メイクHOW TO
2015.8.10

おっ…私にも出来る!プロ技で「モデル級の艶ナチュ肌」に仕上がるベース術

女性ファッション誌のモデルを見て、「こんな自然なツヤ肌になりたい」と思ったことはありませんか? 実はベースメイクのポイントを数ヵ所押さえるだけで、モデルのような透明感あふれるツヤ肌に近づくことができるのです!

そこで今回は、『AneCan』『Domani』などの女性誌のヘアメイクとしても活躍されている『HAIRDIMENSION 表参道』のスタイリスト・中西雄二さんにうかがった、透明感あふれるツヤ肌ベースメイクの秘訣をご紹介します。

 

■流行は断然ナチュラルなツヤ肌!おすすめファンデはリキッド

中西さんのお話によると、ここ数年のメイクの流行は“ナチュラルなツヤ肌”だそう。しっかりとファンデーションを塗り込むのではなく、極力薄くのばしてツヤのある素肌感を意識するのがポイント。

そのため、ファンデーションはパウダータイプよりもリキッドタイプがおすすめ。パウダータイプは、上手につけないと白浮きしたり、粉っぽくなったりして老けた印象につながることも。ナチュラルなツヤ肌を目指すなら、断然リキッドファンデーションがおすすめです。

 

■ナチュラルなツヤ肌を作る3ステップ

(1)スキンケア時の乳液マッサージで肌のくすみ解消&血色UP

ファンデーションを薄くのばすからこそ大切なのは、素肌のコンディション。特に朝イチの肌はくすみがちなので、スキンケア時にマッサージするのがおすすめです。むくみやくすみ解消につながり、肌にハリとツヤが出てきます。

まずは、眉頭の下のくぼみにあるツボをグッと上に押し上げます。このツボを刺激することで、目のまわりの血行がよくなります。その後、顔全体に乳液をのばし、薬指と中指を使用して目の上下を、顔の内側から外側に向かって少し強めにマッサージします。

頬も同様に内側から外側に、少し上に引き上げるつもりで数ヵ所マッサージします。特に頬骨の下は老廃物が溜まりやすいで、指でグッと老廃物を押し出すようなイメージでマッサージします。

最後に耳の後ろから首筋にかけて何度かさすってあげて、老廃物を流したら終了です。メイク前に1分このマッサージを行うだけで肌がパッと明るくなります。ファンデーションを薄づきにするからこそ、毎日のスキンケアは重要です。

(2)ファンデーションは顔の中心部分のみでOK

ファンデーションは、生え際やフェイスラインぎりぎりまで塗り込むのではなく、顔の中心部分のみに伸ばします。気になるシミや色ムラは顔の中心部分にあるので、頬や額などの面積が広い場所がカバーできていれば問題ありません。

まずは頬や額など面積が広い部分にファンデーションのせ、それを外側にのばします。生え際やフェイスラインは、パフに残ったものをなじませる程度でOK。生え際やフェイスラインにあえてファンデーションをのせないことで顔に陰影がつき、自然な立体感も生まれます。

(3)透明パウダーをブラシでふんわりのせる

ツヤ肌を活かすも殺すもパウダー次第。色選びやのせ方も重要です。ベージュやピンクなど色味があるものを使用すると仕上がりの肌色が変わり、首の色と合わなくなる可能性もあるので、色味がないものを選ぶのがポイント。マットタイプよりも少しパールが入ったものがおすすめです。

また、せっかくのツヤ感を維持するためにも、のせすぎは厳禁。大きめで毛がやわらかいブラシを使い、パウダーを少しずつとってふんわりのせるとキレイに仕上がります。夏はアイメイクが目の下ににじみやすいので、目の下にもパウダーをのせてサラサラにしておくと、にじみにくくなりますよ!

 

以上、ツヤ肌ベースメイクの秘訣をご紹介しました。これらを参考に、モデルのようなツヤツヤのナチュラル肌を目指してくださいね。

 

初出:美レンジャー  ライター:玉村麻衣子

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

この記事をシェアする

facebook Pinterest twitter

関連記事を読む

あなたにおすすめの記事