美的MEN
スキンケアニュース
2026.6.22

疲れが取れません【中年男性、トキメキ美容沼へ vol.34】

こんにちは、ライターの伊藤聡と申します。私は男性のためのスキンケア本『電車の窓に映った自分が死んだ父に見えた日、スキンケアはじめました』(平凡社)を出しました。みなさんは、スキンケアに興味がありますか。スキンケアという言葉から、どんなことをイメージしますか? こちらの連載では、スキンケアに親しんでいく上で役に立つかもしれないあれこれをテーマに書いていきます。トライしてみれば楽しくて奥が深い、スキンケアの世界を一緒に探求していきましょう。

WRITING: 伊藤 聡(いとう・そう)

伊藤 聡(いとう・そう)

伊藤 聡(いとう・そう)

ライター

会社員兼ライター。50代にして美容の楽しさに目覚める。著書に『電車の窓に映った自分が死んだ父に見えた日、スキンケアはじめました』(平凡社刊)

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月曜ってなぜか疲れますよね

歳のせいか、疲れが如実に出るようになりました。さっそく悲しい書き出しで申し訳ありません。でも本当なんです。たとえば日曜の朝に洗濯物を干すとするじゃないですか。ところが日曜の夜に確認するとまだ生乾きで、では月曜に帰宅してから取り込もうとなるわけですが、月曜の朝から一日働いて家に帰ると、もう洗濯物を取り込む気力すらなくなっているのです。エネルギーが足りない。これは困ったものです。月曜って妙に疲れるんですよね。「干してある洗濯物を取り込む」なんて、計測すれば5分もかからない軽作業ですが、なぜか確定申告くらいメンドくさくて、どうにもやる気が起きません。そんな私の状況を見越したように、YouTubeの広告からは「家に帰ると、お風呂に入らずに寝ちゃうあなたに朗報です!」みたいなサプリの宣伝が流れてきます。どうして知っているのか。広告のターゲット層が完全に絞られているのがちょっと怖いです。たぶん、日々スマホを触っているとバレてしまうんでしょうね、洗濯物を取り込む気力すら出ず、床に座ってぼーっとしている私の様子が。そんなわけで、ない元気を出そうとがんばってはみるものの、平日の夜の疲れはどうしようもありません。ましてや洗濯物を畳むなんて、そんな元気が残っているはずもなく、畳まなきゃと思いつつ、すべてが床に散乱したまま翌朝を迎えます。

こうした疲労は肌にも影響してきます。何しろハリがない。そこで、レチノールのようなハリ効果のある成分の入ったスキンケア製品を使ってどうにか勢いを取り戻そうと試みるのですが、身体が疲れていると、レチノールの効き目にも限界があります。肌の元気がなくなっていくのは悲しいものです。そのせいでしょうか、先日インターネットテレビの番組に呼んでいただいたときも、視聴者から「この自称ライターのおじさん体力なさそう」「野菜を食べているのか」など容赦のないコメントが寄せられ、思わずうなだれました。元気のなさが、電波を通じて届いてしまったのだと思います。さてどうすればよいものか。長時間の睡眠も大事だとは思いますが、そもそも根本的な体力がないという実感があり、ランニングや筋トレのような基本の体力を増強させる方法を取るしか手がなさそうな気がしています。調べてみると、ビタミンB群や鉄分を摂るのが効果的だと情報があったため、ちょっとサプリなんかも買ってみたのですが、効いているかどうか自分ではまったくわかりません。きっと効いているであろうと自分に言い聞かせて飲んでいます。サプリの効き目って、どうやって測定するんでしょうか。まだ「効いてる!」と実感したことがありません。ほとんどおまじないですが、私はどうにかしてこの疲労から脱却したいのです。

 肌のトラブルもたいへん

また肌のかさつきもあります。単にうるおい不足だけであれば、保湿クリームなどでどうにかなりますが、私はかゆみに悩んでいるのです。季節の変わり目ごとに肌のかゆみが出て、つい肌をこすってしまったりすると、その部分がカサカサになってしまいます。これがつらい。かゆみ止めの軟膏で対処しますが、かゆみが強いと、もう軟膏をもってしても止められない。王蟲の群れみたいな激しいかゆみが、風の谷を襲ってくるのです。こちらも巨神兵なみに強力なかゆみ止めで迎え撃つのですが、どうしてもかないません。ドラッグストアへ行くと、さまざまな種類のかゆみ止めがたくさん売っていて、肌のかゆみに悩んでいる人って多いんだな、と感じました。思い切ってまわりの人に相談してみたら、「私もかゆみがあります」と答える人が意外に多くて驚いたものです。あまりに肌のかゆみが強いと、何だか人生まるごと嫌になってくるというか、泣きたくなってしまいますよね。みなさんはどうされていますか。年齢とともに肌の代謝や水分の保持力が落ちているのだと思いますが、こればっかりはどうしようもありません。どうがんばっても歳は取るので……。疲れにくわえてストレスがたまっているのでは、という意見もありましたが、ストレスを受けないようにする方法ってどうすればいいんでしょうか。仮に仕事が原因だったとしても「仕事やめちゃう」なんてわけにはいかないし、毎日を生きていかなくてはならない。ストレスってどんなに避けようとしても向こうから衝突してきてしまうので、対処法がないのです。

疲れ、ストレス、肌のかゆみ。そんな身体トラブルつづきの私によく効く、お助けアイテムをご紹介。美的7月号の付録についていた、アヌアの「PDRNヒアルロン酸カプセル100セラム」です。試しに使ってみたところ、肌にうるおいとハリがよみがえってくるような感触があり、たいへん気に入りました。これはいいアイテムですね。肌が「艶めく」という形容詞がぴったりの、とてもすばらしい製品で、肌に塗ったときのしっとりとした感触がみごと。まずは化粧水でうるおいを入れてから、この製品を使用し、最後に乳液でまとめる、というシンプルケアでもじゅうぶんに効果があると思います。スポイトで必要分を取って使うのですが、効果を実感したくて、やや多めに使っています。うるおいの入り方が好きです。気になる方はぜひ使ってみてほしいです。いまの私は、この製品でどうにかうるおいを保っています。

疲れていると身だしなみも雑になってきます。疲れても、清潔な感じは保ちたいですよね。中年男性だと眉毛がボーボーになる現象が起きやすい。眉毛を一定の長さに整える便利アイテム(眉用トリマー)が比較的安価で売っていますので、ぜひ入手して、まゆ毛をすっきりさせてみてください。不揃いな眉にさっと通すだけで、どうにか見られる状態にしてくれます。私が疲れているときは、まゆ毛、あごのまわりの毛などがだらしなくなる傾向があります。外側も内側も、どうにか疲れを取っていきたいのですが、そんなむずかしい作業が可能なのか、少し不安な私でした。

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

WRITING: 伊藤 聡(いとう・そう)

会社員兼ライター。50代にして美容の楽しさに目覚める。著書に『電車の窓に映った自分が死んだ父に見えた日、スキンケアはじめました』(平凡社刊)

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