メイクHOW TO
2016.11.5

2mmで生まれる「アイメイク」の違和感!鍵を握る2つのポイントとは

毎日メイクをする中で、「今日なんか変……」と仕上がりが不安になるときはありませんか? その違和感、じつはアイメイクのちょっとしたバランスに問題があるかもしれません。アイメイクは、顔全体の印象を変える大事な部分。そのため、細かい部分でも、少しバランスが崩れてしまうと、一気に違和感を感じてしまうようになるんです。

そこで今回は、美容ライターとして活動する筆者が、“アイメイクで顔全体のバランスを整える”ポイントをご紹介します。

 

■眉の印象はミリ単位で変わる

アーチ型や直線型など、眉毛の描き方にこだわる方は多いと思います。しかし、意外と重要なのが眉尻の高さと眉間の幅です。この二点を自分の顔に合わせることで、仕上がりの印象はガラッと変わります!

(1)眉頭と眉尻の高さは水平に

まずは、眉尻の位置です。どの眉の形でも、眉尻の高さが悪いとアンバランスに見えてしまいます。眉尻の位置は、眉頭の下の部分から結んだ線が水平になる位置で止めましょう(上画像の赤い点線を参照)。眉頭より、眉尻が上がりすぎてしまうとキツイ印象に、下がりすぎてしまうと間の抜けた印象に見えやすいです。この位置を覚えておくと、ゴールが明確になるため、眉のアーチも自然に描くことができます。

(2)自分の顔に合わせて眉間の幅を決める

もう一つのポイントは、眉間の幅を顔に合わせることです。眉が始まる位置は目頭より少し内側、小鼻の終わりからまっすぐ上にぶつかった部分が基本の位置です(上画像の青い線を参照)。

ほんの2〜3mmであっても、眉間のバランスをくずしてしまうと不自然に見えることが多いので気をつけましょう。

 

■アイラインは目の形に合わせない

次は、アイメイクのポイントであるアイラインです。「すっぴんの方が目が大きく見えた……?」となんだかアイメイクが、うまくいかないときもありますよね。

下画像Aは、目尻のアイラインを目の形に合わせて下げてしまったもの、下画像Bは、目尻から延長線上に引っ張ったものです。画像Aは、目尻が不自然に下がって見えます。さらに、目尻を下向きに囲ってしまうことで、目が小さく見えてしまうことが! 下画像を見てわかるように、アイラインは目尻によって印象が変わります。

まず、アイラインを目頭から描き、下まぶたにつながる“くの字部分”手前でストップします(下画像の黄色い点を参照)。

上画像の黄色い点からは、目の延長線上を意識し、斜め上に向かって引っ張りましょう。

このとき失敗しないコツは、目尻の部分だけ目を開けまま描くといいです。全体のバランスを確かめながら、ちょんちょんと少しずつ描き足すと、うまく描くことができます。反対側の目尻を描く際は鏡を離し、片方のラインに合わせて同じ様に描き足してください。

 

顔のパーツは小さいため、バランス一つで印象が変わります。一つ一つは小さな変化ですが、やるとやらないのでは、かなり違いがでてきます。「今日のメイク、何かが違う……」と感じたときは、ぜひ上記の二ヵ所を参考にしてみてくださいね。

 

初出:美レンジャー  ライター:鈴木たかこ

※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。

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