池田エライザが演じる夏の夕顔メイク|“くすんだ赤”が美しい儚げメイクにトライ
静脈を思わせる血色カラーが美しい。池田エライザさんが夏の「夕顔」をイメージしたメイクに挑戦。
池田エライザ、夏暮色に染まる。【夕顔】
くすんだ赤が美しい、静脈を思わせる儚い血色
夏の夕方、
ひっそりと人知れず咲く。
純白を守り抜くたくましさ、
ひと晩しか咲かない潔さを、
私ももち合わせていたなら、
きっとこんな結末は迎えなかった。
そんな感情をつゆ知らず、
楚々と咲く夕顔が
羨ましくて
悪戯に摘んで
物思いに耽る午後。
柔肌のように
しっとりと
湿り気を帯びた花びら。
指先が覚えている
あの人の面影。
使用アイテム
A.温かみのあるまぶたを作る赤みブラウンの濃淡。
マキアージュ ドラマティックスタイリングアイズS RD332 ¥3,080
B.透けるように、艷やかに発色するプラムピンクのチーク。
ローラ メルシエ ブラッシュ カラー インフュージョン 03 ¥3,850
C.ミネラル×植物由来成分からなるナチュラル処方。シックなバーガンディー。
ベアミネラル ミネラリスト リップ グロスバーム ワンダー ¥3,520
メイク方法
夕顔の儚さを静脈のような落ち着いた血色カラーで表現。Aの右側の色をアイホール全体に入れたら、左下の色を下まぶた全体に。にじませるような赤みで目元をぐるっと囲む。Bのチークは、大きいブラシで頬に広く淡くオン。Cのリップグロスは全体に。ぽってりさせず薄膜を意識すると、より切なく儚げに。
PROFILE
いけだ・えらいざ。1996年生まれ。福岡県出身。豊かな表現力を武器に、映画やドラマ、広告など多方面で活躍中。2020年に公開し、初監督を務めた『夏、至るころ』のDVDが’21年7月2日に発売予定。
『美的』2021年8月号掲載
撮影/アキタカオリ(人物)、渡辺修身(静物) メイク/秋鹿裕子(W) ヘア/YUUK(W) スタイリスト/石関靖子(人物)、大島有華(静物) 構成/杉浦由佳子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。