メイクHOW TO
2019.6.14

ぶきっちょさんはメイク美人にはなれない?真相を専門家に直撃!

日常生活で生まれる美容の疑問を専門家に答えてもらうこのコーナー。今回は、“メイク”について。美しいメイクに必要なのは、ズバリ技術って…ウソ? ホント? ヘア&メイクアップアーティストの小田切ヒロさんにお答えいただきます。

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Q: ぶきっちょさんはメイク美人にはなれない?

最新の美容情報は常にキャッチ、流行のメイクはすぐに試してみるという、美意識とアンテナキャッチ度が高い女性も多いですよね。でも、知識があって、テクニックを知っていても、手先が器用じゃないとメイク美人にはなれないんじゃない? そんな不安がありますが……。ぶきっちょさんはメイク美人になれないんでしょうか。

さっそく、この疑問を小田切ヒロさんにぶつけてみました! 果たして答えは……?

 

A:半分ホント、半分ウソ

「美しいメイクにはもちろんテクニックも必要。ですが、それよりも重要なのが心、すなわち“メンタル”です。

フェイスライン、パーツメイク……と一生懸命にメイクをする人が多いと思いますが、意識次第でメイクの表情はいくらでも変わります」(小田切さん・以下「」内同)

香りと照明、音楽で“目指す顔”を引き寄せる

「ただメイクをするよりも、女性らしい、艶っぽさなど、メイクに表情をもたせるためには、まず目指すべき顔をイメージすること。さらに、香りと照明、音楽の3種の神器がマストとなります。

メイクをするときには、照明は自然光を取り入れ、なりたいイメージに合わせて香りと音楽をセレクトしましょう。とくに香水は、手首につけてからメイクをすることで自然と顔周りに香りが漂い、その力でマインドが引っ張られるはず。マインドをなりたいイメージへ引き寄せてからメイクへ入ることで、自ずとそこへ近づいていきます。

逆にメイクをするのが面倒だと思うのなら、いっそメイクをしない方がいい。面倒臭いと思いながらメイクをすると、そういう顔になっちゃう」

肌を慈しむ!小鳥タッチでスピーディーに

「マインドが整ったら、いよいよメイクへ。このときに気をつけるべきポイントは、手で顔に触れるときのタッチの仕方。スキンケアもベースメイクも、肌には絶対に強く触れずに、やさしく行いましょう。

小さくて愛くるしい小鳥に触れるような、通称“小鳥タッチ”で、肌をやさしく慈しみながら、スピーディーに。メイクが上手な人の特徴でもあります」

香りを味方につける!夜は一日の浄化を

「僕自身、ここ最近は香水ブーム! ブランドはすべてジョーマローンで揃えていて、なかでも限定のブロサッムズは、爽やかなものから、リフレッシュ、ロマンティックと心が弾むような香りが勢ぞろいしています。ぜひ試してみて。

ちなみに、夜はシーソルトが入った『ジョーマローン ウッド セージ&シー ソルト コロン』を纏って、1日の浄化を行います」

 

ヘア&メイクアップアーティスト
小田切ヒロ
LA DONNA所属。藤原美智子氏に師事。ナチュラルからリアルモード、ハイファッションまで幅広いメイクテクニックと、独自の審美眼で語る美のセオリーと格言は、多くの女性から熱く支持。著書は『小田切流小顔道 自分でつくるキレイで、人生を変える』(講談社)、『大人のキレイの新ルール 捨てる美容』(世界文化社)、『美容中毒』(幻冬舎)。 ■インスタアカウント:hiro.odagiri

文/木土さや

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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