もとから“まつげがキレイな人”と思わせるクリニークの名品マスカラ|伝説名品コスメ
『美的』20年の歴史の中で、「やっぱりこれはすごい」「何回リピートしても手放せない」と、スタッフやヘア&メイクさんが愛し続けている名品があります。編集部で厳選した「メイクコスメの名品」を美容賢者たちの紡ぐ、美しい言葉と共にご紹介します。
名品「クリニーク ラッシュ パワーマスカラ ロングウェアリングフォーミュラ」
毛先に向かうにつれてスッと長く。品の良いまつげがエレガントさを生む
細く短い毛までキャッチする、コンパクトなストレートブラシが秀逸。まつげ全体を根元からとかし上げるように塗り、しなやかにロングアップさせれば、もとから“まつげがキレイな人”と思わせる自然な仕上がりに。深い漆黒で、瞳も凜と美しく。
全1色 ¥3,850
綴るのは
ビューティディレクター・天野佳代子さん
“盛る”だけじゃないまつげの魅力を開花
マスカラに求めるのは、長くて太くて、厚い束感をつけること。それらがあれば、アイメイクは完成、目力をフルにすれば顔も引き締まる、同時に自信もつく、さあ胸を張って出かけよう…! というように、マスカラは目元、顔だけじゃなくて、心に勢いをつけてくれるアイテムだと思っていました。だから、できるだけ長く、できるだけボリューミーに仕上がるマスカラを“良し”としていました。
その価値観をガラリと変えてくれたのが、ラッシュパワー。発売当時、“繊細まつげ”というキャッチに不安を覚えつつ、実際につけてみれば、自分のまつげながら、仕上がりの美しさに思わず陶酔してしまった程。
根元が太く、毛先に行くに従い細くなっていく、いわゆる先細りまつげで、マスカラの痕跡を感じさせない仕上がり。いつものたくましいまつげの派手さはない分、目元に知性とピュアさが生まれて、とってもエレガント。
リリースを読むとさらに納得。短くて下向きなアジア人特有のまつげのために作られたマスカラで、マスカラなしでもたっぷりなまつげを誇る、欧米人のような美まつげに仕上がるように設計されているのです。
マスカラの仕上がりは1択ではないということを教えてくれた名品です。
『美的』2021年5月号掲載
撮影/三宮幹史(TRIVAL/人物)、魚地武弘(TENT/静物) ヘア&メイク/paku☆chan(Three PEACE) スタイリスト/平田雅子 モデル/比留川 游 構成/越後有希子、松村有希子
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。