美的リーダーズ
2024.5.30

寝る前の簡単ヨガで自律神経を整えてキレイになろう

By 西林 さき

西林 さき

ベッドの上でのストレッチ。朝やると代謝アップに、夜やると自律神経を整えられる。いいことしかありません!

こんにちは!美的リーダーズの西林さきです。30代になり、同世代の友人からよく「以前と生活は変わっていないのにどんどん太っていく。20代の頃は数日食事を気をつけるだけでするりと戻っていたのに今はどれだけ頑張っても痩せない」といった話を聞きます。それ、体が出しているSOSサインの可能性があるかも…!

体からのSOS、いくつ当てはまる?

下記の項目に当てはまるものが多い方ほど、自律神経が乱れているかもしれません。

・寝ても休んでも疲労感がとれない、朝起きるのが辛い

・原因不明の不調が続いている

・首や肩、背中が凝っている

・便秘や下痢気味

・イライラしたり、気分が落ち込みやすい

・手足が冷たい

・生活は大きく変わっていないのに太りやすく痩せにくくなった

”自律神経”は美容にも深く関わっている!

放っておくと怖い自律神経の乱れ。PMSや更年期に影響も。

自律神経とは、体温、血圧、代謝、排便、内臓の働きなど、自分の意思とは関係なく身体の内側を調整してくれるもの。24時間365日休むことなく働き続けてくれています。自律神経は「交感神経」と「副交感神経」にわけられ、それぞれ異なる働きをしています。交感神経はいわゆるアクセル全開の状態で、身体が活発に活動するときに優位になります。副交感神経はブレーキを踏んだ状態で、休息する際に優位になります。この二つが環境や状況に応じて交互に働くことで身体を調整します。

自律神経の働きは1日の中でもリズムがあり、朝〜日中にかけては元気に活動するため交感神経が優位に、夕方から夜にかけては休息するために副交感神経が優位になります。しかし、現代人は携帯の見過ぎやストレスによってリズムが崩れ、交感神経が過活動になっている場合が多いそうです。

交感神経が優位になり続けていると血管が収縮して血流が悪くなり、結果手足が冷えたり、身体が凝ったり代謝の低下につながります。生活が変わっていないのに太りやすく痩せにくくなった方は、自律神経の乱れによって代謝が落ちているのかもしれません。

この状態を放置しておくと体内のバランス機能が崩れ、ホルモンバランスが乱れて肌が荒れたり、PMSのようなイライラ・気分の落ち込みなどにも繋がっていってしまう可能性も。

自律神経を整えるには、

・ヨガやストレッチで血流を良くする

・目覚めたら朝日を浴び、就寝前はできるだけ照明を暗くして過ごす

・就寝前は携帯やテレビなど明るいものを見ない

・湯船に浸かりリラックス

などがおすすめです。

自律神経を整える”リラックスヨガ”3選

今回は夜におすすめの、ベットの上でできるヨガポーズを3つご紹介します。まずは1週間続けて、翌朝の目覚めの変化などを観察してみてください。寝る前に3〜5呼吸ほどで動いてみてくださいね。

1.背中をほぐすCat&Cow

手順① 腕は肩幅、足は腰幅に開く。顎を軽く引き、背中はまっすぐな状態。

手順② 息を吐きながら背中を丸める。視線は膝の間。

手順③ 息を吸いながら背中を反らせる。お腹の伸びを感じて。

特に背中を丸める方は背面が伸びておすすめです。首の後ろまで力を抜いて頭からお尻の一番下まで大きなアーチを描くように動いてみましょう。

2.ねじりのキャット

手順① 腕は肩幅、足は腰幅に開く。顎を軽く引き、背中はまっすぐな状態。

手順② 腕を斜め前に出し、小指側を床につける。

手順③ 意気を吐きながら身体をねじり、脇を床の方へ落としていく。

猫背・巻き肩の人はぜひ、毎日やってほしいポーズです。

3.うさぎのポーズ

手順① 正座になり身体を丸めておでこを床につく。両手は顔の横。

手順② 意気を吐きながらお尻をあげる。頭頂の手前あたりが床に着いたらOK。

手でしっかりと床を押し、首を守ってください。生理中、貧血気味の方はこのポーズは控えましょう。

身体は自分が思っている以上によく働いてくれています。

1日の約3分の1の時間を使う睡眠。せっかく休むのなら自分の健康と美しさのために意味のある時間にしたいですよね。

1ポーズからでも良いのでぜひ寝る前の習慣にしてみてください。

 

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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西林 さき

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