肌老化を引き起すPM2.5や花粉…“ポリューション”対策法を医師が指南！

紫外線による光老化は、肌老化の原因の8割である」と、聞いたことがある人も少なくないはず。では残りの2割の原因は？ というと、大気汚染などの環境要因なのです。なかでも注目したいのが、PM2.5や黄砂、花粉です。詳しいお話を名古屋市立大学の加齢・環境皮膚科学教授の森田明理先生に伺いました。

花粉や黄砂アレルギーはPM2.5との「相乗効果」でより過敏に！

花粉や黄砂などは、元々自然界にあったものなので、厳密には汚染物質ではありません。ですが、大気中で花粉や黄砂にＰＭ２.５がくっつくと、アレルギー反応を起こしやすくなったり悪化したりするリスクがあります。

■花粉

今や年中無休でカユイ！
PM2.5が増えても花粉は増えませんが、花粉症患者増大の裏にはPM2.5の付着が大きく関係しています。

■黄砂

春になると空がかすむ
中国大陸内陸部の乾燥・砂漠地帯の土壌粒子が偏西風の影響で日本まで飛来する現象。その過程でPM2.5が付着している場合も。

＼日本全国の大気汚染状況を24時間モニタリング／
そらまめ君（環境省大気汚染物質広域監視システム）
http://soramame.taiki.go.jp

ポリューション対策には、まず体内に入れない工夫が大切

PM2.5の濃度が高いときや春先など花粉、黄砂のシーズンは外出時にはマスクや眼鏡を着用したり、長時間の屋外での運動は避けたりと、自分でできる対策を行いましょう。帰宅したら目を洗いうがいをするのも有効です。

＼マスクは肌当たりの優しいものを選んで／

長時間の着用も快適！
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□ 高フィットで隙間ができにくい
□ 花粉もPM ２.5もブロック
□ 耳が痛くなりにくい

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□ 顔に密着する伸縮性ポリウレタン素材
□ 花粉だけでなく紫外線もカット
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教えてくれたのは…

名古屋市立大学大学院医学研究科 加齢・環境皮膚科学 教授
医学博士・皮膚科専門医　森田明理先生
もりたあきみち／環境による皮膚の反応・変化、紫外線免疫、最新皮膚疾患治療、肌老化のメカニズムとアンチエイジングなどの専門家であり、大気汚染と肌の関係の研究における第一人者。

※価格表記に関して：2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。