【年間ベスコス特別寄稿】松井里加さん「もっと簡単に、さらに美しく個性美を追求できる時代へ」|美的GRAND
【YEAR’S BEST COSMETICS PROFESSIONAL’S REVIEW 2025】’25年の大人美容を識者が分析、総括
もっと簡単に、さらに美しく個性美を追求できる時代へーー松井里加
’25年のメイクトレンドとしてまず浮かぶのは、チークカラー。光や艶と融合し、軽く運動をしてすっきりとしたときの血色感やハリ艶を与えてくれるカラーと入れ方が台頭した1年だったように感じます。代表的なのは、SUQQUのブラーリング カラー ブラッシュ。07番は特に、わずかな黒みを帯びた色合いがリアルな血色感を演出するのに絶好でした。“血色のいい大人”に見せるには、広範囲に薄く入れることも大切。頰はもちろん、鼻筋に沿って縦に、さらにはあごにもさらっとのせましょう。そんな立体チークのトレンドと相まって、’25年はシェーディング人気も加速したように思います。自然な影を追求して生まれたグレイッシュトーンのものに注目が集まり、中でもルナソルのシークレットシェイドは、ほんのり油性味があって極めてなじみやすく、影になり切ってその隣の肌を光らせるイメージ。これは、私の年間マイベストコスメのひとつでもあります。
アイメイクのお話をすると、今期はシングルシャドウが豊作な印象でした。私がいちばん惹かれたのは、アディクションのマットカラーたち。薄いベージュやグレー系のカラーは骨格を自然に掘り起こすことができる上、まぶたの皮膚も美しく見え、大人こそ夢中になるはず。一方で、カラーパールがものすごくリッチなラ・ボーテ ルイ・ヴィトンのアイパレットに惹かれたのも事実。今年のトレンドでもあるモーヴブラウン系を中心に何色か買いそろえ、撮影現場でもよく使っています。
私は以前から、メイクを通してひとりひとり異なる骨格の美しさを引き出すことを意識してきました。チークやシェーディングを筆頭に立体美を自然に際立たせるアイテムの質が進化した’25年は、メイクがとても楽しい1年に。どの角度から見られても洗練された表情に仕上がり、メイクをした皆様方から驚きや感動の声をたくさんいただくことができました。素晴らしい製品の数々は化粧品メーカーの企業努力があってこそだと思います。さらなる進化を今後も楽しみにしています。

A. 大人のまぶたにもムラなくのびて粉っぽくならない。しゃれた陰影を与えるグレージュ(008M)と、洗練される黄みベージュ(002M)は必見。アディクション ザ アイシャドウ マット 上から/008M・002M 各¥2,200
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B. 毛穴ブラー効果もあり、艶やかな美肌に演出。薄ピンクのハイライトから淡い小豆色チークに移ろう設計も画期的、かつ便利。SUQQU ブラーリング カラー ブラッシュ 07 ¥6,600
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C. 美しくて健康的な素肌の艶感も再現。肌から浮きにくく、自然な影を与えつつもヘルシーな印象をキープ。カネボウ化粧品 ルナソル シークレットシェイド 01 ¥3,960
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※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
N.Y.を拠点に世界的コレクションにも参加した経歴をもち、エフォートレスモードな美しいメイク提案にファン多数。A.K.A所属。