メイクアップニュース
2020.12.31

美容のプロが分析|“マスク映えメイク”が主流になった2020年、2021年はどうなる?

様々な変化のあった2020年でしたが、美容界では、これから「新名品」となるであろう優秀コスメが数多く誕生、熱狂を呼びました。消費の冷え込みがいわれた年だったのですが、とても元気でしたね。そんな2020年について、美容エディターの大塚真里さん、ヘア&メイクアップ アーティストの中山友恵さん、トータルビューティ アドバイザーの水井真理子さんにビューティ事情を伺いました!

2020年のビューティ、こんなことが話題になりました

マスク生活になり、メイクにもスキンケアにも変化が

大塚 2020年はライフスタイルも価値観も、あらゆる意味で大きな変化が起こった1年でした。

水井 人と顔を合わせる機会が減り、外出時はマスクが欠かせなくなったことで、美容習慣や選ぶコスメにも変化がありましたよね。

中山 いい意味での変化は受容していきたいのですが、“マスクで顔が隠れてラク”という気持ちが生まれてしまうのは切ないです。マスクがはずせて、メイクをまた楽しいと思える日が早く来ることを願います!

大塚 確かに、美容を提案する側の私たちの中にも、顔が見えないのはラクでいい、という気持ちが芽生えていた気が…。時期が来たらまた全開でおしゃれを楽しみたいですね。

水井 メイクを毎日しなくなり、素肌美に目覚めた方も多かったですよね。そういう意味では、新たに良い価値観が生まれたと感じています。

クリーンで温もり感のある“マスク映えメイク”が主流に

【2020年のキーワード 1】オレンジ

マスクで暗くなりがちな顔に明るさと透明感を
2019年に始まったオレンジアイメイクのトレンドが、今年のマスクメイクにマッチ。暖色系ブラウンやレッドも含め、目元を明るく演出。

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温かみのあるブラウングラデ+オレンジベージュ。
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【2020年のキーワード 2】コンシーラー

マスクべースメイクやオンラインメイクに活躍!
マスクから出ている目元のカバーだけでなく、オンライン会議前のミニマムメイクにも大活躍。特にリキッドコンシーラーが人気でした。

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大ヒット!
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【2020年のキーワード 3】マットリップ

マスクを外した唇に血色感を。色移りしない点が◎
グロスに代わり、マスク移りしないという観点で人気が出たマットリップ。長年あったものですが、2020年ついに市民権を得た感が!

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霧がかかったように柔らかなセミマット。
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優秀なコスメがあれば、暮らしも快適になる

大塚 数年前から今年の初頭まで、鮮やか色のリップメイクが一大トレンドになっていましたが、マスク生活でいったん終了となりました。ブラウンリップがもはや懐かしい…。

水井 その分、アイメイクや眉に軸を置くメイク提案が流行りましたね。中山さんはどうでしたか?

中山 顔全体のバランスを大事にしたいので、アイメイクだけ!という提案はほぼしなかったのですが、使う色はオレンジや温もり感のあるブラウンなど、血色感のあるものを選んでいました。そういった色を軽めにのせて、明るくクリーンな印象のメイクを提案していましたね。

大塚 確かに、雑誌の誌面作りでも、クリーンでミニマムな世界観に心惹かれる1年でした。

中山 マスクは顔を暗く見せるので、できるだけ見えている部分は影を減らし、明るさを演出したいなと思いました。肌は目の周りだけでなく眉間の明るさも重要なので、コンシーラーを取り入れたり。コスメではありませんが、前髪を上げるスタイリングもよく取り入れました。

水井 ファンデーションがマスクにつくのがイヤだったり、オンライン会議でも気になる部分だけカバーすればOKだったりと、ファンデーションを使う機会が減った分、コンシーラーは活躍しましたね。

大塚 リップはマスクで隠れているけれど、マスクを取るときに見えるから、レスしていいわけでもない。だから、マットタイプのリップでマスク汚れを防ぐ人が多かったと思います。唇が乾かないマットリップの新作が多くて、そこは楽しめました!

水井 優秀なコスメがあれば、美しくなれるだけでなく暮らしが快適になることを改めて知った1年でした。

そして2021年はどうなりそう…?

新しい日常を楽しくするコスメが、きっと誕生する

大塚 最後に、今、誰もが回答に最も困るであろう質問です。’21年の美容はどうなると思う…?

水井 ウイルスの状況が読めないから、まさに難問です。しかし、最近の状況からもこの先まだまだマスクが手放せないということは明らか。そして、この状況下で約1年が過ぎ、美容の悩みも表面化してきたので、2021年はそれに対応するコスメが続々と発表されるのでは?

中山 春の新色が徐々にお披露目されていますが、ピンクや淡いグレーのアイテムが多い印象です。マスクに合う新たなクリーンメイクを提案できたらと思っています。

大塚 私は、これだけスキンケア意識が高まった今、メイクをしている間、日中もスキンケアできるようなメイクコスメが増える気がします。

水井 既にいくつか出ていますね。

大塚 新しい日常を楽しくしてくれるコスメの誕生が楽しみです!

 

水井予測マスク時代にフィットした製品が続々登場するかも
中山予測春はピンクやグレーのメイクがトレンドになりそう
大塚予測スキンケアとメイクがますます融合する予感

 

美容エディター

大塚真里さん

本企画を担当。メイクとスキンケアともに雑誌で企画を担当し、リサーチに余念がない。

ヘア&メイクアップ アーティスト

中山友恵さん

女性誌で毎月多くのメイク特集を担当。女子をかわいく見せるコスメを熟知している。

トータルビューティ アドバイザー

水井真理子さん

雑誌やWebでスキンケアの指南役として活躍中。プライべートエステサロンも運営。

『美的』2021年2月号 掲載
撮影/渡邉宏基 イラスト/Shapre 構成/大塚真里

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