションでのヘア・メーキャップのスポンサーシップを続けているのです(“ティミスター”の2010年春夏オートクチュールコレクションも、しかり)。

また、オテル・ドゥ・ランダストリー内では、歴代の資生堂のウィンドウディスプレイの中から厳選した思い出深い30作品がフォトパネルにて展示されています。資生堂の“歴史”と“未来”に触れようと、多くのパリジャンたちが日々訪れているサンジェルマン・デ・プレ。
来年、銀座で資生堂本社のウィンドウを飾るアーティストに一体誰が選ばれるのか、今からとても楽しみです!

 

URBAN ART BOX[2010年9月22日〜10月10日まで開催]
(10時〜19時 入場無料)
Hôtel de l’Industrie
4, place-Saint Germain des Prés 75006 Paris

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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