よく聞く「コントロールカラー」って何?下地とは違うの?
くま、くすみ、赤み・・・。肌色をきれいに補正するには、コントロールカラーが必須。
〝使い方が難しそう〟と思いがちですが、色選び&基本の塗り方を覚えれば、肌は見違えるほどきれいに見えます。
お話を伺ったのは・・・
\そもそもコントロールカラーって? その基本をおさらい!/
Q.そもそも、コントロールカラーの役割って?
A.くま、くすみ、赤み、etc.色の悩みを〝補色〟で打ち消します
「赤み、黄み、青みなど、肌にあるさまざまな色の悩みに対し、正反対の性質をもつ色のコントロールカラーを重ねることで、まるでなかったかのように消すことができます。左図を参考に、悩みに対応するカラーをセレクトして」(大山さん)
Q.コントロールカラーでカバーできないものは?
A.シミやニキビなど、点の悩み
「点のカバーに関しては、コンシーラーの方が適役。コントロールカラーは、あくまで色ムラやくすみといった〝面〟の悩みに対して効果を発揮します」(中山さん)、「コンシーラーを重ねる前提で、ベースをトーンアップしておくのは効果的!」(大山さん)
Q.コントロールカラーを塗ると本当に見た目に違いが出るの?
A.実証!ここまで変わります!
「くすみに適した色でカバーし、肌色を均一に整えるだけで、一気に〝素肌がキレイな人〟に! ファンデーションの厚塗り防止にもなりますよ」(中山さん)
〈すっぴん〉
〈コントロールカラーのみ〉
Q.コントロールカラーと下地は別もの?重ねて使ってもいいの?
A.それぞれ役割が異なるので、重ねて使用してもOK
「下地は肌表面をなめらかに整えて、ファンデーションの仕上がりを上げるもの。コントロールカラーは、色の悩みに特化して、特定範囲をカバーするもの」(中山さん)、「各社で定義は異なりますが、下地兼コントロールカラーといったアイテムもあります」(梁さん)
Q.最近のコントロールカラーはどう進化している?
A.機能性や形状が多様化し、質感もより使いやすく進化
「下地と一体型のハイブリッドなものが定番になっていたり、ピンポイントにカバーできるスティックタイプが出たりと多種多様に。また以前は白浮きするイメージもありましたが、今は肌にすっと溶け込みながらカバーできる優秀なテクスチャーのものが増えています」(梁さん)
Q.1度に何色も使うのはあり?
A.もちろんあり!ただし2色までがベター
「例えばくまにはオレンジを、頰の赤みにはブルーを、といったように、異なるパーツに使うのはOK。ただ色を重ねてしまうと逆にくすんだり、色の特性が消えてしまうので、2色までにとどめた方が仕上がりが安定します」(梁さん)
コントロールカラーの詳しい使い方はこちらをチェック>>https://www.biteki.com/make-up/make-up-face-catalog/base-makeup/191115
撮影/齋藤裕也(t.cube・人物)、河野 望(静物) ヘア&メーク/中山友恵(Three PEACE) スタイリスト/小川未久(人物)、山本瑶奈(静物) モデル/工藤陽美 デザイン/最上真千子 構成/野澤早織
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。