ライフスタイル特集
2016.12.29

寝ながらヤセル!「3・3・7睡眠法」をきちんと守るためにやるべき10か条 ~その1~

PR「3・3・7睡眠法」を行うためには、生活習慣の改善が重要になってきます。
まずは飲み物や食べ物から意識改善を心掛けて、睡眠の質を向上させて。

1日2Lの水(白湯)を飲んで体内をデトックス

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朝起きたら、まず常温の水か白湯を300~500ml飲み、以降も数回に分けて1日計2Lを摂取。
「起き抜けの水(白湯)は睡眠中に活動を抑えていた胃を活性化し、体を目覚めさせます。その後も、1日かけて水分をたくさんとることで老廃物が体から流出しやすくなり、代謝がUP。脂肪が燃えやすくなって、寝ながらキレイにヤセられます」(左藤先生)

 

夕食は寝る3時間前までに!遅いときは汁ものに

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「眠ってヤセたいなら、寝る前3時間以降は食べないこと。寝る直前に食事をすると、体は睡眠中も消化活動を続け、熟睡できなくなります。しかも糖質は成長ホルモンの分泌を抑えます。残業などで仕方なく遅くなるときは、時間に応じて、内容を軽くしていきましょう」(左藤先生)

\3時間を切るときは具材を徐々に減らして!/
寝る前1時間しかないなら、具のあるみそ汁やスープなどを腹7分目。30分前は、具や油分の少ないコンソメスープなどを腹6分目に。

 

食事は野菜を先に食べ、たんぱく質もしっかりとる

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「健康的にヤセるには、1日に両手のひら5杯分の野菜の摂取が目安。野菜から先に食べて、血糖値の急激な上昇を防ぎます。また、成長ホルモンの材料となるたんぱく質もしっかりとること。良質なたんぱく質は、質のいい眠りをサポートします」(左藤先生)

\たんぱく質は植物性:動物性を2:1に!/
1日のたんぱく質摂取必要量は体重をgに換えた量。体重が60kgなら植物性たんぱく質40g、動物性たんぱく質20gが目安。

 

キレイにヤセるには油も重要! オメガ9・6・3をバランス良くとる

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「油も、たんぱく質やビタミン・ミネラルと並んで、健康な体作り、質の高い眠りに欠かせない栄養素。ダイエットに油は禁物と決め込まず、体に良い油を選んできちんととりましょう」(左藤先生)

\調理はオリーブオイル中心で/
油のとり方は、オリーブオイルなど「オメガ9」を50~70%、残りを「オメガ6」と「オメガ3」で4:1が理想。

 

夜のドリンクはノンカフェインのハーブティーに

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「水(白湯)以外で、夜飲むのにおすすめは、ノンカフェインのハーブティー。リラックス効果が高く、眠りの質も良くなります」(左藤先生)。カモミール、ラベンダー、オレンジピールなど、気分を落ち着かせてくれるタイプのハーブが◎。

 

 

教えてくれたのは…

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佐藤桂子ヘルスプロモーション研究所所長 睡眠コンサルタント
左藤桂子先生
さとうけいこ/30年で3万人を治療した肥満外来担当医。現在は主宰の診療所所長としてダイエット指導、予防医学の啓蒙活動などに従事しつつ、健診や外来診療も。

 

 

撮影/松原敬子(人物)、フカヤマノリユキ(静物)イラスト/長谷川まきデザイン/最上真千子構成/つつみゆかり

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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