以前ブランド紹介とともにカモミールシリーズをご紹介したイヴ・ロシェから、その後に発売になったアイテム、来年早々に発売になる新製品をご案内します。
イヴ・ロシェは約60年に渡って植物を研究してきたフランスのブランド。発祥の地はフランス北西部ブルターニュ地方にある、ラ・ガシリです。創業者はブランド名になっているイヴ・ロシェ氏。彼の理念と植物の知識は、息子であるジャック、孫のブリスに受け継がれ、いまも製品のなかに息づいています。
2021年夏から発売になっているアイメイクリムーバーがとてもよいので、まずはこちらから。
ピュアブルエ アイメイクリムーバー 100mL ¥880
ブランドのベストセラー! ラ・ガシリの自社農園で有機栽培されたピュアブルエ(ヤグルマギク花エキス)と、保湿力の高いマカデミアナッツオイル配合で2層となっているクレンジングは、ウォータープルーフのアイメイクもしっかり落とす便利もの。クレンジングしながら目もとの保湿もかなえます。天然由来成分97%配合。
ピュアブルエとはヤグルマギクのことで南ヨーロッパおよび東ヨーロッパの荒れ地に生息するキク科の植物です。和名のヤグルマギクは、一重咲きの花が鯉のぼりの矢車に似ていることから名づけられたといわれています。イヴ・ロシェでは、ラ・ガシリに所有している60ヘクタールの自社農園で、1990年代からピュアブルエの有機栽培をスタート。毎年30トン近くを収穫し、花のつぼみ、葉、茎を乾燥させ水蒸気蒸留法で抽出しているそうです。
本当にこれはびっくりするくらいスッキリと目もとのメイクが落とせますし、拭き取った後もベタつきなどなくて爽やか。負担をかけずにアイメイクや眉メイクまできれいに取れるので重宝しています。
2022年に発売になる新製品は「海からの恵み」に着目した「ピュアアルギー」シリーズの2アイテムです。アルギーとは藻類の総称。そのなかの微細藻類「テトラセルミススエシカ」という、植物プランクトンの一種が使われています。天然資源を保護するため、管理のもとで栄養豊富な海水で培養され、光合成によって増殖する仕組みを採用。原料が枯渇したり海の生態系に影響を与えないよう考慮されています。
ピュアアルギー ミセラーウォーター 200mL ¥1,760(2022年1月1日発売)
コットンでやさしくふきとることで、クレンジング分子「ミセル」が肌の油性汚れ&水分汚れをひきつけて取り去ります。うるおいのためにブルターニュの海の恵み、微細藻類を配合。そしてこちらにもピュアブルエから採ったエキスが加えられています。そのほかイヌリン、フルクトオリゴ糖を配合で天然由来成分99%。容器は100%再生プラスチック原料です。
とても穏やかに汚れを拭き取ることができます。私はクリームか乳液で、おおまかにメイクを落としてから、仕上げの拭き取りとして使っています。
ピュアアルギー フェイスクリームマスク 75mL ¥1,980(2022年1月1日発売)
こちらは肌に塗って寝てしまうことができる集中ケアのクリームマスクで、肌の水分・油分バランスを整えます。ミセラーウォーターと同じく培養した微細藻類を配合。さらにイヌリン、フルクトオリゴ糖、ヒマワリ種子油配合。天然由来成分98%。週に2回程度、スキンケアの最後にクリーム代わりとして使います。
ブランドや製品についてより詳しいことは公式HPでどうぞ=>www.yvesrocher.jp
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。