ライフスタイル特集
2015.2.19

買う前にチェック!お肌のために避けたい「化粧品のあの成分」

 

化粧品を選ぶとき、みなさんは何を見て判断していますか? 価格や理想の肌状態、口コミなど、色々な基準で選んでいるかと思います。せっかく使うなら、よりキレイになれる化粧品を選びたいですよね。

そこで今回は、化学成分を使用しないミネラルコスメブランド『MiMC』広報担当の小熊歩果さんにうかがった、化粧品選びで知っておくと得するポイントを3つご紹介します。

 

■1:シリコン入りの化粧水は避けるのがオススメ

スキンケアやメイクアイテムによく使用されるシリコン成分。パッケージには“〇〇ポリマー”や“〇〇シメチコン”と記載されていることが多いです。シリコン成分は、使用感を高めるためによく化粧水に配合されています。揮発性が高く、べたつかずサラッとした使用感が得られます。

しかし、シリコン成分配合の化粧水の使用は、例えるとラップを肌の上にのせているようなもの。ごはんが入った器にラップをかけると蒸気が外に逃げられず、ラップの内側に水滴がつきますよね。それと同じで、シリコンというラップをかけることで毛穴が長時間ふさがれてしまったり、皮膚が呼吸しづらくなってしまいます。

スキンケアアイテムではシリコン成分を使用しているものは避けた方が無難です。

 

■2:化粧水選びでは“活性剤”も要チェック

ほとんどのクレンジング剤や洗顔料に配合されている界面活性剤。化粧水には、“水添ヒマシ油”などの皮膚刺激の少ない活性剤を採用していることが多いです。界面活性剤を使用することで、浸透作用が高まったり、水に溶けにくいセラミドが溶けやすなったり、より保湿効果の高い化粧水になります。

しかし、 “◯◯硫酸ナトリウム”といった記載がされているものには注意が必要。クレンジング剤や洗顔料で使われることが多い洗浄力が比較的高いもので、皮膚への刺激も強いです。特に敏感肌の人は、 “◯◯硫酸ナトリウム”が使用されていない化粧水を選ぶとよいですよ。

 

■3:防腐剤は“保湿効果も得られるもの”がよりお得

ほとんどの化粧品に使用されている防腐剤。特に栄養がたっぷり含まれる化粧水ほど、開封後に菌が繁殖しやすいので、それを防ぐために配合されています。そんな防腐剤の中には、“防腐以外の効果”がある成分も存在します。

例えば、“ダイコン根発酵液”や“ワサビ根発酵エキス”などをはじめとした植物由来の天然防腐剤には、防腐効果だけでなく保湿力も高いものが多いのでおすすめです。防腐剤の中には作用が強すぎるものも存在するので、このような保湿効果も得られる天然防腐剤は安心して使えますよ。

 

以上、化粧品選びで知っておくと得するポイントを3つご紹介しました。化粧品選びのときの参考にしてみてくださいね。

 

初出:美レンジャー  ライター:玉村麻衣子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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