ど～しても…パリパリ！「ヒドイ乾燥肌」に潤いを取り戻す解決策2つ

肌の潤い不足はシワやたるみなどを引き起し、老け顔の原因になることがあります。しかし、今の時期はただでさえ湿度が低いのに、寒さから暖房が欠かせないので、乾燥からはなかなか逃れられないですよね。

そんなときは、「しょうがない」と放置せずに、きちんとお手入れをしてあげることが大切です。

そこで今回はスキンケアアドバイザーの資格を持つ筆者が、ヒドイ乾燥肌を改善する解決策を2つご紹介します。

■1：コットンパックでたっぷり水分補給

乾燥している肌は皮脂分泌が少なく、角質層の水分量も低下している状態になっています。そんな肌には、洗顔後すぐにコットンパックをして、たっぷり水分を与えてあげましょう。

【コットンパックのやり方】

（1）化粧水をコットンに含み、軽く絞る

（2）1枚のコットンを均等の厚さになるように2枚に裂く

（3）乾燥が気になる部分にのせて、1～5分間放置する

（4）コットンを取って、乳液やクリームで化粧水の蒸発を防ぐために蓋をする

化粧水はたっぷりと使えるプチプラのものでOK。特に乾燥がヒドイときは、ビタミンA（レチノール）やビタミンEなど、皮膚表面を滑らかにする成分が配合されているものを選びましょう。

ただし、アルコールやエタノールを多く含んでいるものは、水分の蒸発が早いためパックには向かないので避けてくださいね。

また、保湿効果を期待して、長時間置きすぎるとかえって乾燥を招くこともあるので、しっとり系の化粧水であれば5分程度、さっぱり系の化粧水であれば1～2分程度を目安にしましょう。

日々のお手入れに加えるだけで、肌がしっとり潤い、透明感もアップますよ。

■2：スチーマーを使って浸透力アップ

ヒドイ乾燥肌には、スキンケアアイテムをただつけるだけでなく、しっかりと浸透させることが大切です。

しかし、肌の潤いを保つための角質層の水分が不足していると、せっかく化粧水や美容液をのせても、その成分はなかなか浸透しません。

そんなときは、スチーマーを使って角質層まで水分を届けてあげましょう。スチーマーの蒸気は粒子が細かいため、角質層まで水分が浸透しやすいのです。いつものスキンケアにプラスして行うことで、肌の奥にまで化粧品の有効成分を届けてくれる効果も期待できます。

また、温かい蒸気で血行が促進され、肌の新陳代謝がアップするので、くすみやたるみ、小ジワの改善にもつながります。また寒い日は温かい蒸気を浴びるとリラックス効果も得られるのでおすすめです。

乾燥した肌にメイクをしても、美しさは半減してしまいます！ 見て見ぬふりをせずに、しっかりと自分の肌と向き合い、日々のスキンケアと内からのケアで乾燥に負けない肌をつくりましょう。

初出:美レンジャー  ライター:クレメント理沙子

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