池田エライザが演じる夏の夕立メイク|SHISEIDOのアイシャドウで夏の躍動感を演出
理由もなく切なくなる、はかなく美しい瞬間を池田エライザさんが「夕立」のテーマでメイクに閉じ込めました。
池田エライザ、夏暮色に染まる。【夕立】
湿度を帯びた寒色で、雨に際立つ透明感
いつの間にか先回りが
上手になった毎日に“予想外”は堪(こた)える。
降るとわかっていた雨と
不意に降る雨は、同じ雨でもまったく違う。
ついてないな…の気持ちが頭をよぎった瞬間、
前髪から落ちた滴が頬を伝う。
冷静さを取り戻す、肌温マイナス1℃の感触。
見上げた空に同居する、晴れ間と雨雲。
ドラマティックな程の矛盾とコントラストは
今の時期しか味わえない、夏の躍動感そのもの。
使用アイテム
A.金属を思わせるクールで硬質な輝きのマルチカラー。
SHISEIDO オーラデュウ プリズム 01 ¥3,960
B.ブラウン感覚で使える彩度を抑えたバイオレット。
SHISEIDO マイクロライナーインク 09 ¥3,850
C.モーヴかがったムードたっぷりのローズ。クリーミィな質感で、見たままの色が発色。
ローラ メルシエ ルージュ エッセンシャル シルキー クリーム リップスティック 14 ¥3,960
メイク方法
ポイントはクールな印象を与える寒色でまとめたメイク。目元はAを指でまぶたの中央にのせたら、左右にラフに塗り広げる。色というよりシャープな輝きでまぶたを明るく彩るイメージで。Bのライナーは上まつげの中央を除いた左右と下まぶたに細く。リップは、Cをシンプルにじか塗り。チークレスで、とことんクールに転ばせるのが◎。
PROFILE
いけだ・えらいざ。1996年生まれ。福岡県出身。豊かな表現力を武器に、映画やドラマ、広告など多方面で活躍中。2020年に公開し、初監督を務めた『夏、至るころ』のDVDが’21年7月2日に発売予定。
『美的』2021年8月号掲載
撮影/アキタカオリ(人物)、渡辺修身(静物) メイク/秋鹿裕子(W) ヘア/YUUK(W) スタイリスト/石関靖子(人物)、大島有華(静物) 構成/杉浦由佳子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。