“少女漫画の神様”萩尾望都さん、祝・デビュー50周年「萩尾望都 ポーの一族展」が松屋銀座にて開催
“少女マンガの神様”とも称される漫画家・萩尾望都さんのデビュー50周年を記念し、代表作である『ポーの一族』(小学館刊)を中心に、原画展が明日7月25日より松屋銀座8階イベントスクエアにて開催。オープニングイベントには萩尾さんに加え、元宝塚歌劇団花組トップ娘役・仙名彩世さんも来場。その様子や展示、グッズをレポートします。さらに仙名さんがナレーションを務めたコミックスのCMも公開。
■少女マンガを牽引し続ける萩尾望都さんの50年の想いとは?
高校生時代、手塚治虫さんのマンガに影響を受けて、マンガ家を目指した萩尾さん。1969年の雑誌デビューから50年、少女マンガ界で数々の名作を生み出してきました。50年を振り返って、「毎月、毎年、締め切りに追われていたら、いつの間にか50年も経っていました」と話します。「50年はひとつの節目。まだまだ描きたいものがあるから、頑張りたい」と、意欲的な姿勢で今後も新しい作品を生み出していくことを決意。
原画展を観て、「暗い色の壁に原稿が飾ってあるのが、浮き上がっているように見えて、とても印象的。宝塚の衣装も展示してあって、嬉しいです。皆様にもぜひ楽しんでほしいです」とコメント。
■300点以上の貴重な原画がずらり!宝塚歌劇コーナーも
会場には『ポーの一族』を中心に『トーマの心臓』(小学館刊)ほか数々の名作の原画が並んでいます。新作やこの展覧会のために描き下ろした原画や、予告カットなど300点以上に加え、スケッチブックや執筆風景も公開。また、宝塚歌劇のコーナーでは、2018年の花組公演『ポーの一族』から衣装や小道具を展示しています。
■ここでしか手に入らないグッズやコラボメニューも!
展覧会オリジナルグッズを含む250点以上の商品が会場で購入できます。松屋銀座8階レストランシティ「MGカフェ」では、コラボメニューも登場。
会場オリジナル ばらのエッセンス ¥2,700(税込)
■元“宝塚”仙名彩世さんも「世界観に引き込まれる」
オープンニングイベントには2018年の花組公演『ポーの一族』にて、シーラ・ポーツネル男爵夫人を演じた元宝塚歌劇団花組トップ娘役の仙名彩世さんが来場。会場を回られて、「入った瞬間から世界観に引き込まれる展示に、感動しました。2018年の舞台の衣装も、マンガからイメージをして再現されたもの。今回またここで観られて嬉しかったです。グッズも欲しくなるものばかり」と、萩尾先生への作品愛を語られました。
さらに、仙名さんは『ポーの一族』シリーズ最新コミックス『ポーの一族 ユニコーン』のCMナレーションも担当。そのCMがこちら。
少女マンガ世界に多大な影響を及ぼした「萩尾望都」の魅力に迫る原画展をぜひお楽しみください!
(C)萩尾望都/小学館
【デビュー50周年記念「萩尾望都 ポーの一族」】
日時:2019年7月25日~8月6日 10時~20時 ※日程によって時間が変更になる場合がございます。
会場:松屋銀座8階イベントスクエア(東京都中央区銀座3-6-6)
詳しくはこちら
撮影/黒石あみ(小学館)
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。